~文化を活かした京都の活性化について
多角的に分析・考察する研究グループを募集します!~
大学コンソーシアム京都では,京都の財産ともいうべき「大学の知」を京都市の施策に最大限に活かし,市政の課題解決に向けた取組を強化するため,京都市との協働により,今年度から新たに,『「大学の知」を活かした多角的な市政研究事業』を実施します。
具体的には,京都市が指定する研究テーマについて,分野別テーマを研究する複数のユニットからなる研究グループを構築し,多角的な観点から分析・考察を行うものです。
最終的には,研究成果を報告書として取りまとめ,京都市の施策に結び付けることで,市政の課題解決に活かすとともに,京都モデルとして全国に発信します。つきましては,下記のとおり研究グループを募集しますので,お知らせします。
研究テーマ
指定テーマ『文化を活かした京都の活性化について』
本年3月の文化庁の全面的移転決定を契機に,千年を超えて日本文化を生み出してきた京都が,「大学」をはじめ「観光」,「ものづくり」,「和食」,「景観」といった京都の強みを活かしながら,文化を基軸として京都を元気にしていくための手法を研究する。
分野別テーマ(研究の視点)
① 観光と文化~文化・文化財はインバウンドの中核コンテンツ~【ユニット1】
ハード・ソフト両面での文化財の保護と活用,伝統文化の振興,新たな価値の創造を図り,文化と観光が相互に高め合える手法を研究する。
② 産業と文化~文化によるインパクトある新たなものづくり~【ユニット2】
映像・アニメなどのコンテンツや,無形文化遺産に登録された日本の食文化など,近年国際的に注目を集める新たな文化を活かすとともに,これまでの伝統産業やものづくり文化の取組からさらに広げ,文化による産業振興の可能性を研究する。
③ 暮らしと文化~日本の暮らしの文化の継承・発展~【ユニット3】
衣食住をはじめとする日本の暮らしの文化とその背景にある地域コミュニティや自然と共生する心を大切にし,創造しつつその魅力を発信する手法を研究する。
④ まちづくりと文化~文化芸術は地方創生の起爆剤~【ユニット4】
まちづくり・地方創生において,文化の視点を取り入れ,伝統(古典)文化から現代アートまでさらなる文化の融合を進め,新たなまちの価値創造につなぐ手法を研究する。
研究体制
⑴ 研究代表者(プロジェクトリーダー)は,分野別テーマごとに各研究ユニットを構成し,
これらを統括する。(ユニット代表者との兼務可)
⑵ 研究グループ及び研究ユニットは,複数の大学の研究者から構成することも可能とする。
応募資格
研究代表者及び各研究ユニット代表者は,(公財)大学コンソーシアム京都に加盟する大学・短期大学に
所属する専任教員であること。なお,各ユニットの共同研究者については,この限りではない。
研究委託費及び研究期間
研究委託費:500万円(上限)/年
研究期間:平成29年度まで(2年間)(予定)
採択件数
1件(1研究グループ)
応募方法
申請書をダウンロードし,申請書(Word・Excel版)と,それをPDF版に変換した申請書,
合計2種類のファイルを,電子メールに添付して送付(捺印不要)。
※郵送及び持参による提出は不可
応募期間
平成28年9月23日(金)~11月7日(月)
選考方法
当財団が設置する選定委員会において実施する書類審査により,採択する研究グループを決定
スケジュール(予定)
平成28年9月23日(金) 募集開始
11月7日(月) 申請締切
11月中旬 審査,研究グループ決定
11月下旬~ 研究スタート
平成29年7月 中間報告書の提出
平成30年3月 研究成果報告会,研究報告書の提出
応募先及び問合せ先
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る キャンパスプラザ京都内
(公財)大学コンソーシアム京都 調査・広報事業部
電 話 :075-353-9130
FAX :075-353-9101
E-Mail:takakuteki-ml■consortium.or.jp
(■を@に変更して送信してください)