【開催報告】大学コンソーシアム京都&国連大学SDG企業戦略フォーラム共催「企業が取り組むSDGs」

大学コンソーシアム京都と国連大学SDG企業戦略フォーラムによる共催企画「企業が取り組むSDGs」を開催いたします。
国連で採択された2030年に達成すべき世界の目標であるSDGs(持続可能な開発目標)に基づき、国内企業においてもSDGsの達成に向けた活動を展開しています。
学生の間でもSDGsへの関心が非常に高まっていることから、このたび、学生を対象に、国内有企業のSDGsの取組みを共有するためのオンラインセミナー(全3回)を開催します。

 

\\ SDG企業戦略フォーラムとは? //
「企業の経営層、戦略部門へのSDGsの浸透を通じて持続可能な社会の実現を目指すとともに
企業の長期的・持続的成長に寄与する」ことを目標に2017年に設立された
日本に本部のある唯一の国連機関である国連大学と日本を代表する企業約20社とのパートナーシップ。
2020年には京都市とSDGsの社会実装化で連携。

開催概要

【開催形式】Zoomウェビナーによるオンラインセミナー         
【対  象】大学院生、大学生、短大生(学部・学科問わず)
【主  催】公益財団法人 大学コンソーシアム京都
      国連大学SDG業戦略フォーラム
【定  員】各回500 名(参加費無料・先着順・事前登録制)

プログラム

第1回 
10/7(水)

終了いたしました。たくさんのお申込み、ありがとうございました。

申込期間  9/16(水)-10/5(月)

①オリエンテーション
②「国連大学のSDGsへの取組み、SDG企業戦略フォーラムについて」
 沖 大幹(国連大学上級副学長、SDG企業戦略フォーラム座長)
③SDGs取組事例(1)
 日本たばこ産業株式会社(JT)
④ディスカッション・質疑応答
 日本たばこ産業株式会社(JT)
 沖 大幹(国連大学上級副学長、SDG企業戦略フォーラム座長)

第2回 
11/6(金)

終了いたしました。たくさんのお申込み、ありがとうございました。

申込期間  9/16(水)-11/4(水)

①オリエンテーション
SDGs取組事例(2)
 ライオン株式会社
SDGs取組事例(3)
 UCCホールディングス株式会社
ディスカッション・質疑応答
 ライオン株式会社
 UCCホールディングス株式会社
 北島 隆次(SDG企業戦略フォーラム事務局長、弁護士)

第3回 
12/8(火)

終了いたしました。たくさんのお申込み、ありがとうございました。

申込期間  9/16(水)-12/4(金)

①オリエンテーション
SDGs取組事例(4)
 トヨタ自動車株式会社
ディスカッション・質疑応答
 トヨタ自動車株式会社
   仲谷 善雄(学校法人立命館 総長、立命館大学 学長 )
   白石 克孝(龍谷大学 副学長、政策学部 政策学科 教授)
   沖 大幹(国連大学上級副学長、SDG企業戦略フォーラム座長)

第1回セミナー登壇者プロフィール

向井 芳昌(日本たばこ産業株式会社 サステナビリティマネジメント部部長)

京都府生まれ。1992年京都大学文学部卒業後、JTへ入社。IR広報部次長、監査部部長、飲料事業部企画部長、経営企画部部長などを経て、現在に至る。

沖 大幹(国際連合大学上級副学長、国際連合事務次長補)

東京大学工学部卒業、博士(工学、1993年、東京大学)、気象予報士。東京大学生産技術研究所助手、文部科学省大学共同利用機関・総合地球環境学研究所助教授などを経て、2006年東京大学教授。2016年10月より現職。クロスアポイントメントで東京大学総長特別参与・大学院工学系研究科・社会基盤学専攻・教授も務める。地球規模の水文学および世界の水資源の持続可能性を研究。気候変動に関わる政府間パネル(IPCC)第5次報告書統括執筆責任者、国土審議会委員ほかを務めた。2020年10月より、ローマクラブ正会員、日本学術会議会員。生態学琵琶湖賞、日経地球環境技術賞、日本学士院学術奨励賞など表彰多数。水文学部門で日本人初のアメリカ地球物理学連合(AGU)フェロー(2014年)。書籍に『SDGsの基礎』(共著)、『水の未来 ─ グローバルリスクと日本 』(岩波新書)、『水危機 ほんとうの話』(新潮選書)、『水の世界地図第2版』(監訳)、『東大教授』(新潮新書)など。

第2回セミナー登壇者プロフィール

小和田 みどり(ライオン株式会社  CSV推進部長)

ライオン株式会社入社
   販売店営業担当(西友・イトーヨーカドーなど)
   商品開発(ヘアケア・ヘアメイク担当)
   宣伝部(新聞・雑誌・TVスポット担当)
2008年10月 パーソナルケアを開発・販売する子会社
        「株式会社イシュア」を立上げ代表取締役就任
2015年  1月 ライオン株式会社 宣伝部長
2017年10月 宣伝部からコミュニケーションデザイン部へ
2020年 1月 CSV推進部長 

関根 理恵(UCCホールディングス株式会社 サステナビリティ推進室 課長 )

1989年 UCC上島珈琲株式会社に入社。環境担当、CSR担当を経て、2020年1月からUCCホールディングス株式会社 サステナビリティ推進室に着任。UCCコーヒーアドバイザー

北島 隆次(SDG企業戦略フォーラム事務局長、TMI総合法律事務所パートナー弁護士)

1994年東京大学教養学部卒業後、レンゴー㈱、デロイトトーマツコンサルティング㈱(㈱トーマツ環境品質研究所)を経て、2010年東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻を修了し、2012年弁護士登録。2013年TMI総合法律事務所入所(現職)。専門は環境法、FinTech、スタートアップ、危機管理。環境省委員等を歴任。2017年沖大幹国連大学上級副学長と共にSDG企業戦略フォーラムを立ち上げ。2020年より国連大学SDG大学連携プラットフォーム事務局長を兼務。

第3回セミナー登壇者プロフィール

大塚 友美(トヨタ自動車株式会社   Deputy Chief Sustainability Officer)

1992年トヨタ自動車㈱入社。初代ヴィッツ等国内向け商品の企画、ダイバーシティプロジェクト等の人事施策企画・推進、海外営業部門にて収益・人事管理、未来のモビリティのコンセプト企画、GAZOORacing Company(モータースポーツ・スポーツカー)統括等複数分野を経験。途中、ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスにてMBA取得。2020年2月よりDeputy Chief Sustainability Officer(新設)としてサステナビリティへの取り組みを担当。

仲谷 善雄(学校法人立命館 総長、立命館大学 学長)

1981年3月大阪大学人間科学部卒業
1981年4月三菱電機(株)入社
1989年学術博士(神戸大学)
1991年より1年間、スタンフォード大学で客員研究員
2004年4月立命館大学情報理工学部教授
2014年情報理工学部長・情報理工学研究科長
2018年学校法人立命館副総長(研究・学術情報・国際連携・男女共同参画担当)
2018年学校法人立命館最高情報責任者
2019年より現職
専門分野は人工知能(AI)、ヒューマンインターフェース、認知工学、思い出工学、性感工学など

白石 克孝(龍谷大学 副学長、政策学部 政策学科 教授)

名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得、修士(法学)。名古屋大学法学部助手を経て、1988年龍谷大学法学部助教授、2000年法学部教授、2011年4月から政策学部教授として現在に至る。2019年4月より副学長に就任。現在、研究、社会貢献・SDGs、国際教育・国際交流、情報システム事業等を担当。2019年6月に設立した龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターのセンター長も兼務。

沖 大幹(国際連合大学上級副学長、国際連合事務次長補)

東京大学工学部卒業、博士(工学、1993年、東京大学)、気象予報士。東京大学生産技術研究所助手、文部科学省大学共同利用機関・総合地球環境学研究所助教授などを経て、2006年東京大学教授。2016年10月より現職。クロスアポイントメントで東京大学総長特別参与・大学院工学系研究科・社会基盤学専攻・教授も務める。地球規模の水文学および世界の水資源の持続可能性を研究。気候変動に関わる政府間パネル(IPCC)第5次報告書統括執筆責任者、国土審議会委員ほかを務めた。2020年10月より、ローマクラブ正会員、日本学術会議会員。生態学琵琶湖賞、日経地球環境技術賞、日本学士院学術奨励賞など表彰多数。水文学部門で日本人初のアメリカ地球物理学連合(AGU)フェロー(2014年)。書籍に『SDGsの基礎』(共著)、『水の未来 ─ グローバルリスクと日本 』(岩波新書)、『水危機 ほんとうの話』(新潮選書)、『水の世界地図第2版』(監訳)、『東大教授』(新潮新書)など。

申込方法

各回にある申込フォームを開き、必要事項を記入し、登録してください。
 ※Zoom(アプリケーション)をお使いのスマホ・タブレットなどにダウンロード(無料)してください。

入力完了後、受講のためのURLとパスコードが届きますので、受講当日まで大切に保管してください。
受講当日は30分前から受付を開始します。指定のURLとパスコードを使ってアクセスしてください。
 ※受講にはインターネットの環境が必要です。

注意事項

◎セミナーの映像・音声等を許可なくスクリーンショットや写真・動画・音声で記録すること、またそれらを第三者に共有・公開することを固くお断りします。
◎登録された個人情報は、参加企業に提供する場合があります。

実施報告

第1回「企業が取り組むSDGs」

2020年10月7日(水)に国連大学SDG企業戦略フォーラムとの共催事業である「企業が取り組むSDGs」第1回オンラインセミナーを実施しました。
第1回は、SDG企業戦略フォーラムの北島隆次事務局長のオリエンテーションを皮切りに沖大幹国連大学上級副学長による「国連大学のSDGsへの取組み、SDG企業戦略フォーラムについて」と題した講義、続いて日本たばこ産業株式会社(JT)の向井芳昌サステナビリティマネジメント部長によるJTのSDGsへの取組内容の発表が行われました。
沖上級副学長による講義では、日本ではあまり直面することのない「水」問題の観点から、SDGsの取組事例について説明されました。また、SDG企業戦略フォーラムの目的である「企業の経営層、戦略部門へのSDGsの浸透を通じて持続可能な社会の実現を目指すとともに企業の長期的・持続的成長に寄与する」を達成するための具体的な目標や、学生の就職活動に関わるSDGsの目標など、多岐に亘る説明がありました。
向井部長による発表では、JTの全体像の説明後、JTグループ共通として基盤としている「人権の尊重」「環境負荷の軽減と社会的責任の発揮」「良質なガバナンスと事業規範の実行」について、それぞれ具体的な説明がありました。また、健康リスクの低いたばこの開発に係る話など、JTを知るうえで興味深い内容の発表が行われました。
発表後、聴講者との質疑応答を交えながら、沖上級副学長と向井部長のディスカッションが行われ、参加学生からも満足度の高いアンケート結果を得られました。



 

2回「企業が取り組むSDGs

 2020116日(金)に国連大学SDG企業戦略フォーラムとの共催事業である「企業が取り組むSDGs」第2回オンラインセミナーを実施しました。
今回はライオン株式会社、続いてUCCホールディングス株式会社のSDGs取組事例の発表が行われました。
ライオン株式会社 CSV推進部長 和田みどり氏の発表では、昨年制定した脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた長期環境目標「LION Eco Challenge 2050」について説明があり、特長的な活動として「ハブラシ・リサイクルプログラム」等の紹介がありました。
続いてのUCCホールディングス株式会社サステナビリティ推進室課長 関根理恵氏の発表では「UCCグループのサステナブルアクション」と題して、主たる活動のうちユニークな取組である「生産国との協働」と「コーヒーの価値創造」について説明がありました。
どちらの発表に対しても視聴者の学生から多く質問が有り、関心の高さが伺えました。学生からの質問内容をもとに登壇者とのディスカッションが行われ、質問については時間内で可能な限り講演者に回答していただき、取組への理解を深めました。
セミナー終了後に実施のアンケート結果においても高い満足度が示され、登壇者、視聴者ともに有意義な時間を過ごすことができました。

 

第3回「企業が取り組むSDGs

2020年12月8日(火)に国連大学SDG企業戦略フォーラムとの共催事業である「企業が取り組むSDGs」第3回オンラインセミナーを実施しました。
今回はトヨタ自動車株式会社のSDGs取組事例の発表が行われた後、京都の大学の教員、国連大学上級副学長を交えてのディスカッションが行われました。
トヨタ自動車株式会社Deputy Chief Sustainability Officer 大塚友美氏の発表では、「社会の可能性に変える」をビジョンとし、その先の「幸せを量産する」ことをミッションとして、取組が行われていることの紹介がなされました。

具体的には、「もしものときに電力を供給する移動発電機としてクルマの電気を役立てる」ことや「牽引型のモバイルトイレの共同開発」など自動車会社ならではの取組の紹介がありました。また、インドの公立学校約200校にトイレを設置した取組では、トイレの設置に加え、子どもたちに手洗いや、次の人のためにトイレをきれいに使う習慣を身につけてもらうことや、トイレの設置で女性や子どもが安全にトイレに行けるだけでなく、トイレ掃除を自ら行うことを習慣化することで、社会の階層意識をなくす(トイレ掃除は身分の低い人の仕事という意識を変革)きっかけにするといった取組の紹介がありました。

発表後、大塚友美氏に立命館大学長の仲谷善雄氏、龍谷大学副学長の白石克孝氏を交え、国連大学上級副学長の沖大幹氏がモデレータを務める4名でのディスカッションが行われました。トヨタ自動車株式会社の取組内容を踏まえた意見交換や企業、大学におけるそれぞれのSDGsへの接し方の表明など、また、視聴者からの鋭い質問やそれへの回答などによって、SDGsへの取組に資する活発な議論がなされました。セミナー終了後に実施したアンケート結果においても高い満足度が示され、登壇者、視聴者ともに有意義な時間を過ごすことができました。

お問い合わせ先

 公益財団法人 大学コンソーシアム京都
TEL 075-353-9100 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内

E-MAIL:somu-z02■consortium.or.jp(■を@に変えてお送りください)
※窓口受付時間:火~土曜 9:00~17:00(年末年始を除く)

【報告】京都高校教員交流会 緊急特別企画(オンライン プレ企画)の実施について

 この度、新型コロナウイルス感染症拡大防止により各校で休校措置およびオンライン授業への対応が必要とされる中、この経験のない未曾有の非常事態に対応すべく緊急特別企画(オンライン プレ企画)として、京都高校教員交流会を開催しました。
 今回は、「休校措置に伴う新入生のモチベーションと学習動機に関わるオンライン情報交換会」をテーマに、4月の入学後すぐに休校となった新入生のモチベーション維持やメンタル面への対応に焦点を当てて交流・意見交換をしていただきました。
 オンライン開催での初めての試みのため、今回は、主に、京都高校教員交流会に過去参加いただいた方、京都高大連携研究協議会事務局(京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都府私立中学高等学校連合会)からの各高校への案内のみに広報を留めましたが、京都府内の高校をはじめ、59名の方に参加いただきました。

 本交流会の詳細は、以下のとおりです。また、本交流会の内容をまとめて実施報告を掲載しておりますので、参考にしていただければと思います。

「京都高校教員交流会」は、学校や設置者の別を越えて、学校・ホームルームの運営、授業改善等についての工夫や悩みを交流し、解決に向けての思いを共有いただく場です。

概要

日 時 2020年5月14日(木)18:00~20:00
開催方法 オンライン(Zoomミーティング)
テーマ 「休校措置に伴う新入生のモチベーションと学習動機に関わるオンライン情報交換会」
内 容  新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休校措置に伴い、生徒の学習動機の低下が危惧される。特に新入生は、数回程度の登校後、休校またはオンライン授業への転換となり、友達や先輩との人間関係が構築できずモチベーション維持の困難が予想される。学力面や生活面など課題は数多くあるが、今回は、新入生に対する配慮が重要とし、モチベーション維持やメンタル面への対応について特化した交流の場とする。
 また、Zoomミーティングの利用を通して、オンライン交流を体験する機会とする。
司 会 塩瀬 隆之 氏(京都大学 総合博物館 准教授)
講 師 杉浦  健 氏(近畿大学 教職教育部 教授)
山本 恵果 氏(米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ/システム・コーチ)
構 成 18:0018:10 開会挨拶・趣旨説明
18:1018:20 自己紹介(ブレイクアウトセッションによるグループワーク)
18:2018:30 事前に募集した現況、課題認識の共有
18:3018:50 講師による話題提供
18:5019:00 休憩
19:0019:20 対策案づくり(ブレイクアウトセッションによるグループワーク)
19:2019:50 グループアイデアに対する講師からのフィードバック
19:5020:00 閉会挨拶

実施報告

 本交流会開催時に、講師や参加者の方々から出された意見などを以下PDFのとおりまとめました。

◆京都高校教員交流会 緊急特別企画(オンライン プレ企画) まとめ


お問い合わせ先

公益財団法人大学コンソーシアム京都 教育開発事業部 高大連携事業担当
電話:075-353-9153 FAX:075-353-9101 
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜 9:00~17:00(年末年始を除く)

【報告】第17回高大連携教育フォーラム報告集を公開しました。

 2019年12月7日(土)に開催しました第17回高大連携教育フォーラム「『教育の接続』としての入試改革~高校までの資質・能力の育成を大学でどう評価するか~」の報告集が完成いたしました。下記の各項目をクリックすると、PDFにてご覧いただけます。
 なお、次回第18回高大連携教育フォーラムは、2020年12月5日(土)に開催予定です。詳細については、決まり次第お知らせいたします。

第1部

開会挨拶  
趣旨説明 「教育の接続」としての入試改革
~高校までの資質・能力の育成を大学でどう評価するか~
基調講演① 高大接続改革を捉え直す
~コンピテンシーの視点から~
基調講演② 主体性等評価にどう向き合うか
~高校から大学への教育接続を意識して~
パネルディスカッション 高校までの資質・能力の育成を大学でどう評価するか

第2部

第1分科会【国 語】 高大接続改革が拓く国語の可能性
~大学入学共通テストと新学習指導要領から考える~
第2分科会【地歴・公民】 主体的・対話的で深い学びを通じ育成する資質・能力
~大学での学びに繋がる力とは~
第3分科会【数 学】 スムースな高大連携、数学を楽しみ、学び続ける人を育てるとりくみを交流する
第4分科会【理 科】 高等学校理科における主体性とは
~育成を目指す資質・能力と大学入試での評価~
第5分科会【英 語】 豊かな表現力につながる思考力の涵養を目指して
特別分科会①【アドミッション専門人材開発】 第3回アドミッション・スペシャリスト能力開発研修会(京都会場)
特別分科会②【高大社連携キャリア教育】 2019年度高大社連携フューチャーセッション公開振り返り会

その他

参加者アンケート結果

お問合せ

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 高大連携教育フォーラム 担当
TEL 075-353-9153 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

2019年度財団指定調査課題研究成果報告会を実施しました

2020年3月3日、2019年度大学コンソーシアム京都財団指定調査課題の研究成果報告会を開催しました。財団設立から25年が経過し、財団や大学を取り巻く社会情勢は大きく変化しています。そこで、財団は事業の見直し・改善、新規開発・高度化や財団加盟校への情報提供に資することを目的に、2015年度から指定調査課題を設定し、専門分野の研究者による調査研究を行っています。

2019年度は2つのテーマの調査研究グループが採択され、1年間の調査活動と研究成果について発表されました。
成果報告会ではリカレント教育やSDといった、昨今の高等教育において重視されているテーマの調査研究に関して、来場者は非常に興味深く聴講し、質疑応答も活発に行われました

テーマ1)京都におけるリカレント教育推進に果たす大学コンソーシアム京都の役割 ―京都モデルの構築に向けて-
研究代表者 京都女子大学 特命副学長・地域連携研究センター長 竹安栄子

テーマ2)各種SD研修修了生及び受講生の成長追跡調査と今後の体系的なSD研修のあり方について
研究代表者 京都文教大学 教学企画課長 村山孝道

今後、2020年7月頃に調査研究成果報告書について財団ホームページまたは冊子で公開する予定です。

第15回京都から発信する政策研究交流大会 奨励賞受賞者報告会を開催しました!

第15回京都から発信する政策研究交流大会において京都府知事賞、京都市長賞の受賞された発表者を対象に、奨励賞受賞者報告会を2020年2月28日開催しました!
詳細はこちらからどうぞ!
https://www.consortium.or.jp/project/seisaku/conference/2019-2


<関連ページ>
大学・地域連携ポータルサイトがくまちステーション
京都から発信する政策研究交流大会
http://www.gakumachi.jp/project/conference/

【第15回京都から発信する政策研究交流大会】大会の様子と受賞者一覧はこちらから!

12月15日に開催された「第15回京都から発信する政策研究交流大会」の様子と受賞者一覧を掲載!
詳細はこちらからどうぞ!

◆京都から発信する政策研究交流大会
https://www.consortium.or.jp/project/seisaku/conference


<関連ページ>
◆大学・地域連携ポータルサイトがくまちステーション
 京都から発信する政策研究交流大会
http://www.gakumachi.jp/project/conference/

2019年度インターンシップ・プログラム 長期プロジェクトコース 「プロジェクト報告書」 を公開しました

2019年度 インターンシップ・プログラム「長期プロジェクトコース」より下記の「プロジェクト報告書」を公開いたします。


1.株式会社ワイングロッサリー

  ~学生向けワインセミナー 企画、開催プロジェクト~

  プロジェクト報告書


2.公益財団法人大学コンソーシアム京都

  ~映像で魅せるISプログラム~

  プロジェクト報告書


3.株式会社デイアライブ 

  ~京都のインバウンド観光情報メディア改修・新規事業計画~

  プロジェクト報告書
  フリーペーパー「Traveler’s Voice of Kyoto」


4.関西巻取箔工業株式会社

  ~MADE IN JAPANのものづくりを世界に発信プロジェクト~

  プロジェクト報告書


5. 株式会社ウエダ本社

  ~企業と学生のマッチングイベント開催に向けた企画・運営~

  プロジェクト報告書


6. 株式会社インサイトハウス

   ~やましなさんプロジェクト~
  
プロジェクト報告書
     フリーペーパー きょうのやましなさん


7.京都府教育委員会

  ~教員養成サポートセミナー~

  プロジェクト報告書



お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 インターンシップ事業推進室
TEL 075-353-9106 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜 9:00~17:00(年末年始を除く)

Facebook:https://www.facebook.com/consortium.kyoto.intern

2019年度インターンシップ・プログラム(長期プロジェクトコース)プロジェクト・プレゼンテーションを開催しました。

 

 大学コンソーシアム京都のインターンシップ・プログラム「長期プロジェクトコース」では、6月中旬から11月中旬にかけて、実習生が受入先企業の提示するプロジェクトに取り組みました。11月9日(土)に行われたプロジェクト・プレゼンテーションでは、8つのプロジェクから成果が報告されました。動画を入れたり、形式を工夫しながらがの発表が見られ、他のプロジェクトの学生も経験を共有することができました。約5ヵ月間の活動を終えて、仲間と協力することの大切さ、目標を達成することの難しさなど、プロジェクトに取り組んだ努力や成果の様子がうかがえました。
 修了式では、コーディネーター教員によりプロジェクトごとに「修了証」が手渡され、2019年度のインターンシップ・プログラム「長期プロジェクトコース」が終了しました。



  

 

日 時 201911月9日(土)13時00分~1750
会 場

キャンパスプラザ京都 2階 ホール

プロジェクト
参加企業
団体数
(成果報告
  発表順)

8企業・団体

株式会社ワイングロッサリー/公益財団法人大学コンソーシアム京都/株式会社デイアライブ/特定非営利活動法人木野環境/関西巻取箔工業株式会社/株式会社ウエダ本社/株式会社インサイトハウス/京都府教育委員会

受講学生数
15大学25名 

(大谷大学/京都光華女子大学/京都工芸繊維大学/京都産業大学/京都女子大学/京都先端科学大学/京都ノートルダム女子大学/京都美術工芸大学/京都文教大学/同志社大学/同志社女子大学/花園大学/佛教大学/立命館大学/龍谷大学)

コーディネーター教員数

7名

(京都光華女子大学・京都光華女子大学短期大学部/京都工芸繊維大学/京都女子大学/京都精華大学/福知山公立大学/龍谷大学)

 




株式会社ワイングロッサリー
~学生向けワインセミナー企画、開催プロジェクト~


若者のアルコール離れにより将来的に縮小する恐れがあるワイン市場を考え、若者にワインの魅力を知ってもらい未来の顧客になるための『学生向けワインセミナー』の企画・実施をするプロジェクト。

ワインセミナーの開催に向けて、集客のためのチラシの作成や配布、SNSでの発信、セミナー当日の準備や運営した内容を発表しました。セミナーの終了後のアンケートでは、参加者の満足度は高く、ワインを身近に感じるようになったとの声もあり、受入先から提示された目的を果たすことができました。また、実習生は、ワインについて幅広い知識を得られたこともあわせて、受入先へ感謝していました。

 


公益財団法人大学コンソーシアム京都
~映像で魅せるISプログラム~


大学コンソーシアム京都のインターンシップ・プログラム「長期プロジェクトコース」を効果的に広報するためのPR動画を作成するプロジェクト。

担当のコーディネーターによる動画の撮影方法・編集方法指導の下、各プロジェクトの活動を取材・インタービューしたものをガイダンス等の広報で使用できるように3分間ほどの動画に仕上げました。動画の編集作業が進まないと感じ、シナリオを作り、効率的に作業を進めるとともに、取材、編集での新たな発見があれば、計画を変更し、動画を完成させたことを報告しました。出来上がった動画は、プロジェクトに参加している学生のいきいきとした表情が映しだされています。


 


株式会社デイアライブ

~京都のインバウンド観光情報メディア改修・新規事業計画~


外国人観光客の生の声を届ける映像メディア「Traveler’s Voice of Kyoto」の知名度をアップするためのプロジェクト。

京都を紹介し地域貢献できるよう、知られていない場所、非日常的な体験ができる場所を見つけ、取材やインタビューを行い、Instagramへのアップとフリーペーパーを作成しました。魅力あふれる写真のスライドを使用するとともに、取材の様子を動画に盛り込み、記事投稿数、フォロワー数ともに当初掲げた目標を達成できたことについて報告がありました。



 

特定非営利活動法人木野環境
~環境教育ツールの制作~


ごみに関する環境教育ツールを考え、みんなに環境への理解を深めてもらうプロジェクト。

企画したプロジェクトは、子どもたちが環境への興味を持てるようにごみ処理施設に関する「処分場カード」を作成し、ごみ処理施設へカードを設置することでした。企画概要書を作成してカードの設置について交渉をしたところ、設置にはたくさんの課題があり、実現できないことになりましたが、これまでの活動を「報告レポート」にまとめました。企画を立ち上げ、実現することの難しさを経験できたことは貴重な機会であり、今後に活かしたいとのことでした。
 

  

 

関西巻取箔工業株式会社
MADE IN JAPANのものづくりを世界に発信プロジェクト~


京都の企業の「ものづくり」のスゴい技術や面白い製品など、世に知られていない魅力を学生の目線で広報するプロジェクト。

主に、10月の京都地域での合同の会社展示会で公開する企業広報を目的とした複数の5秒間の動画を作成しました。動画の作成では他社からの意見を参考に、学生が納得できるまで作品に取り組むことにより、学生と受入先の作品への思いが一致したものに仕上げることができました。発表はフリートークで、聴衆者を飽きさせないよう工夫がされていました。
  

 



株式会社ウエダ本社
~企業と学生のマッチングイベント開催に向けた企画・運営~


学生に知られていない京都の優れた企業と学生のマッチングイベントである『企業訪問ツアー』を企画、実施するプロジェクト。

主に企業の選定、アポ取り、スケジュール決定、参加学生集客、イベントの当日の様子を報告しました。イベントの前半は2件の会社を訪問し、後半は「将来の働き方について自分が大切にしたい軸が何か」「自分にとっての良い会社とは?」を意見交換するグループワークを企画しました。参加者の満足度は高く、数字から成果を読みとることができました。
 




株式会社インサイトハウス

~やましなさんプロジェクト~


京都市山科区の活性化と魅力をSNSで発信し、フリーペーパーを作成し紹介するプロジェクト。

山科地域で興味を持った場所や人物に取材の交渉をし、インタビューを約20件行いました。取材先である飲食店などをFacebook、Instagramに投稿するとともに、フリーペーパーにも掲載したことや、作成したフリーペーパーを掲載店舗に配布している様子を報告しました。実習生が山科地域に馴染み、彼らの活動を支援してくれている様子が伝わってきました。


 



京都府教育委員会
~教員養成サポートセミナー~


演習校:宇治市立東宇治中学校 ・向日市立向陽小学校・宇治市立菟道小学校
実習生が演習校での実習を通して、個人の目標とグループでの目標に向かって学びと振り返りを繰り返しおこない、成長していくプログラムです。
 
演習校で教員の指導をとおして、教師になるために鍛えるべき能力を発見し、今後の自分の課題を見つけることができました。
    

  
   


 懇親会

プロジェクト・プレゼンテーション終了後、懇親会を実施しました。4名の実習生が司会し、自己紹介ビンゴや突然インタビューといったゲームで大いに盛り上がり、実習生・コーディネーターがざっくばらんに交流することができた懇親会になりました。


  
お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 インターンシップ事業推進室
TEL 075-353-9106 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

「2019年度高大社連携フューチャーセッション」を開催しました!


 9月22日(日)キャンパスプラザ京都、9月29日(日)福知山公立大学にて、2019年度高大社連携フューチャーセッションを開催いたしました。
今年で4年目を迎える当フューチャーセッションは、高校生・大学生のキャリア発達を促すことを目的とし、高校生・大学生・社会人といった世代、学校間を越えて対話・交流をするキャリア教育プログラムです。
 今年度は、京都市内会場、京都府北部会場の2会場でおこない、京都市内会場では26名、京都府北部会場では54名の高校生・大学生の参加者が集まりました。

 今回、ゲストとしてお招きしたのは、京都市内会場では認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長の今井 紀明 氏、京都府北部会場では株式会社ツナグム代表取締役の田村 篤史 氏です。お二人には各会場にて「これから社会で必要とされる仕事とは?」をテーマに、高校・大学時代を振り返っていただきながら、現在に至るまでの考えの変化や気づき、きっかけなどについてお話しいただきました。
 ゲスト講演で1時間じっくりお話を聞いた後、各グループで感想を共有、ゲストへの質問づくりをおこないました。両ゲストは、各グループからの質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。
 その後、さらにグループワークとして、ワールドカフェをおこない、今回のテーマである「これから社会で必要とされる仕事とは?」について他グループからの意見を交えて、仕事に対する考えを深めていきました。

 参加者たちは、普段出会うことのない他校の生徒や大学生との交流を通して、様々な意見に触れ、気づきや学びの多い有意義な時間を過ごすことができました。

 ■京都市内会場の様子
    

 ■京都府北部会場の様子