2022年度

 

事業概要

高等教育機関における教育研究の高度化・複雑化に伴い、2017年からSDが義務化され、教員・職員がより一層の資質向上を図り、教職協働を推進することが望まれます。
また、高等教育機関を取り巻く環境の変化は激しく、大学職員に対しては、広い知見と高度な専門性の獲得がより一層強く求められています。
SD共同研修プログラムは、職員の能力向上や大学業務の効率化・高度化を目的に、スケールメリットを活かした各加盟大学等の経費削減を目指した事業です。
大学を越えた情報交換やネットワークづくりの機会としてもご活用ください。

2022年度SD共同研修プログラム

開催概要

プログラム 開催日時 定員
知るほどなっとくビジネスマナー 5月25日(水)
13:00~17:00
20名
問題が見えれば、仕事が分かる! ―問題分析のコツ 6月15日(水)
13:00~17:00
30名
メンバーが「育つ」チーム作り
―プロティアン・キャリア理論に学ぶ自律型人材
7月6日(水)
13:00~17:00
20名
頭の中をすっきり視覚化!マインドマップ活用術 7月27日(水)
13:00~17:00
20名
学校法人会計から見える大学経営と業務 8月4日(木)
14:00~17:00
40名
大学職員業務、補助金獲得への道 9月22日(木)
14:00~17:00
25名
これからの大学職員“アカデミックアドバイザー”(基礎) 11月18日(金)
14:00~17:00
20名
中途退学予防最前線 12月15日(木)
14:00~17:00
20名
主 催:
公益財団法人 大学コンソーシアム京都

知るほどなっとくビジネスマナー

1.研修概要

  • 大学職員としての必要な知識やビジネスマナー、仕事の進め方の基本を学び、職務・職場への適応力を身につけます。
  • マナーとは仕事を進めるための「重大な技法」であることへの理解から始まります。マナーを、仕事を円滑に進めるための技法と捉えれば、相手にどう映るかを考えなくてはなりません。身だしなみやあいさつをはじめ、お客さまの迎え方、電話のかけ方、敬語の使い方等々の各種マナーの「型」もきっちり身につけていきます。
  • 若手職員の配属先で起きる問題は、話すことに関わるものがほとんどです。たとえば、報告がない、敬語が使えない、電話に出ない、ネガティブ発言をするなど。つまり、新人や若手教育で重要な、“社会人としての話し方”へのアプローチをお伝えします。

2.研修運営のポイント

  • 講義(知識注入)~演習(実践)の流れを項目ごとに設けることで、「インプット ⇒ アウトプットによる実践力の強化」を実現します。また、理解していることが必ずしも実践できるものではない、という理解にもつなげます。
  • 講義、演習、講師コメントを要所に取り入れ、受講者の集中力や受講意欲を継続させます。
日 時
2022年5月25日(水)13:00~17:00
会 場
キャンパスプラザ京都
※ ただし、開催日に緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が京都府に発出された場合、オンライン開催(Zoom ミーティング)に変更いたします。
※ 研修概要を必ずご確認ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)

※ 新規採用職員(専任・嘱託・契約・臨時職員)から、対象以外の方もご参加いただけます。

定 員
20名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:4,000円  左記以外の方:10,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年5月23日(月)まで
研修概要
知るほどなっとくビジネスマナー研修概要【詳細はこちらから】
講 師
株式会社 話し方教育センター
藤原 真理弥 氏

問題が見えれば、仕事が分かる!―問題分析のコツ

「あなたが仕事で抱える『問題』はなんですか?」
私たちは普段何気なく「問題」という単語を用い、「問題」を検討し、特定し、共有することにより仕事を形作っています。このため、「問題」の捉え方やその意味するところは、私たちの仕事を大きく左右する要素となっています。
一方、「問題」の捉え方や意味は、多くの人にとって特に誰から教わることもなく、人によってさまざまです。このような状況が、時には仕事の目的・目標をあいまいにさせ、または、議論をかみ合わなくさせ、仕事を進めるうえでのハードルとなります。
特に、日々の仕事において次のような悩みをお持ちのみなさん、この研修を通じて、さまざまな意味で語られる「問題」を整理し、より明確な仕事の目標を作っていくための手法を学びましょう!

  • 仕事の現状に疑問を持っているけれど、何が問題かよくわからない
  • チームでの仕事の改善についての議論が平行線になることが多い
  • 仕事の問題への対処の効果に満足いかない
日 時
2022年6月15日(水)13:00~17:00
会 場
オンライン(Zoomミーティング)
※ オンライン研修にともなう参加条件等について研修概要を必ずご確認ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)

※ 対象以外の方もご参加いただけます。

定 員
30名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:1,000円  左記以外の方:4,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年6月13日(月)まで
研修概要
問題が見えれば、仕事が分かる!―問題分析のコツ 研修概要【詳細はこちらから】
講 師
前田 真志 氏
学校法人立命館 人事部 人事課 課長/キャリアコンサルタント

メンバーが「育つ」チーム作り
―プロティアン・キャリア理論に学ぶ自律型人材

「メンバーが育つチーム」とはどのようなチームでしょうか。
活気のあるチーム、目標が明確なチーム、協力し合えるチーム、心理的安全性が担保されたチーム・・・など様々な考えがあります。メンバー個々人の行動にフォーカスすると、メンバーが自律的・主体的に業務に取り組むチームを目指すことが一つの解となります。
この研修では、このような自律的なメンバーで満ちたチームづくりのため、プロティアン・キャリア理論に基づくキャリア開発の考え方を用いたアプローチを学びます。また、メンバーのキャリア開発とともに、リーダーや管理職自身のキャリア開発に関する課題についても、ともに考えていきましょう。
上記の趣旨を踏まえ、この研修は、次のようなお悩みをお持ちの方にお勧めします。

  • リーダーになったばかりでどんなチームを目指したらよいのかわからない
  • メンバーが期待するように成長してくれない
  • メンバーの自律を促すにはどのようにしたらよいかわからない
日 時
2022年7月6日(水)13:00~17:00
会 場
オンライン(Zoomミーティング)
※ オンライン研修にともなう参加条件等について研修概要を必ずご確認ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)

※ 対象以外の方もご参加いただけます。

定 員
20名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:1,000円  左以外の方:4,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年7月4日(月)まで
研修概要
メンバーが「育つ」チーム作り―プロティアン・キャリア理論に学ぶ自律型人材
研修概要【詳細はこちらから】
講 師
前田 真志 氏
学校法人立命館 人事部 人事課 課長/キャリアコンサルタント

頭の中をすっきり視覚化!マインドマップ活用術

思考整理、発想、記憶など、頭を使うこと全般に役立つ思考ツール「マインドマップ」のかき方と使い方の基礎を学び、日常業務に活かせるようにするための研修です。
マインドマップはイギリス人教育者トニー・ブザンが約50年前に考案し世界中に広まりました。今では書籍やソフトウェアも多数あり、学校教育や大手企業の研修にも取り入れられています。
カラフルでイラストなども入ったノートで、見ているだけでも楽しく、かいてみるとその便利さに驚かされます。今回は手がきで作成する本格的なマインドマップのかき方、使い方を学び、受講者のみなさんの業務効率の向上に役立てていただきます。

日 時
2022年7月27日(水)13:00~17:00
会 場
キャンパスプラザ京都
※ ただし、開催日に緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が京都府に発出された場合、オンライン開催(Zoom ミーティング)に変更いたします。
※ 研修概要を必ずご確認ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)

※ 対象以外の方もご参加いただけます。

定 員
20名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:4,000円  左記以外の方:10,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年7月25日(月)まで
研修概要
頭の中をすっきり視覚化!マインドマップ活用術 研修概要【詳細はこちらから】
講 師
株式会社ヒューマン・リスペクト 代表取締役
マインドマップの学校 代表
中小企業診断士
マインドマップ・マスター・インストラクター(マスターTBLI)
塚原 美樹 氏

学校法人会計から見える大学経営と業務

少子化の進展に伴い、大学間のM&Aが語られるなど、淘汰の時代が現実味を帯びてきている現在、私立大学の職員は学校法人会計の基礎を知っておく必要があります。皆さんは、自校や他校の計算書類をご覧になったことがあるでしょうか。いざ計算書類を開いて見ても、どの数字を見ればいいのかわからない、あるいは、その学校法人の経営状態が良好なのか否かがわからない、という方も多いのではないでしょうか。本研修を通じ、学校法人会計の基礎を学ぶとともに、計算書類の見方を学んで、学校法人の経営状態を把握できる力を身に付けてみませんか。

日 時
2022年8月4日(木)14:00~17:00
会 場
オンライン(Zoomミーティング)
※ オンライン研修にともなう参加条件等について研修概要を必ずご確認ください。
対象者
私立大学・短期大学の全教職員
※ 主に、会計や経理に関する知識や業務経験がない方を対象としています。
※ 私立大学向けの研修内容となります。国立大学・公立大学の職員の方でもご参加いただけますが、
予めご了承のうえ、お申込ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)
定 員
40名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:1,000円  左記以外の方:4,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年8月1日(月)まで
研修概要
学校法人会計から見える大学経営と業務 研修概要【詳細はこちらから】
【備考】
具体的な計算書類をご覧いただきながら研修を進める予定です。
当日は卓上電卓と自校の直近3年分の計算書類をお手元にご用意ください。
講 師
池上 作 氏
同志社大学 財務部 経理課 法人係長

大学職員業務、補助金獲得への道

補助金の担当部署は、その種類や学内の組織編制により様々ですが、果たして「補助金業務は担当部署にさえ任せておけばよい」ものでしょうか。
本プログラムでは、「補助金獲得に積極的に取り組むことがよりよい学校運営に繋がる」との認識の下、部署を問わず全ての職員が補助金獲得に参画できるよう、私立大学等経常費補助金を初めとする、私立大学・短期大学に関係する補助金について、できるだけ分かりやすく、かつ詳細にお伝えできればと思います。
補助金獲得はまさに「限られたパイ」の奪い合いですが、大学コンソーシアム京都加盟大学・短期大学を初めとする各大学が切磋琢磨し、教育研究の発展に繋がるよう補助金を有効活用すれば、高等教育機関への社会からの信頼感が得られ、新たな展望も開けるのではないか、との期待も込めて、時間の許す限り皆さんの学内の実情についても情報交換の上、共に学ぶことができれば幸いです。

日 時
2022年9月22日(木)14:00~17:00
会 場
オンライン(Zoomミーティング)
※ オンライン研修にともなう参加条件等について研修概要を必ずご確認ください。
対象者
原則として私立大学・短期大学職員の方
※ 私立大学向けの研修内容となります。国立大学・公立大学の職員の方でもご参加いただけますが、
予めご了承のうえ、お申込ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)
定 員
25名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:1,000円  左記以外の方:4,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年9月20日(火)まで
研修概要
大学職員業務、補助金獲得への道 研修概要【詳細はこちらから】
講 師
尾崎 圭一郎 氏
同志社大学 財務部 経理課長

これからの大学職員“アカデミックアドバイザー”(基礎)

学生の主体的な学びを支援するために、正課内外でさまざまな支援が行われてきました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、学生を取り巻く環境や学び方は大きく変わり、個々の学生に寄り添った対応がこれまで以上に求められています。教員だけでなく職員も、学生の学びと成長を促すための役割を担っています。正課外で学生に接する機会が多い職員は、どのような支援ができるでしょうか。
本研修では、個々の学生のニーズに添った支援であるアカデミック・アドバイジングを取り上げます。参加者間のディスカッションやケースを用いたグループワークを通して、大学職員がその特性を活かしてどのような支援ができるのか、またそのためにどのような知識やスキルが必要とされるのか、を考える機会を提供します。

日 時
2022年11月18日(金)14:00~17:00
会 場
キャンパスプラザ京都
※ ただし、開催日に緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が京都府に発出された場合、オンライン開催(Zoom ミーティング)に変更いたします。
※ 研修概要を必ずご確認ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)
定 員
20名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:1,000円  左記以外の方:4,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年11月14日(月)まで
研修概要
これからの大学職員“アカデミックアドバイザー”(基礎) 研修概要【詳細はこちらから】
講 師
清水 栄子 氏
追手門学院大学 共通教育機構・教育支援センター 准教授


中途退学予防最前線

中途退学は、学生の学びや成長、キャリア形成にとってマイナスであるだけでなく、大学経営にも悪影響を与えます。具体的には、在籍者数の減少による学納金の損失、大学ブランドの低下などです。
本研修では、中途退学の実際を理解し、効果的な取り組み方を学ぶことによって、大学の中途退学予防力の向上を目指します。
想定する受講者は、入学前教育、初年次教育、リメディアル教育、学生支援などに従事する教務部、学生部、入試部所属の大学職員、及び関連した役職につく教員です。
中途退学の予防には部署間連携が求められます。「個人」の参加も歓迎しますが、数名の「チーム」で参加することを推奨します。

日 時
2022年12月15日(木)14:00~17:00
会 場
オンライン(Zoomミーティング)
※ オンライン研修にともなう参加条件等について研修概要を必ずご確認ください。
対象の目安
若 手
(在職5年まで)
中 堅
(在職10年まで)
熟 達
(勤続10年目以降
および管理職)
定 員
20名
参加費
大学コンソーシアム京都加盟校:1,000円  左記以外の方:4,000円
※ 請求書をお送りいたします。指定の口座にお振込みください。
  振込期限:2022年12月12日(月)まで
研修概要
中途退学予防最前線 研修概要【詳細はこちらから】
講 師
山本 繁 氏
大正大学 地域構想研究所 特命教授

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 SD事業 担当
TEL 075-353-9163 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

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