開催概要
■第16回京都学生祭典テーマ
2003年に始まった京都学生祭典は16回目を無事終えることができました。この祭典は、京都の学生で組織する京都学生祭典実行委員会が中心となって企画・運営し、京都府や京都市、経済団体、大学、地域が「オール京都」体制でバックアップしていることに特徴を持つ全国でも珍しい取り組みです。
実行委員会は、10月に開催する京都学生祭典当日の企画・運営だけでなく、祭典から誕生したオリジナル創作おどり「京炎 そでふれ!」を用いた交流企画や地域でのイベント参加など、1年間を通じた交流活動も盛んに行っています。
第16回目の迎えた2018年度は、「きょうを繋ぐ」をテーマに、京都学生祭典と京都中を繋ぎ、全国・世界へ京都の魅力を発信し、第20回、30回へと続く京都学生祭典の未来へと繋げるよう活動に励んでまいりました。
▼本祭当日の様子は下記画像をクリックしていただきますとご覧いただけます▼
第16回京都学生祭典(本祭)
日 程 | 2018年10月7日(日) 11:00-19:00(※一部企画のみ19:30まで) |
会 場 | 平安神宮前・岡崎プロムナード一帯 (京都市左京区) |
主 催 | 京都学生祭典実行委員会 |
共 催 | 京都学生祭典組織委員会(京都府/京都市/京都商工会議所/一般社団法人京都経済同友会/公益財団法人 大学コンソーシアム京都) |
特別協力 | 平安神宮 |
16回本祭実施企画
15回分の京都学生祭典の伝統を残しながら、第20回の開催に向けた新たな一歩として、第16回目ならではの全く新しい京都学生祭典の魅力や可能性を伝えられるような本祭を目指し、
今まで以上に来場者参加型の企画を取り入れ、各コンテンツの見せ方・楽しませ方にも新しさを取り入れることで、京都学生祭典の新しい魅力を感じていただける本祭を開催し、また、京都学生祭典が、より地域に根ざし、愛され、学生が魅力を感じて、より学生に浸透していく祭り、そして京都三大祭りに肩並べた「京都四大祭り」となることを目標に取り組んできました。
<参考>第16回京都学生祭典本祭の様子
下記画像をクリックしていただくと、学生が作成しましたページをご覧いただけます
第16回京都学生祭典 年間活動紹介
1.第16回京都学生祭典 1ヵ月前フェスティバル開催
下記画像をクリックしていただくとプレイベントの詳細をご覧いただけます
学生の力で京都を盛り上げ、「学生のまち」京都ならではの魅力をより多くの方に知っていただくとともに、10月7日の本祭に向けて京都中を盛り上げる契機イベントを実施しました。
2.国際交流企画
企画主旨
第13回から実施している京都学生祭典の国際化の取組みを第16回でも継続しました。今年度は、「つなげよう 世界と京都と学生と」を国際交流のテーマに掲げ、留学生がより楽しめる企画作りをし、京都にもう一度来たいと思ってもらえるような企画を実施致しました。
国際交流活動実施スケジュール(2018年度)
5月13日 | 国際交流企画(ミッション形式ツアー) ※荒天のため中止 |
8月8日 | 打ち水@伏見稲荷大社 |
8月22日 | 打ち水@平安神宮前 |
9月1日 | 第16回京都学生祭典 1ヵ月前フェスティバル |
9月5日 | お掃除大作戦(岡崎地域) |
9月15日 | イオン企画 |
9月18日 | 岡崎レッドカーペット |
10月7日 | 祭16回京都学生祭典本祭 |
11月24日 | 第13回京都留学生体育祭 |
3.地域交流活動
企画主旨
実行委員会では、京都学生祭典の会場である岡崎地域やこれまでの活動でご縁をいただいた地域の方々と交流することで日頃の感謝の気持ちを伝えつつ、祭典に向けての協力関係を築いてまいりました。
- 地域の安全を守る夜間パトロール(月2回)京都岡崎・安寧地域
- 地域の美化を目指したクリーンアップ活動(月1回程度)京都岡崎・安寧・梅逕・鴨川
- 地域の環境問題に取り組む打ち水活動(夏季)京都岡崎・伏見地域
- 地域の祭りへの参加(夏季)京都岡崎・安寧・梅逕・三条・紫竹地域
4.その他の通年活動
- オリジナル創作おどり『京炎 そでふれ!』の普及活動
(京都市内外の保育園・幼稚園・小学校・中学校・ 高等学校等、出前教室等) - 活動紹介、本祭告知を目的とした広報活動、PR活動(京都市内にて)
京都学生祭典は、本祭のみならず地域に愛される、地域に根付いた「祭」を目指し、地域の皆様と共に年間を通じた日々の活動を今後も行っていきます。
5.第16回京都学生祭典 国外での活動実績
♦京炎 そでふれ! 香港 旧正月インターナショナル・ナイトパレード
企画趣旨
京都学生祭典 京炎 そでふれ!は、香港政府観光局より日本の代表として招待を受け、
香港の九龍地区チムサアチョイにて行われる「旧正月インターナショナル・ナイト・パレード」(2018年2月16日(金)(ナイトパレード)、17日(土)(ステージパフォーマンス))に出演し、京炎そでふれ!を披露しました。パレードには香港の地元の団体のほかに、京都学生祭典 京炎 そでふれ!やフランスのキャバレー音楽とダンス、オランダのストリートサーカスなど海外からの招待団体も参加しました。
今回の京炎そでふれ!のパフォーマンスは、毎年10月に平安神宮前・岡崎プロムナード一帯で開催しています、京都学生祭典本祭のGrand Finaleで披露している「京炎そでふれ!スペシャルバージョン」に、和傘や扇子を加えた特別なアレンジを加え、演舞を行い、京都の学生の燃えるような熱い想い、勢いや力強さ、そして学生が創り出す新たな文化の魅力を世界に発信することができ、良い経験をさせていただきました。
〈参考〉【香港パレード】
ご参考までに2017年に行われたパレードの様子が分かる動画サイトをお知らせします。
https://www.youtube.com/watch?v=FoPQ9TPlWl4
【概要】香港旧正月 インターナショナル・ナイト・パレード
日 時 | 2018年2月16日(金)PM8:00~9:45 |
場 所 | チムサアチョイ |
主 催 | 香港政府観光局 |
学生支援
学生の成長プログラム
大学コンソーシアム京都では、学生自身が「主体的につくり上げること」を基本に、学生の日々の活動をサポートしており、主体的な活動によって接する多種多様な人々との「交流」や「経験」が新たな「気づき」や「学び」となって学生の成長につながることを期待しています。
具体的には、学生の活動を一つのプロジェクトに見立て、部署ごとに一つの目標に向かい、成果を出すことに重点を置いたPDCAサイクルの手法を取り入れ、活動の円滑な遂行と事業の改善、事業の継続的発展を目標に掲げ、以下の支援方法を推進することで学生の成長を促す仕組みづくりに取り組んできました。
京都学生祭典におけるPDCAサイクル〈写真:第16回の時のもの〉
- 計画期(11~5月頃):スタート研修・企画立案・組織体制づくり
- 試行期(5~9月頃):プレ企画(本祭を模した中規模企画)の実施
- 検証期(6~8月頃):中間振り返り会実施
- 実行期(10月):本祭
- 成果発信(10~11月頃):事後振り返り会、成果報告会の実施
〈研修実績〉
・計画期「スタート研修」
日程 | 2018年3月22日(木)18:30-21:00 |
場所 | キャンパスプラザ京都 |
講師 | 森 正美氏(京都文教大学 総合社会学部 教授) |
参加人数 | 実行委員30名 |
内容 | 京都学生祭典を運営するにあたり、一人ひとりがどのように祭典に対して働きかけ、活動目標に向かっていくのかを理解する。 また、組織全体での情報共有、同じ目標に向かって取り組む姿勢を取得した。 |
・検証期「中間振返り会」台風接近の為、実施中止
・成果発信「事後振り返り会」
日程 | 2018年10月11日(木)18:30-21:20 |
場所 | キャンパスプラザ京都 |
講師 | 森 正美氏(京都文教大学 総合社会学部 教授) |
参加人数 | 実行委員65名 |
内容 | 本祭を終え、実行委員それぞれに対し、京都学生祭典での活動や成果が何を意味していたのか、そこから何を学び、次なるステージにどう活かすのか、個人・グループワークなどを通じて言語化して振り返り、自分の活動を今後の自信につなげる機会した。 |
・成果発信「成果報告会」
日程 | 2018年11月22日(木)17:00-18:10 |
場所 | キャンパスプラザ京都 |
内容 | 京都学生祭典のすべての関係者を対象に、年間活動概要、ならびに京都学生祭典の組織としての成果を報告し、将来を見据えた課題や展望を発表。 ※報告ポイント:コンセプト・目標・概要・成果・学んだこと(京都学生祭典の活動趣旨を踏まえて) |
実施報告
10月7日(日)、第16回京都学生祭典は多くの方にご来場いただき、大盛況のうちに無事閉祭致しました。
今年度の本祭は直前までは台風の影響で、開催するかどうか心配ではありましたが、
当日は暑いくらいの秋晴れと天候にめぐまれ、全てのプログラムを滞りなく実施することができました。
ご来場くださいました皆様、並びに本祭開催にあたり多方面にてご支援くださいましたすべての皆さまに御礼申し上げ、開催のご報告とさせて頂きます。
京都学生祭典組織委員会の一翼を担う当財団では、京都学生祭典開催に向けての支援に加え、1年間の活動を学生の成長の機会として捉え、年間を通じた支援体制を行っています。来場者アンケートにおいては、年間を通しての取組みが直接的な集客につながらなかった部分も見受けられました。しかし、1年間の活動経験が、学生の自信や学びにつながったことと実感しております。17回目を迎えるにあたり、実行委員会を支援する体制を引き続き整備していきます。ご来場くださいました皆様、並びに本事業開催にあたり多方面にてご支援くださいましたすべての皆様に深くお礼申し上げます。
第16回京都学生祭典本祭実績
■総来場者数
154,000人(※実行委員調べ)
■参加学生数
実行委員 | 282名(25大学、1短期大学) |
短期ボランティアスタッフ | 176名(25大学、2短期大学) |
学生MC | 13名(京都11名、大阪1名、兵庫1名) |
おどり手 | 1,156名(各大学ホストチーム12大学) |
留学生実行委員 | 8名(タイ5名、アメリカ1名、インドネシア1名、台湾1名) |
合計 | 1,635名 |
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