2010年度 第13回京都国際学生映画祭

開催概要

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第13回京都国際学生映画祭 Kyoto International Student Film & Video Festival 2010

日  程
2010年11月27日(土)~12月3日(金)
<第1部>14:30~16:30 <第2部>17:00~19:00 <第3部>19:30~21:30
会  場
京都シネマ(京都市下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3F)
授賞式
2010年12月4日(土)13:00~16:30
池坊短期大学こころホール(京都市下京区四条室町鶏鉾町)
料  金
1プログラム(一般)1,000円・(学生)500円
全日程フリーパス (一般学生共通)1,500円
主  催
公益財団法人 大学コンソーシアム京都
企画運営
京都国際学生映画祭実行委員会
運営支援
京都国際学生映画祭企画検討委員会
助  成
芸術文化振興基金
特別協力
京都シネマ、池坊短期大学
連  携
オーバーハウゼン国際短編映画祭、第22回東京学生映画祭
京都府高等学校芸術文化連盟放送専門部

第13回京都国際学生映画祭 リーフレット【詳細はこちらから】

開催プログラム

タイムテーブル

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最終審査員

・安藤 モモ子 氏(映画監督、脚本家、小説家)
<代表作品>映画「カケラ(2010)」、長編小説「0.5ミリ(2011)」

・北小路 隆志 氏(映画批評家、京都造形芸術大学准教授)
<代表作品>著書「映画の政治学(2003)」「王家衛的恋愛(2005)」

・相内 啓司 氏(映像・造形作家、京都精華大学・大学院教授)
<代表作品>「21世紀における芸術の役割(共著/2007)」「メディアアートの世界(共著/2008)」

各プログラム上映作品

コンペティションプログラム

入選作品の上映および監督と実行委員によるトークショー
入選13作品(短編6本、長編7本/国内8本、海外5本)

作品名・監督名・国名・学校名 部門
A 『Train of Thought』Leo Bridle &Ben Thomas/イギリス/The Arts University College At Bournemouth 短編
『Father is a dog』Lee SangWoo/韓国/Graduate School of Communication and Arts 長編
B 『濡れるのは恋人たちだけではない』高野 徹 /日本/横浜国立大学 短編
『シリアスに生きる』藤嶋 トーマス 逸生/日本/京都造形芸術大学 長編
『おってくらんし』大西 栄理子/日本/日本映画学校/ 長編
C 『眠らせ先生!』野中 晶史/日本/東京芸術大学 短編
『CLIMBER』野中 晶史/日本/東京芸術大学 短編
『Don’t Be Afraid of the Dark Room』Kuba Czekaj/ポーランド/UNIVERSITY OF SILESIA 長編
『Children of Mud』Danial Rifki/インドネシア/Jakarta institute of Art 長編
D 『野望の激流』山本 聖/日本/宝塚造形芸術大学 短編
『そこにあるあいだ』川部 良太/日本/東京芸術大学大学院/ 長編
E 『無』我真 りあ/アメリカ/南カリフォルニア大学大学院 短編
『Goodnight bad Morning』頃安 祐良/日本/日本大学大学院 長編

特別企画① オープニング上映『カントリーガール』

第10回京都国際学生映画祭コンペティション部門にてグランプリを獲得した小林達夫氏の最新作『カントリーガール』の上映を行った。作品上映後には、小林氏、脚本家・渡辺あや氏、実行委員の計3名による40分程度のトークショーを開催した。トークショーでは、第10回京都国際学生映画祭を契機とした本作制作の細かな経緯や作品の内容について伺うことができた。

作品名・監督名
『カントリーガール』小林達夫

特別企画② KANSAI STUDENT FILMS なう!!

4つのプログラム枠に集められた21本の作品をそれぞれ「シカケる映画」「アシタの映画」「エイゾウされる世界」「カンケイする映画」とテーマを設けて振り分け、上映終了後にそれぞれの監督に登壇してもらいトークショーを行った。

<プログラムA>「シカケる映画」
様々な“設定”によって生み出される個性あるれる映画を特集

作品名・監督名
『雨女』酒本悠資
『GAIJIN」福住祥明
『野良人間』 藤本啓太
『桃尻汁〜ピーチ☆ジュース~』山村勇介

<プログラムB>「アシタの映画」
成長し、アシタへ生きようとする登場人物に焦点を当て特集

作品名・監督名
「霞の空」伊藤菜月子
「夏の灯」小森茉季
「ビリーバーズ」谷口恒平
「sounds good」真野雄平

<プログラムC>「エイゾウされる世界」
アニメーション、イメージ映像、ドキュメンタリーなど特徴的な手法を用いた映像を特集

作品名・監督名
「ぷるぷる!プリン劇場」上村純子
「MOVE」澤田竜一
「こいじ」清水あゆみ
「その時から」 帥琴
「おはよう」辻彩花
「色色」「嘘と本当の混同」中佑樹
「くまくま。」松村悠美
「量(Layers)」孟祥宇

<プログラムD>「カンケイする映画」
演出された人を通して描きだされる関係性を特集

作品名・監督名
「あっそう」井上佳奈子
「父と懺悔と箱」岡本大祐
「ゴム」橋本夏
「魚肉カレー」都原亜実

特別企画③ 最終審査員作品上映

本年度最終審査員を務めた監督の代表作品を上映

作品名・監督名
「カケラ」安藤モモ子氏
「動・MOVE」相内啓司氏
「Maria Maria Maria・the annunciation」相内啓司氏
「EURASIA」相内啓司氏
「STEPS THROUGH THE FOREST・森の足跡」相内啓司氏
「Aphrodita・金星」相内啓司氏
「度一切空・PASSING-ALL IS NOTHING」相内啓司氏

連携企画① 丸わかり!短編映画のABC 〜オーバーハウゼン国際短編映画祭セレクト上映〜

オーバーハウゼン短編映画祭に出品された作品の上映。
本年度映画祭予備選考委員である中沢アキ氏によるセレクト。

作品名・監督名・国名
「Revolutionary Song」Istvan Kantor/カナダ
「Prrrride」Sirah Foighel Brutmann &Eitan Efrat/オランダ・イスラエル
「Elefantenhaut」Severin Fiala &Ulrike Putzer/オーストリア
「Skip And Return」Jan Verbeek/ドイツ
「Super Smile」Effie Wu/ドイツ
「Motodrom」Jörg Wangrer/ドイツ
「Reflections」Ho Tzu−Nyen/シンガポール
「City Paradise」Gaëlle Denis/イギリス

連携企画② 映画と僕らの交差点~高校生作品集~

第3回春の高校生映像フェスティバルin Kyoto で評価された作品の上映。

作品名・学校名
「よしこさん」京都府立嵯峨野高等学校
「猫かぶり」京都教育大学附属高等学校
「最初の世界」京都府立京都すばる高等学校
「矢取り地蔵伝説~For The Person For The World~」京都府立鳥羽高等学校
「掘り出し物」京都府立桃山高等学校
「Message」京都府立京都すばる高等学校
「メガネウォーズ」京都府立嵯峨野高等学校

連携企画③ 第22回東京学生映画祭グランプリ上映「ハイランド」

作品名・監督名(所属)
「ハイランド」田崎恵美(お茶の水女子大学文教育学部在学、早稲田大学映画研究会所属)

プレ企画

プレ企画「京都国際学生映画祭 in T・ジョイ京都」

日 程
2010 年5月30日(日)  12:55~18:10
会 場
T・ジョイ京都(イオンモール KYOTO 内シネコン) シアター5(フラットシアター・70 席)
料 金
入場料 無料
プログラム
<プログラムA>
立命館大学・京都造形系術大学学生監督 舞台挨拶および作品上映
作品名・監督名・所属
「I have a dream!」瀧川 元気 /立命館大学
「FRIEND IS THE DEAD」佐藤 周 /立命館大学
「ゴム」橋本 夏 /立命館大学
「QULOCO」柴田 有麿 /京都造形芸術大学
<プログラムB>
京都精華大学学生監督 舞台挨拶および作品上映
作品名・監督名
「WINDOW」高華
「that circus」新 拓也
「その時から」帥 琴
「たぶららさ」岡本 大祐
「バイヲリズム」
「DRIFT part 1」オニーカ・ラッセル
<プログラムC>
大阪成蹊大学学生監督 舞台挨拶および作品上映
作品名・監督名
「おやすみ」辻 彩花
「INCIDENTAL AFFAIR」小池 遼
「メ・モリ」清水 あゆみ
「MOVE」澤田 竜一

プレ企画 FMラジオ「京都三条ボンズカフェ」との連携企画

日 程
2010年5月25日(火)ライブ 20:30分~21:30分、ラジオ生放送 22:00分~23:00分
主 催
京都ラジオカフェ株式会社(NPO法人京都コミュニティ放送/FM79.7MHz京都三条ラジオカフェ)
上映プログラム
作品名・監督名
「THE GRANDFATHER」Nikias Chryssos
「FAWN」Christoph Rainer
「Martina and the moon」Javier Loarte
「狼疾の人―ある小説家の話―」折笠 良

実施報告

2010年11月27日(土)~12月3日(金)、京都シネマにて第13回京都国際学生映画祭が開催されました。
各プログラムでは、学生作家が手掛けた作品上映のほか、実行委員と学生作家によるトークショーも行われ、制作にまつわる裏話など、作品を鑑賞するだけではわからない秘話も繰り広げられ、興行映画とは一味違う、学生ならではの目線による作品の面白さを感じていただきました。

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また、国内のみならず海外作家も多数来日し、実行委員との交流の場も設けられ、実行委員と作家がともに創り上げる日本最大級の学生映画祭は盛況の内に閉幕いたしました。

会場へお越しくださいました皆様、また、本映画祭へ作品をご応募くださいました学生作家の皆様、そして、本祭開催にあたり多方面にてご支援くださいましたすべての皆様の感謝申し上げ、開催のご報告とさせていただきます。

実績など

授賞作品一覧

部門 作品名・監督名・所属(国名)
グランプリ 短編部門 『Train of Thought』Leo Bridle & Ben Thomas (イギリス)
長編部門 『Don’t Be Afraid of the Dark Room』Kuba Czekaj (ポーランド)
審査員特別賞 相内 啓司 賞 『おってくらんし』大西 栄理子(東京・日本映画学校/映像科)
安藤 モモ子 賞 『野望の激流』山本 聖(兵庫・宝塚造形芸術大学(現在宝塚大学)映像造形学科)
北小路 隆志 賞 『Father is a dog』Lee SangWoo (韓国)
観客賞 短編部門 『Train of Thought』Leo Bridle & Ben Thomas (イギリス)
長編部門 『おってくらんし』大西 栄理子(東京・日本映画学校/映像科)
実行委員賞 短編部門 『眠らせ先生!』野中 晶史(東京・東京藝術大学大学院 映像研究学科)
長編部門 『Children of Mud』Danial Rifki (インドネシア)

※グランプリ:実行委員と最終審査員により選定
※審査員特別賞:最終審査員が入選作品の中から選定
※学生実行委員賞:学生実行委員が入選作品の中から選定
※観客賞:会期中、上映された入選作品の中から観客の投票により選定

来場者数(2010年11月27日(土)~12月3日(金))

946名

コンペティション応募作品数

207作品(短編136作品、長編71作品/国内147作品、海外60作品)

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 京都国際学生映画祭 担当
TEL 075-353-9189 FAX 075-353-9101
〒600-8216
京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

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