平成27年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

平成27年度 学まちコラボ事業の取組をご紹介します。

魅力ある地域づくりや地域の課題解決に向け、大学・学生が地域と協働で取り組む事業を募集し、優れた取り組みに対して助成支援を行う“学まちコラボ事業”。今年度の取組について進捗情報をお知らせします。

【ご案内】都ライト実行委員新メンバー募集!

新年度になりましたが、今日は平成27年度採択団体のひとつである『都ライト実行委員会』から、お知らせが届きましたのでご案内します。何か始めたいと思っている方!ぜひいかがですか?

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都ライト実行委員 新メンバー募集!! 
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はじめまして、都ライト実行委員会です!
2016年で12年目を迎える都ライトでは、この春から一緒に活動する仲間を募集しています!
新メンバーの募集にあたり、説明会のご案内をさせていただきます。

●都ライトとは…?miyako-light1
毎年秋に行われる上京区の上七軒や浄福寺通大黒町を中心としたエリアで行われる町家のライトアップイベントです。
その都ライトの企画・運営を行う実行委員会は、主に京都市内の大学に通う有志の学生で構成されています。
2015年度では、京都府立・立命館・同志社・京都産業・京都女子・龍谷・同志社女子の学生が実行委員として活動しました!

都ライトに少しでも興味がある方、町家や地域に興味がある方、イベントの企画・運営に興味がある方、いろいろな大学に友達を増やしたい方、まずは一度【都ライト説明会】へお越しください!(´∇`)

この春からも活動予定のメンバーが都ライトについてわかりやすく様々なことをお教えします。

参加を希望される方はお手数ですが、説明会希望日時・氏名・大学名・今年度の学年・携帯番号・メールアドレスを明記し、下記のアドレスにメールを送信してください。

よろしくお願い致します!

都ライトメールアドレス → miyako.light@gmail.com

●【都ライト説明会】開催日程について~miyako-light2

4月7日 18:00~
4月8日 18:00~
4月9日 13:00~、16:00~
※各回、約1時間半を予定しております。
※ 集合場所等・詳しくは、
都ライトHP 実行委員募集ページをご覧ください。
http://miyako-light.anewal.net/mainmenu/stuff/

ご質問などございましたらお気軽に都ライトメールアドレスまでご連絡ください。
皆さんのご参加お待ちしています!!

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都ライトホームページ miyako-light
http://miyako-light.anewal.net/

都ライトFacebook
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Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/973908999359554/

都ライトTwitter
https://mobile.twitter.com/miyako_light?ref_src=twsrc%5Etfw
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2016.4.7

【ご案内】平成27年度 報告会を開催します!!

今年度もあとわずか。これまで各事業団体の活動については、個々に情報発信を行い、14団体の活動を応援してきましたが、このたびその集大成として、各団体がこれまでの活動を振り返り、取組成果の発表を行う報告会を開催します!!

学生による認定事業の報告から、大学と地域の新たな連携の可能性や地域活性化のヒントを見つけませんか?

また当日は同時に来年度の募集説明会を行うほか、学まちコラボ事業に関わって得た学びをざっくばらんに語り合う場として、1日限定オープンの学まち交流カフェ(意見交換会・交流会)も開催します。

どなたでも、どの時間からでもご参加いただけますので、ぜひご来場ください。

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 <平成27年度 学まちコラボ 報告会>
 
 日時:201627日(日)10:00~17:00
 場所:キャンパスプラザ京都5階第1講義室/2階ホール
 スケジュール:【PDFリンク】


 ※詳しくはこちら↓↓↓
 https://www.consortium.or.jp/seisaku/12465

2016.3.17

【活動紹介】京都市立芸大生有志によるニコニコファミリーコンサート実行委員会
 ☆0歳からのオペラ『子どもと魔法』

12342694_984119251645750_9069172666897971748_nニコニコファミリーコンサート実行委員会は、右京区「ほっこりスペース」や下京区「フレンドリーハウス西八条」を中心に、そこで親子を対象とした音楽会・音楽ワークショップを継続的に行い、親子がくつろぎ繋がりあえるような場づくりを目指す活動をされています。

その活動は2013年5月から始まり、もうすぐ3年。今年度も数多くのイベントやワークショップが開催されてきました。今回はその集大成として開催されるコンサートの案内が届きましたので、ご案内します。

内容は、☆0歳からのオペラ~M.ラヴェル『子どもと魔法』(日本語公演)と題し、ニコニコファミリーコンサート実行委員会のメンバーと卒業生有志が様々なキャストに扮して、ピアノや打楽器の演奏とともに、ステージを盛り上げます。

「勉強なんてしたくない!」とママの言いつけをやぶってイタズラばかりする男の子に、イタズラをされた家具やポットたちが動きだす、ちょっぴり怖いファンタジーオペラ。題目にもあるように、0歳から大人まで楽しめるコンサートが企画されています。

ご興味ある方はぜひご来場ください。

12801163_1024216780969330_2559312744767740746_n京芸生有志による0歳からのオペラ
M.ラヴェル作曲「子供と魔法」(日本語公演)

 日時:2016年3月13日(日)14時開演(13時半開場)
場所:京都市西文化会館ウエスティ
協力:京都芸大キャリアデザインセンター
申込:先着順で予約受付中です。
   詳しくはこちら(ちらし裏面リンク)をご覧ください。
   またお問い合わせはこちら(2525famicon■gmail.com)まで。
   ※■を@に変更して送信してください。

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「ニコニコファミリーコンサート実行委員会」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
ニコニコファミリーコンサート実行委員会 facebook:https://ja-jp.facebook.com/2525familyconcert
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2016.3.4

【報告】京都光華女子大学・光華三条ガールズ「京都三条会商店街寺子屋事業」

2月13日(土)、京都市中京区にある京都三条会商店街の三条会寺子屋で開催された『寺子屋感謝祭』に行ってきました。

このイベントは、三条会商店街が好きで、子供たちが好きで、寺子屋で活動している光華女子大学の学生団体「光華三条ガールズ」のみなさんが、子供にとっては遊び場や学び場として、また地域の方々にとってはコミュニティの場の一つとなる「交流の場」をもつためにと開催されたものです。これまでにも月1回のペースで開催されており、今回はこれからの季節にぴったりなメッセージカードや写真立てづくり、またお雛様やバレンタインに因んだクラフト体験など、盛り沢山の企画内容でした。

当日は生憎の雨で参加も少なかったようですが、参加された方からは楽しかった、また遊びに来たいとの声が寄せられ、嬉しそうに作った写真立てやお雛様を持ち帰られる様子が伺えました。

活動場所の入口に立てられた案内看板

活動場所の入口に立てられた案内看板

体験の様子(参加者、地域の方、メンバーで)

体験の様子(参加者、地域の方、メンバーで)

出来上がり!!

出来上がり!!

 

 

 







また、これまでの寺子屋事業の様々な体験の中で参加者と作成されたものを生かしたビッグアートがこの日より商店街の寺子屋前にお披露目。ちょうどその吊り上げられる時に遭遇できました。

地域の方々と協力し、見事に完成したビッグアートは、今日からしばらくの間、飾られています。ぜひ三条会商店街で見つけてみてください。

地域の方にご協力いただき、ビッグアートの吊り作業の様子

地域の方にご協力いただき、ビッグアートの吊り作業の様子

吊り下げられたビッグアート

吊り下げられたビッグアート

活動案内ちらし

活動案内ちらし

 

 

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「光華三条ガールズ」の取組は、下記のホームページで紹介されています。
京都光華女子大学 地域連携推進センター  http://www.koka.ac.jp/crc/index.html
京都三条会商店街  http://sanjokai.kyoto.jp/?p=2615
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2016.2.17

【報告】京都経済短期大学・地域と大学の共生プロジェクト「竹の里わくわくマルシェ」

遅れた報告が続きますが、11月8日(日)、京都市西京区の竹の里センター広場・竹の里会館で開催された『竹の里わくわくマルシェ』に行ってきました。今日はその様子をご報告します。

このイベントは、高齢化の進む「洛西ニュータウン」において、学生が地域と協働で企画し、開催されたものです。この日は生憎の雨でしたが、会場内にはイベントを楽しみに来られた地域の方々が、出店されたパンやカレーライスなどを食しながらお話しをする様子や、企画された報告・講演会に参加するなど、賑わいがうかがえました。

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雨のため、屋内での出店の様子

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元アナウンサーによるスライドショー講演の様子

京都経済短期大学・地域と大学の共生プロジェクトでは、これまでも学生と話をしながら昼食を楽しむ会や留学生による中国語講座など、様々な高齢者の「居場所づくり」や「繋がりづくり」の機会が行われてきました。またアンケート調査も行い、買い物の取次事業を始めるなど、地域の抱えている諸課題を見つけ、解決に向けた取組が進められています。

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地域と大学の共生プロジェクトチームのみなさん

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主な活動の拠点となっている「わくわくサロン」

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「京都経済短期大学・地域と大学の共生プロジェクト」が運営協力を行う
  特定非営利活動法人 洛西福祉ネットワーク「わくわくサロン」のホームページ
  http://rakusai-fukusinet.life.coocan.jp/index.html
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2016.1.13

【報告】都ライト実行委員会「都ライト’15」

ずいぶん遅れましたが、11月6日(金)、7日(土)、8日(日)、京都市上京区の浄福寺通大黒町および上七軒通周辺で開催された「都ライト’15」に行ってきました。今回はその様子をご報告します。

このイベントは、上京区を中心に活動を続ける都ライト実行委員会が、町家の保全と町や地域に興味を持ってもらうことを目的に、2005年から開催し、今回で11回目となります。

町家から漏れてくるキレイな灯りはもちろん、街には子供たちを中心とした地域の方々と一緒に作られた手作り行灯が至るところに置かれ、まちゆく人を楽しませていました。またライトアップに合わせ、京都や日本の文化にまつわる様々な展示や体験企画なども行われました。

町家ライトアップの様子

町家ライトアップの様子

ステンドグラスの製作体験も

ステンドグラスの製作体験も

街中に置かれた行灯

街中に置かれた行灯

翔鸞小学校三年生と作成された翔鸞地区のミニチュア模型ライトアップ展示の様子

翔鸞小学校三年生と作成された
翔鸞地区のミニチュア模型ライトアップ展示の様子

町家の魅力を伝える 絵本の読み聞かせの様子

町家の魅力を伝える
絵本の読み聞かせの様子

 

チンチン電車の被り物をして 会場を回る「電車ごっこツアー」

チンチン電車の被り物をして
会場を回る「電車ごっこツアー」

 

 

 

 

 
























日本で唯一、京都には2万件とも3万件ともいわれる町家がakemashite
残っているそうですが、建築や住まいのあり方の変化とともにその数は減りつづけているといいます。
都ライト実行委員会では、「町家の良さをたくさんの人に伝えたい」「京都の地域やまちの魅力を発信したい」「地域を学生の力で盛り上げたい」など、様々な目標を持って集まった有志学生が、町家を後世に残すひとつの力となることを信じて、地域とのつながりを大切にしながら、今回も活動が繰り広げられました。

都ライト実行委員会のみなさん

都ライト実行委員会のみなさん

実行委員33名、当日スタッフは約80人、来場者数はなんと1500人だったそうです。

実行委員33人に加え、当日スタッフは約80人、
来場者数はなんと1500人だったそうです。

 

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「都ライト実行委員会」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
  都ライトホームページ:http://miyako-light.anewal.net/
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2016.1.6

【報告】京都精華大学京北宇津宝さがし会「第3回秋こども写真教室」

京都市右京区京北町宇津地域において、地域の宝(自然、人、技術、伝統、歴史など)さがしを通じた地域の活性化を目指す活動サークル「京北宇津宝さがし会」からまたまた活動報告が届きましたのでご紹介します。

 11月7日、京北宇津宝探し会主催で、宇津こども写真教室が開催されました。今回は人数もぐっと増え、なんと15人もの子供達が参加してくれました。今回は生憎にも曇りでしたが、終始雨も降らず撮る事が出来ました。前回、前々回に引き続き、今回も京都精華大学で写真と映像を専門に教鞭を執る亀村俊二先生にご指導頂きました。

秋ならではの風景が

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子供達から大人気のオナモミ

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少し公園で遊んだりも…
今回も水分補給や休憩はバッチリ

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最後には、子供達の撮った写真に亀村先生から講評を頂きました。自分が撮った写真に興奮したり、友達が撮った写真にコメントをしたりと、みんな真剣に亀村先生の講評を聞いていました。。﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽﷽

また11月8日には、2チームに別れて資料整理とハイキングコースの下見を行いました。 

資料整理は大量にあった山ばとは終わりましたが、まだまだ終わる気配はありません。コツコツと少しずつ終わらせていきたいと思います。

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ハイキングコースチームは、コース作りの拠点地を決める為に常照皇寺とらふ工房の2チームに別れてリサーチをしました。この場所を拠点としてハイキングコースを作れないか検討中です。

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これから両チーム共々作業を続け、皆様の元に出せるよう、死力を尽くしていきたいと思います。

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これまでの取り組み紹介や情報など、詳細はこちらをご覧ください。
京都精華大学 京北宇津宝さがし会ホームページ:http://seika-keihoku.com/
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2015.12.26

【活動紹介】龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト

龍谷大学窪田ゼミのメンバーで構成される「龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクトチーム」がこのたび、11月15日に京都市長から「きょうと地域力アップ貢献事業者等」の表彰を受けたとの報告が届きましたのでご紹介します。

 「きょうと地域力アップ貢献事業者等表彰制度」とは、京都市が平成26年度から、地域コミュニティ活性化を一層推進することを目的に,地域力の向上に貢献している事業者やNPO法人、大学等を表彰する取組です。

「龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト」では、プロジェクトメンバーの学生が、地蔵盆当日のイベントだけでなく、環境問題の取り組みとして、砂川学区自治連合会や川久保町自治会と連携し、川久保町を流れる東高瀬川の清掃活動を実施しました。東高瀬川は、川久保町地蔵盆の借景となるメイン会場で、清掃活動と草刈りは、学生の参加により昨年より短時間で終了したそうです。また、2日間の地蔵盆もイベント企画の段階から参画できたので、地域の方から喜んでいただきました。

さらに、地蔵盆前の東高瀬川清掃と草刈りだけでなく、毎年11月に実施されている「東高瀬川清掃活動」にも、地域の方々、高校生や小学生と共に、このメンバーが参加。

このような取り組みを通して、学生が地域活動の一助になっているとともに、地域活動への参加の機運が高まり、地域コミュニティの活性化に寄与していると賞賛を得ることができました。とのこと。

学生も地域の一員として、イベント参加だけでなく、地域の環境問題を通して景観や交通、防災等にも関心を拡げることができれば、どこの地域においても活性化と同時に学生の学びにつながるのではないでしょうか。

表彰の様子

表彰の様子

「龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト」のメンバー

「龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト」のメンバー

地蔵盆で地域の方と

地蔵盆で地域の方と

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龍谷大学のホームページでも紹介されています。
http://www.ryukoku.ac.jp/challenger/
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2015.12.20

【活動紹介】まか通Ⅸ『和歌ってますか? 恋バナから見る日常風景』

京都造形芸術大学近代産業遺産アート再生プロジェクト「まか通Ⅸ」は、東山区六原学区を中心に、近代産業遺産や地域コミュニティの芸術による地域活性化を目的に活動を続ける団体で、その活動は今年で11年目となります。地域に密着し、見過ごしてしまっている文化や忘れ去られ埋もれてしまった歴史・資源などをアート目線で掘り起し、今年も数多くのイベントやワークショップが開催されてきました。そしてまた今回新たに開催される企画の案内が届きましたので、ご案内します。

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東山を中心に詠まれた和歌から当時の人々の生活や恋愛、生き様を読み解き、それらの文化が現代にどう繋がっているのか、またどのように残っているのか。ゲストに奈良大学文学部教授の上野誠先生をお迎えし、まちを多角的に見る面白さを追求します。

また3部構成で行われる企画の最後には、毎年恒例の落語講演会も行われます。

 

東山区の方々だけでなく、様々な地域住民の方々の繋がりが広がるきっかけにもなればと企画されていますので、興味ある方はぜひご参加ください。

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「まか通Ⅸ」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
近代産業遺産アート再生プロジェクトまか通ブログ:http://maka2log.blog43.fc2.com/
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2015.12.16

【活動紹介】龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト

伏見区東高瀬川周辺地域で活動を続ける、「龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクトチーム」から活動報告が届きましたのでご紹介します。

『地域の方々と東高瀬川清掃活動を実施しました。』

11月11日(水)、「東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト」のメンバーは、地域の河川清掃活動に参加しました。地域の活性化を目的に、地蔵盆行事の企画から会場の設営、環境整備と運営まで、地域の方と共に活動してきました。その地蔵盆の舞台となったのが、東高瀬川の河岸でした。

東高瀬川は、地元の伏見工業高校の生徒たちにとって「まちづくり学習」のフィールドであることがわかりました。そこで、10月には、担当の大下寛司先生を大学に招聘して高校生の取り組みについてご紹介いただきました。

その際、11月頃に清掃活動をされると聞いて、是非一緒に活動したいとの要望が受け入れられ河川清掃活動の実施となりました。実は、高校生も地域の問題点を発見して、その解決を図ろうという目標を持った活動なので、私たちプロジェクトとめざすところは同じであることに気づきました。

当日は、好天にめぐまれ、伏見工業高校の生徒、砂川小学校の児童、龍谷大生、そして地域の皆さんと行政の担当者等、総勢150名以上の規模で、東高瀬川の清掃活動を行いました。

地域の方のお話では、数年前に比較すると、ゴミの散乱もなくなり、空き缶やペットボトルのポイ捨ても随分少なくなったとのことです。地元の皆さんの希望は、「東高瀬川にホタルを飛ばそう!」だそうです。環境保護の取り組みはまさしく、「継続こそ力なり」だと実感しました。

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龍谷大学のホームページでも紹介されています。
https://www.ryukoku.ac.jp/challenger/challenger12/20151118/index.html
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 2015.11.18

【活動紹介】豊園~時間と距離を超えて繋がる縁側プロジェクト~

下京区豊園学区を中心に活動を行っている、「豊園~人をつなげる縁側プロジェクト~実行委員会」の活動報告が届きましたのでご紹介します。
子供、若者、お年寄りに世代間交流をしてもらう、また普段イベントに参加されないお年寄りの参加を促し、普段あまり話をされないお年寄りが同世代、異世代との交流を図れるような「縁側」を作っていくことを目的に実施された企画です。
メッセージや写真から、充実した活動内容が伺え、また今後の取組が楽しみです。

「豊園~人を繋げる縁側プロジェクト~実行委員会の森川です。
10月25日(日)に私たちが企画している二つ目のイベントである、ミサンガを作る「手作り広場」を実施しました。豊園学区だけにとどまらず、多くの住民の方が参加してくださり、楽しくミサンガを作られていました。一人で複数本作って帰るお子さんもおり、ものつくりにはまってそうな感じでした。
また、地域の住民と触れ合うことができより楽しいイベントになりました。」

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2015.11.11

【ご案内】今週末の活動紹介

今年度採択された団体から届いた今週末の取組をご紹介します。
企画を楽しむもよし、まちづくりに取り組まれている方は活動の参考にするもよし、興味あるイベントにぜひご参加ください。

<都ライト’15> 都ライト実行委員会
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『都ライト’15』
(日時)11月6日(金)・7日(土)・8日(日)
    17:00~21:00(最終日のみ20:30まで)
(場所)上七軒通/五辻通・六軒町通・上立売通/浄福寺通大黒町(京都市上京区)
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今年で11回目となる、京町家のライトアップイベントです。
まちと町家の魅力を伝え、京町家や町並みの保全につながること、地域とのつながりを大切に、2005年より活動を続け、今年度も開催されます。
今回は地域の方の町家をお借りして直に町家に触れられる企画や、小学生と一緒に作ったまちのミニチュアの展示、協力団体のステージなど、様々な併設イベントも予定されています。

詳細はこちらをご覧ください。
▷都ライトホームページ:http://miyako-light.anewal.net/
▷都ライトFacebook  :https://www.facebook.com/miyakolight
▷都ライトTwitter      :https://twitter.com/miyako_light

<記憶と記録のことおこし2~仕事を創る~>
京都造形芸術大学 近代産業遺産アート再生プロジェクト「まか通Ⅸ」
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『鍾馗祭』
(日時)11月7日(土)13:00~15:00
(場所)若宮八幡宮(京都市東山区)
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地域に密着し、見過ごしてしまっている文化や忘れ去られ埋もれてしまった歴史・資源などをアート目線で掘り起こし、それに気付いてもらう機会のひとつとして、開催されるお祭りです。
当日は鍾馗さんへの感謝の気持ちを舞で表現し、奉納舞の後、町内を練り歩き巡行舞が行われる予定です。
また「守り神」についての座談会も開催されます。

詳細はこちらをご覧ください。
▷近代産業遺産アート再生プロジェクト まか通ブログ:http://maka2log.blog43.fc2.com/

<地域と大学の共生プロジェクト>
京都経済短期大学・地域と大学の共生プロジェクト
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『竹の里わくわくマルシェ』
(日時)11月8日(日)10:00~15:30
(場所)竹の里センター広場・竹の里会館(京都市西京区)
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高齢化の進む「洛西ニュータウン」において、高齢者の「居場所づくり」や「繋がりづくり」の機会として、学生が地域と協働で企画し、開催されるものです。
お店の出店や公演、パネル展示など、様々な企画が予定されています。

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「学まちコラボ事業」についての詳細はこちらをご覧ください。
 https://www.consortium.or.jp/project/seisaku/gakumachi
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2015.11.4

【活動紹介】みらいの環境を支える龍谷プロジェクト
「稲荷学~部発おこしやす、トラベルマナー」

今年度採択された事業のうち、今日は伏見区で繰り広げられる活動のひとつ、「稲荷学~部発おこしやす、トラベルマナー」をご紹介いたします。

「稲荷学~部発おこしやす、トラベルマナー」の事業を進める団体「みらいの環境を支える龍谷プロジェクト(略称:みらプロ)」は、より良い環境形成のために、現実社会で起こっている出来事を通して学び、景観とまちづくりの在り方について考える団体です。2009年度に結成し、これまでにも各地域で調査・ヒアリングを行ったり、行政への企画提案やシンポジウム開催による意見交換・情報発信を行うなど、様々な活動が行われてきました。

そして今年度「みらプロ」が注目し、取り組む課題は外国人観光客のマナーやコミュニケーションの在り方について、またその観光客を迎える側のおもてなしについてです。伏見稲荷大社では日々数多くの外国人観光客が訪れ、地域が賑わうことを歓迎する一方で、観光客によるゴミの捨て方が問題になるなど、安全面や衛生面において多くの問題が発生しています。

そこで「みらプロ」は訪れる外国人観光客や地域住民に向けたアンケート調査から情報収集・分析を行い、その結果からマナーコミュニケーションの立案・実施を行うなど、今後ますます外国人観光客が増加することを鑑み、学生の視線でホストとゲストの相互理解を目指した活動を進めています。そして、京都が人気観光都市ランキング1位に選ばれた今、世界から注目されているという認識を持ち、外国人観光客のトラベルマナーに関するモデルプランの提案を予定しています。「みらプロ」の今後をお楽しみに!!

外国人観光客に向けたアンケート調査の様子

外国人観光客に向けたアンケート調査の様子

地元住民を対象に行われたアンケート

地元住民を対象に行われたアンケート

様々な関連部署へヒアリング調査を実施

様々な関連部署へヒアリング調査を実施

ワークショップも開催

ワークショップも開催

 

 

 

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「みらいの環境を支える龍谷プロジェクト」の詳細やこれまでの取り組み紹介はこちらをご覧ください。
「みらプロ」ホームページ:http://www.ryukoku.ac.jp/370th/mirapro/index.html
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2015.10.23

【活動紹介】豊園~時間と距離を超えて繋がる縁側プロジェクト~

今年度採択された事業のうち、今日は下京区豊園学区を中心に活動を行っている、「豊園~人をつなげる縁側プロジェクト~実行委員会」をご紹介いたします。

「豊園~人をつなげる縁側プロジェクト~実行委員会」は、龍谷大学経済学部生からなる団体で、2011年10月より、若者から高齢者の幅広い年齢層の人々が気軽に交流できる場所である「まちの縁側」づくりに取り組まれています。

その企画のひとつとして、9月12日(土)には下京区にある佛光寺にて、「まちなか野菜博」と題した、料理教室が開催されました。
調理するメニューは“カレー”です。当日はとてもいいお天気で、青空の下、プロの料理人を招き、野菜を切るところから仕上げまで、途中には野菜についての知識を学ぶ食育セミナーも受けつつ進められ、料理好きのお子さんはもちろん、包丁を持つのが初めてのお子さんも、とても楽しく取り組まれていました。
出来上がったカレーはもちろんその場で美味しく完食!!
調理をしながら、またカレーを食べながら、参加者を含めたこの企画に関わる様々な人々が交流を深めました。

案内ちらし

案内ちらし

 

カレーの材料をカットする様子

カレーの材料をカットする様子

出来上がりのカレーをみんなで試食

出来上がりのカレーをみんなで試食

地域のみなさんと

地域のみなさんと

参加した子供さんと一緒に準備

参加した子供さんと一緒に準備

 

 

「豊園~人をつなげる縁側プロジェクト~ 実行委員会」ではまた今後も10月にはものづくりを通して交流を図る「手作り広場」、11月には豊園学区の昔と今の様子を比較した映像の上映会を行うなど、様々な企画が予定されています。お楽しみに!!

2015.9.29

【報告】粟田口茶の湯のまちづくり「地蔵盆、夕涼み茶の湯」

8月26日(水)、白川を創る会と大学茶道部学生有志の連携による「粟田口茶の湯のまちづくり」が開催した「地蔵盆、夕涼み茶の湯」に行ってきました。
今回は京都華頂大学、立命館大学、京都橘大学の茶道部有志の学生さんたちによりお茶席が設けられ、本格的な冷抹茶と和菓子が300円で提供されていました。
またその他、参加した子どもたちには、昔のおもちゃや駄菓子が当たるふくびきやかき氷コーナー、子ども茶の湯の体験ワークショップなども用意され、楽しそうに参加する子どもたちの姿も見られました。

会場の様子

会場の様子

冷抹茶をたてる様子

冷抹茶をたてる様子

 

参加者来場の様子

参加者来場の様子

学生スタッフ手づくりのお地蔵さん

学生スタッフ手づくりのお地蔵さん

 

お茶会に参加された地域の方々と粟田口茶の湯まちづくりの皆さん

お茶会に参加された地域の方々と
粟田口茶の湯まちづくりの皆さん

作成された粟田学区地蔵盆調査報告書

作成された粟田学区
地蔵盆調査報告書

 

 




























この時期、京都市内各地で地蔵盆は行われていましたが、粟田口茶の湯のまちづくりでは、今回地蔵盆にあわせたお茶会を開催するにあたり、東山区粟田学区にある19の地蔵盆調査を行い、それぞれの現状や課題についてまとめられた報告書の作成も行われました。cha
町の現状を知り、さらに団体の取組が活かせるような活動ができればいいですね.

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「白川を創る会」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
白川を創る会ホームページ:http://shirakawa.awata-jichiren.org/
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2015.9.22

【報告】立命館大学カモシネマ実行委員会「カモシネマ11」

8月22日(土)、立命館大学カモシネマ実行委員会が企画運営する野外映画上映会「カモシネマ11」に参加してきました。
今年の上映作品は「桐島、部活やめるってよ」。当日は朝から雨が降り、開催が心配されましたが、昼からはすっかり天気も回復し、少し秋の気配も感じるような夏の夜空のもと、上映会が開催されました。開催は今年で11回目。会場には18:30の開場から少しずつ人が集まり、最終的には約300名の来場者が、鴨川の横に設置された大きなスクリーンに目を向け、映画を楽しみました。

また当日は映画上映前の15:30から1時間程度のクリーンハイクも実施され、清掃を通して鴨川の美しさや魅力を体感し、またその後きれいに保たれた鴨川で映画を見てもらおうと、賀茂大橋~荒神橋間において清掃も行われました。

映画上映の様子

映画上映の様子

会場に設営された看板とスタッフ

会場に設営された看板とスタッフ

上映前アカペラサークル「しあわせ6番街」出演の様子

上映前アカペラサークル「しあわせ6番街」出演の様子

カモシネマ実行委員会の皆さん

カモシネマ実行委員会の皆さん

鴨川クリーンハイクの様子

鴨川クリーンハイクの様子

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映画上映は年に1回、一夜限りの夏のイベントとして実施されていますが、鴨川のクリーンハイクはおおよそ月に一度のペースで、鴨川を美しくする会の皆さんと協力し、“映画”という文化を鴨川の清掃活動という地域環境美化につながる取組としてこれまでも、そして今後も継続的に行われる予定です。
皆さんもご一緒にいかがですか?

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「カモシネマ11」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
ホームページ:http://kamocinema.pya.jp/#kamocinema
Twitter     :https://twitter.com/kamocinema11
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2015.9.15

【活動紹介】ふしみ・ふかくさコミュニティアーカイブプロジェクト

ふしみ・ふかくさコミュニティアーカイブプロジェクトでは昨年度より、昭和の町並みや暮らしが市井の視点から記録された郷土資料(劣化の進む8ミリフィルム)を貴重な地域資源として注目し、伏見区深草地域において、フィルムの収集に取り組まれています。また、地域住民の方々から寄せられ、選定されたフィルムは当時の生活を後世に伝える資料としてデジタル化し、度々「ふかくさ町家シネマ」と題した鑑賞会を開催し、公開されています。

8月26日(水)には、昨年度の活動から数えて、第11回目の「ふかくさ町家シネマ」が開催されました。今回のテーマは“8ミリフィルムの魅力を知ろう!”で、(株)吉岡映像代表の吉岡博行さんをお招きし、これまでに修復されたフィルムの貴重な映像を拝見しながら、それらを残す意義についてお話しされました。

会場の龍谷大学深草町家キャンパスには、8mmフィルムの提供者や地域の方々など、団体関係者の学生を含めた総勢30名ほどの参加者が集まり、昭和初期の岩倉松茸狩りや清滝愛宕ケーブルなど昔懐かしい映像に歓声があがったり、またその当時を知らない学生からの質問に答えるシーンなど、和気藹々とした雰囲気で語り合い、交流が行われました。

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会場内の様子

 

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司会、上映の機器操作、撮影記録など、
様々な形で運営に携わる学生さんたちの様子

8mm

 
















 

次回「ふかくさ町家シネマ」は10~11月頃、「私の好きな深草」の映像をもとに、その場所の思い出を語り合う場として開催が予定されています。
お楽しみに!!

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押し入れに眠っている8ミリフィルムはありませんか?
伏見区を中心に、昭和の京都が記録された8ミリフィルムを探しています。
お問合せは下記まで。
<連絡先>
ふしみ・ふかくさコミュニティアーカイブプロジェクト(龍谷大学政策学部コミュニティメディア・ゼミ)
電話・FAX:075-645-8609/MAIL:matsuura@policy.ryukoku.ac.jp
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2015.9.8

【報告】京都精華大学京北宇津宝さがし会「第2回子どもフェスタin宇津」

 8月7日(金)・8日(土)、京都市右京区京北町宇津地域において、地域の宝(自然、人、技術、伝統、歴史など)さがしを通じた地域の活性化を目指す活動サークル「京北宇津宝さがし会」が「第2回 子どもフェスタin宇津」を開催しました。その報告が活動メンバーのひとり、京都精華大学人文学部2回生中村成恒さんから届きましたのでご紹介します。
「京北宇津宝さがし会」の活動は2013年5月から始まり、今年で3年目。中でもこの企画は昨年度から開催され、今年で2回目です。今回は昨年度以上に宇津の地域文化に焦点を当て、宇津の魅力を再発見するためのパワーアップした企画が準備され、充実した内容の2日間だったことが報告されています。ぜひご覧ください。

第2回子どもフェスタin宇津 報告(→報告書はこちら)

筏遊びの様子

筏遊びの様子

鮎つかみ体験の様子

鮎つかみ体験の様子

写真教室で指導を受ける子どもたち。

写真教室で指導を受ける子どもたち。

写真教室では、

写真教室では、
実際に写真を撮りに出かけたりも。

学生たちによる宇津の伝承を使った紙芝居披露の様子

学生たちによる宇津の伝承を使った紙芝居披露の様子

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これまでの取り組み紹介や情報など、詳細はこちらをご覧ください。
京都精華大学 京北宇津宝さがし会ホームページ:http://seika-keihoku.com/
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2015.9.2

京都市民しんぶん 区版に掲載されました!!

学まちコラボ事業の取組が各区で発行される市民しんぶん区版(平成27年8月15日号)に掲載されましたのでお知らせします。
それぞれの新聞に、各区で活動する団体が紹介されています。ぜひご覧ください。

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市民しんぶんは市の施設(区役所・図書館等)、地下鉄駅、コンビニ、大学など、市内様々な場所で入手、また下記HPからダウンロードしてご覧いただくこともできます。

北 区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/kita/page/0000187369.html
上京区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000187292.html
中京区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/nakagyo/page/0000187230.html
東山区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000187448.html
下京区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/shimogyo/page/0000186929.html
右京区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000187264.html
西京区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/nisikyo/page/0000187202.html
伏見区版_http://www.city.kyoto.lg.jp/fushimi/page/0000186503.html

2015.8.26

【活動紹介】白川を創る会

今年度採択された「白川を創る会」から届いた取組をご紹介します。

白川を創る会は、白川千二百年の文化的景観を継承し、次の百年を創ることをミッションに、対象地域で活動する学生団体や大学研究室と連携しながら白川沿いの道路空間の安全・快適性の創出を推進し、活動を行う団体です。地域の魅力発信事業として一昨年より茶の湯の活動と協力した文化活動が行われており、今年度もその活動を中心とした様々な取組が予定されています。

そのひとつに7月25日(土)には「眺望茶会」という名のお茶会が開催されました。このお茶会は、東山トレイルコースの起点となる眺望スポット「尊勝院」境内において、地域の方の思い出(記憶)や思いなど、東山区粟田学区の魅力的な場所の活用を目指し、地域の魅力について話す場として実施されたもので、会場の魅力の発信や活用の可能性について来訪者と対話が行われました。

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「眺望茶会」 会場の様子

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ヒアリングの様子

また8月26日(水)には、東山区粟田学区内で場所を変え、「地蔵盆、夕涼み茶の湯」という名のお茶会が開催されます。白川を眺め、冷抹茶で夕涼みをしながら、地蔵盆の思い出やこれからを、大学生や地域のみなさんとお話ししませんか?昔のおもちゃや駄菓子の当たるふくびき、子ども茶の湯体験ワークショップ、かき氷コーナーもご用意してお待ちしております。お子様から大人まで、お気軽にご参加ください。

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「白川を創る会」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
白川を創る会ホームページ:http://shirakawa.awata-jichiren.org/
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2015.8.20

【活動紹介】立命館大学カモシネマ実行委員会

「カモシネマ」は鴨川河川敷で行われる野外映画上映会で、京都の代表的な場所である鴨川の美しさと大切さを、映画上映会を通じて多くの人に知ってもらいたい、そしてもっと鴨川を好きになってもらいたい、そんな思いをもった学生がつくる一夜限りの夏のイベントとして、今年で11回目を迎えます。
 今年の開催は8月22日(土)(※雨天時8月29日(土)に延期)、日没後19:30から「桐島、部活やめるってよ」が上映されます。
 またカモシネマ実行委員会では月に一度、鴨川を美しくする会のクリーンハイクにも参加し、“映画”という文化産業を鴨川の清掃活動という地域環境美化につながる取組として活動を行っており、映画上映当日の15:30からも賀茂大橋~荒神橋間において清掃を行う予定です。
 清掃活動で鴨川の美しさや魅力を体感し、その後きれいに保たれた鴨川で夏の夜空を眺めながら、のんびり野外の映画鑑賞を楽しみませんか?

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昨年度開催の様子

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「カモシネマ11」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
 ホームページ:http://kamocinema.pya.jp/#kamocinema
 Twitter     :https://twitter.com/kamocinema11
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2015.8.19 

【活動紹介】龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクトチーム

今年度採択された事業のうち、今日は伏見区で繰り広げられる活動のひとつ、「龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト」をご紹介いたします。

京都市伏見区にある東高瀬川では、地域の団体、近隣の自治会・町内会、伏見工業高校システム工学科の生徒さん達による清掃活動・草刈りが継続して行われていますが、その東高瀬川を背景に行われる「川久保町地蔵盆」の活動に、昨年、龍谷大学短期大学部に所属するプロジェクトメンバーがボランティアで参加し、地域の方々からたいへん好評を得ました。このことをきっかけに、龍谷大学・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクトチームは今年度の学まちコラボ事業において、昨年度同様「川久保町地蔵盆」の活動に加え、東高瀬川の清掃活動にも関わり、環境保護やまちづくりに参加する取組を実施されます。少子高齢化で盛り上がりに欠ける傾向がある夏祭りや地蔵盆などの地域行事に学生が参加することにより、世代間交流による地域の活性化をはかるとともに、単にイベントに参加するだけでなく、地蔵盆の歴史や研究を深め、そもそも地蔵盆の行事そのものを知らない学生が、京都の伝統行事に地域の皆さんと関わることで、新しい発見や学びが生まれることが期待されます。

今年度、深草川久保町では下記のようなスケジュールで地蔵盆が行われます。大人と子どもをつなぐ世代間の橋渡し役として、学生たちが地蔵盆を盛り上げために頑張る姿をご期待ください。

8/22(土)

12:00~ オープニング 子供会によるイベント
14:00~ 学生によるイベント(工作等の常設コーナー、ダンスレッスン、○×ゲーム等)
17:30~ 竹灯籠点灯
18:00~ 子どもの合唱・ダンス発表
18:30~ ギターコンサート、花火大会

8/23(日

9:00~ お供え
9:30~ 摂取院お参り、百万遍数珠廻し
10:30~ こども抽選会(ふごおろし)
11:30~ お下がり配り

当日会場には、伏見区のマスコットキャラクター「吉兆くん」も登場します!!
お楽しみに!!

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昨年度開催の様子

 

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2015.8.11

【活動紹介】都ライト・京の七夕プロジェクト

今年度採択された「都ライト実行委員会」から届いた取組をご紹介します。

都ライト実行委員会は、京都の大学に通う学生が中心となり、社会人スタッフと共にANEWAL Galleryという町家を改修したギャラリーを拠点に、毎年代替わりしながら活動を続ける団体です。その活動は今年で11年目。町家の保全と町や地域に興味を持ってもらうことを目的に、継続的に町家のライトアップを行うとともに、今年度は出入り自由なコミュニティスペース「都ライトカフェ」の設置が進められています。

また11月の町家ライトアップに加え、今年度は8/1(土)より開催されている「京の七夕」にも京都堀川ホタルプロジェクトさんと参加し、一条戻り橋以北のライトアップを手掛けられています。HP上で見るだけでもとてもキレイですが、会場で見るともっとキレイなんでしょうね。ぜひお立ち寄りください。

【都ライト・京の七夕プロジェクト】
▷開催日:8/1(土)~8/10(月)
▷点灯時間:19:00~21:30(※提灯の貸し出しは21:00まで)
▷担当場所:堀川ほたるの森
一条戻り橋から元誓願寺通り及び晴明神社

▷都ライトでは…
◎一条戻り橋以北のライトアップ
◎一条戻り橋の手前のテントにて提灯を500円と交換で配布。
※提灯を晴明神社まで運ぶと、提灯交換の際の500円は全額返金されます。

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「都ライト実行委員会」のこれまでの取り組み紹介や情報はこちらをご覧ください。
都ライトホームページ:http://miyako-light.anewal.net/
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「京の七夕」イベントについての詳細はこちら。
京の七夕ホームページ:http://www.kyoto-tanabata.jp/
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2015.8.5

【活動紹介】嵐山アートプロジェクト(京都嵯峨芸術大学)

今年度も京都嵯峨芸術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン2回生が中心になって取り組む、嵐山アートプロジェクトが開催されています。この取り組みは京都嵯峨芸術大学芸術学部デザイン学科観光デザインゼミと、嵯峨嵐山おもてなしビジョン推進協議会、京福電気鉄道株式会社、嵐山昇龍苑、レストラン嵐山が協力し、嵐山の中心である嵐電嵐山駅構内の施設を活用して、アート作品の展示を行うことをきっかけに、地域との関わりを深めるプロジェクトです。また、アートの力をまちづくりに展開することで、京都・嵐山が伝統と芸術だけではなく、先端の文化芸術を育む地であることを表現し、魅力発信を行います。

今年のテーマは「嵐山、ジャックしてみた。-ufufu 嵐山-」です。

今年度は、駅構内や電車内だけでなく、嵐山地域の公共・民間等のトイレ施設にもアート作品を展示したり、嵐山錦林商店街の各店舗の商品をミニチュアにしたがちゃがちゃ販売を行うなど、さらに広がりある取組を展開されています。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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「嵐山、ジャックしてみた。-ufufu 嵐山-」

期間:8月1日(土)~10日(月)
場所:嵐電嵐山駅構内および嵐電走行電車、嵐山昇龍苑、中之島公園、レストラン嵐山
内容:
①嵐電、ジャックしてみた
 1.コミックアート電車(嵐電営業運転車両内)
  営業運転の電車内に嵐電の駅を擬人化したコミックアート作品を展示
  期間:8/1〜10(車両点検の為、予定運休日3日、6日、9日有)
 2.染織作品の展示(嵐電嵐山駅ホーム天井)
  期間:イベント全日
②昇龍苑アートイベント ※嵐山「昇龍苑」(http://www.syoryuen.jp/access/
 1.ライブアートイベント
  学生による「龍」をテーマとした作品をライブで描く
  期間:8/1、2、8、9(15時〜17時)予定 (1、2は筝曲の演奏有)
 2.クロッキーイベント
  体験型イベントとして来場者をモデルとしたクロッキーを行い、希望者にはお土産に
  持って帰ることができます
  期間:8/1、2、8、9(16時〜17 時)予定
 3. 染織作品の展示
③嵐山がちゃ、つくってみた。試作発表展示 figure_togetsu4figure_togetsu3
※展示場所は、嵐電嵐山駅インフォメーションコーナー
 嵐山商店街の公式キャラクターの「月橋渡」
 のオリジナルフィギュアを制作し、試作展示
 を発表。嵯峨嵐山地域で、秋以降に販売予定。
④嵐山トイレ、ジャックしてみた。
 嵐山のトイレをアート空間に!

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詳細はこちらをご覧ください。
京都嵯峨芸術大学ホームページ :http://www.kyoto-saga.ac.jp/news/28564
嵐山、ジャックしてみたTwitter:https://twitter.com/yangoto_kyoto
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また、イベントについてのお問合せは下記まで。
京都嵯峨芸術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン系   担当教員  坂上英彦教授
(TEL:075-864-7858(大学代表))
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2015.8.4

 【活動紹介】京都精華大学京北宇津宝さがし会

今年度採択された事業のうち、今日は右京区で繰り広げられる活動のひとつ、「京都精華大学京北宇津宝さがし会」をご紹介いたします。
京都市右京区の宇津地域は、豊かな自然と歴史・文化に恵まれた素敵な地域ですが、近年小学校は廃校、保育園は廃園、農協も廃業に至るなど、過疎化が進み、深刻な問題になっています。
この事業は、過疎化の進む宇津地域に学生が参集し、地域住民と交流をしながら様々な取組を行うことで、地域住民では気づくことがなかった地域のよさや希少性を学生の知見や若い感性で再認し、宇津の魅力を「宝」として地域内外に発信することを目的に、2013年度より継続した取り組みが行われています。
中でも今年度はこれまでの活動を生かし、子ども写真教室を四季で開催したり、昨年度作成した宇津地域マップを改訂するとともに地域案内看板の作成をしたりする予定です。また、旧宇津小学校に残された資料をデータベース化・アーカイブ化するなど、昨年度以上に様々な取組を実施し、宇津の魅力を様々な形で地域内外に発信することに注力し、地域住民主体の活動基盤の形成を目指した取組が実施されます。
この夏にも実施される取組は盛り沢山。「宇津ってどんなとこ?」「宇津の魅力って?」興味ある方はぜひ活動に参加し、この夏、一緒に発見してみませんか?

●子どもフェスタin宇津 第2回●      
8月7日(金)13:00~20:00
 川遊び(鮎つかみ、鮎つり、筏遊び)yama
   地域の年配の方にご指導いただきます
 つかんだ鮎で晩ご飯
 宇津の伝承を使った紙芝居
 廃校になった小学校で肝試し大会
 みんなで花火

8月8日(土)10:00~16:00
 子ども写真教室・夏
   京都精華大学非常勤講師、亀村俊二先生にご指導いただきます。

●夏祭り・旧宇津小学校の資料整理●
8月13日(木)~14日(金)
 旧宇津小学校に残る資料の整理

8月15日(土)
 宇津地域夏祭りに出店
 ヨーヨー釣りとわらび餅販売

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昨年度子どもフェスタ_水生生物観察の様子

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昨年度子どもフェスタ_紙芝居の様子

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これまでの取り組み紹介や情報など、詳細はこちらをご覧ください。
京都精華大学 京北宇津宝さがし会ホームページ:http://seika-keihoku.com/
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また、イベントについてのお問合せは下記コンソ事務局まで。
(TEL:075-353-9130/MAIL:gakumachi-admin-ml@consortium.or.jp)
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2015.7.31

【活動紹介】御薗橋801商店街振興組合「自転車タクシーロポリ」

今年度採択された事業のうち、今日は北区で活動が繰り広げられる「自転車タクシーロポリ」の事業をご紹介いたします。
この事業は、御薗橋801商店街振興組合と京都産業大学の学生有志が協力し、目的地はあるけど行き来の手段に制約のある高齢者や障害をもった人たちへの新しい交通手段として、自転車タクシーを運行するというものです。運行にあたってはきちんと講習を受け、運行ルールを学んだ学生たちが自転車タクシーの運転手となり、利用者が気軽に外出ができ、より快適な生活が送れるようサポートします。また、商店街にとっても集客力の向上や販売促進に繋がり、地域コミュニティの構築・強化が期待されています。
自転車タクシーの運行は、行先(利用目的)は商店街内で買い物、通院、飲食店等を想定し、料金は片道500円、稼働は週2日(水・木)で各日10時~13時の1日3時間、また電話受付は(水曜日~日曜日)毎日10時~16時です。街で自転車を見かけたら、ぜひ応援をお願いします。

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また学生たちは地域で開催されるイベントのお手伝いや地域に住む小中学生の学習支援を行うなど、積極的に地域の活動に参加し、地域の方々とコミュニケーションをとりながら活動が行われている様子がうかがえます。より地域に密着した取り組みとして、地域の活性化を目指した今後の活動をお楽しみに!! 

商店街イベント7/19開催「七夕ビアガーデン」 お手伝いの様子

商店街イベント7/19開催
「七夕ビアガーデン」お手伝いの様子

小中学生向けに夏休みの勉強もお手伝い

小中学生向けに
夏休みの勉強もお手伝い














 

 

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これまでの取り組み紹介や情報など、詳細はこちらをご覧ください。
御薗橋801商店街ホームページ:http://www.kics.gr.jp/kita/801office/index.html
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2015.7.29

平成27年度 学まちコラボ事業 採択団体が決定しました!!

6/28(日)キャンパスプラザ京都で開催された2次選考となる公開プレゼンテーション審査会において、1次審査の書類選考を通過した17事業がプレゼンテーション審査に臨み、選考の結果、今年度は14事業の採択が決定しました。
公開プレゼンテーション審査会では、パネルを使ったり、チームTシャツを着たり、各団体が趣向を凝らしたプレゼンテーションで、事業の効果や特性、事業にかける熱意など取組をアピールしました。
またその後の質疑応答では、時には選考委員からの厳しい質問もありましたが、へこたれることなく頑張って応答し、地域活性化に向けた素晴らしい取組として、これまで準備を重ねてきた成果を存分に発揮する学生たちの姿が見られました。

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公開プレゼンテーション 発表者と審査員の真剣勝負

審査員との質疑応答の様子

審査員との質疑応答の様子



 








そして採択された14事業は、7/10(金)京都市役所で開催された認定式において、市長から認定証が授与されるとともに、認定を受けた各団体の代表者から事業実施に向けた決意表明があり、各団体が力強くスタートを切りました。
認定式終了後には、選考委員から採択事業団体それぞれに対して講評とアドバイスも寄せられ、いよいよ今年度学まちコラボ事業の活動開始です。様々な地域で、地域活性化に向けた様々な取組が動き出します。ご期待ください。

認定証授与の様子

門川京都市長からの認定証授与の様子

採択事業代表者による決意表明の様子

地域への想いを込めて、今年はハートポーズです。

地域への想いを込めて、今年はハートポーズで撮影



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成27年度 学まちコラボ事業 採択事業一覧はこちら

2015.7.16

1次選考(書類審査)の結果を発表しました!!

1次選考(書類審査)を通過し、6/28(日)10:00~キャンパスプラザ京都4階第2講義室において実施する2次選考会(公開プレゼンテーション審査会)に参加する事業が決定しました。

今年度の1次選考通過事業は18団体です。
2次選考会(公開プレゼンテーション審査会)では採択に向け、各団体がそれぞれ趣向を凝らしたプレゼンテーションで、事業の効果や特性、取組にかける熱意などをアピールします。

どなたでもご参加いただけますので、興味をお持ちの方はぜひお越しください。 

chi_annai0628 昨年度3月に開催した報告会において、最優秀事業団体に選ばれたのは都ライト実行委員会のみなさんでした。さて、今年度はどんな団体が採択され、また3月の報告会において優秀事業として選ばれることになるでしょうか!?お楽しみに!!

昨年度公開プレゼンテーションの様子

昨年度公開プレゼンテーション審査会の様子

昨年度優秀事業団体に選ばれた都ライト実行委員会の皆さん

昨年度優秀事業団体に選ばれた
都ライト実行委員会の皆さん

 2015.6.20

「まるっとーく in 大江」の実施結果について

実施概要


日程

2016年3月11日(金)~12日(土)

場所

京都府立大江高等学校、日本の鬼の交流博物館、大江山グリーンロッジ

主催

京都高大連携研究協議会(京都府教育委員会・京都市教育委員会・京都府私立中学高等学校連合会・京都商工会議所・大学コンソーシアム京都)

協力

大江地域観光案内倶楽部、大江まちづくり協議会、一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構、株式会社基地計画

参加者

高校生

28名(延べ人数)

大学生

10名
(大谷大学、立命館大学3名、佛教大学、龍谷大学、同志社大学、京都精華大学2名、近畿大学)

社会人

15名(延べ人数)
(大江地域観光案内倶楽部、大江まちづくり協議会、福知山市役所、大江元気プロジェクト)


    地図                    

「まるっとーく2015」について 【詳細はこちら】

実施報告

大江地域のまちの未来アイデアを語り、聴き、分かち合う場となるよう計画しました。
実施にあたっては、大学生に企画・運営を一任し、大学生が事前に大江地域について学ぶため、大江地域観光案内倶楽部の協力を得て「まちあるき」を取り入れ、地域の方との交流を図りました。

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●企画タイムスケジュール

11日(金)

9:10

二条駅出発

11:45

昼食と学生チームづくり

12:45

まちあるき
(鬼和味、角野製菓、丹後和紙、元伊勢内宮、毛原のブルーベリー農園等視察)

14:30

大学生チームビルディング

16:00

高校生と大学生との座談会

19:30

地域の方と大学生との交流会(大江山グリーンロッジ)

12日(土)

 

9:00

ワークショップ開始(鬼の交流博物館)
①

17:00

大江出発

19:30

二条駅到着


【大学生が作成した高校生募集用チラシ】

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1日目の「まちあるき」や地域の方との交流を活かし、2日目のワークショップでは、大江のカタチを描くワークやデートプランを考えるワークを通して、「大江にあったらいいいもの。いまある素敵なもの。」とした、まちづくりのアイデアを出し合いました。

ワークショップに参加していただいたまちづくり協議会の方々からは、「思いつかない考え、意見を受け、ひとつでも生かしたい。」と言っていただき、「もっともっと高校生の声を聞きたい。」という感想をいただきました。

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このワークショップで地域の方との交流を経験した高校生は、「大学へ進学すれば、地元には帰ってこないのかなと考えていました。でも、今日話を聞いて様々な良さを知るうちに、簡単に割り切れないなと思いました。」と、将来設計に地域・社会的視点を得ることが出来ました。

また、ファシリテーターとして関わる大学生の姿をみて、「大学に行きたい気持ちが強まりました。」「絶対夢を叶えたいと思いました。」と、刺激を受けました。

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参加した大学生には、「自らその地域に興味を持って接したら地域の方々も全力で返してくれる。まずはその地域に興味をもち、足を運ぶことが大切ということに気づきました。」という学びがありました。

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 京都高大連携研究協議会では、今回のワークショップ参加者にアンケート調査を行い、高校生や大学生の能力開発にどのくらい影響を与えたか、また、社会・地域的視点を養うことにどのくらい影響を与えたかについてまとめました。

アンケート集計の結果について  【詳細はこちら】

お問い合わせ

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 高大連携担当
TEL 075-353-9153 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

「まるっとーく in 久美浜」の実施結果について

実施概要


日程

2016年2月11日(木)

場所

京都府立久美浜高等学校

主催

京都高大連携研究協議会(京都府教育委員会・京都市教育委員会・京都府私立中学高等学校連合会・京都商工会議所・大学コンソーシアム京都)

協力

京丹後市夢まち創り大学、一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構、株式会社基地計画

参加者

高校生

22名

大学生

15名
(京都産業大学、京都精華大学、龍谷大学、同志社大学3名、立命館大学4名、神戸大学、大阪府立大学、近畿大学3名)

社会人

8名
(丹後地域で福祉や農業をお仕事にされている方、久美浜地域にお住いの方、久美浜地域にお勤めの方等)


地図                        

「まるっとーく2015」について 【詳細はこちら】

実施報告

「高校生も先生になる!?みんなで『学び合いの授業』をつくる!」をテーマに、「高校生が話す」ことを重視し、参加者の将来や久美浜の将来に向かって一歩踏み出す力を得ようと、それぞれのライフヒストリーを構成することに挑戦しました。

ライフストーリー

高校生が語る過去の出来事と現在の経験から抱く未来のエピソードには、久美浜地域に対する誇りや希望があふれていました。このように久美浜地域に対する愛情深い高校生の話から、大学生は「やりたいことに対する高校生独特の明るさ」を感じ、地域の方は「高校生のしっかりした意見を聞いて頑張らんとなと思った」という感想を残しました。

⑦

このワークショップを企画・運営したのは、15名の大学生でした。

① ②

3 4

「地域」や「教育」、「高校生」というキーワードに惹かれて集まった大学生は、前日から久美浜で合宿し、当日のワークショップを構成しました。ほとんどの大学生がこの日顔を合わせるのが初めてのメンバーでしたが、設定したゴールに向かって見事なチーム力とリーダーシップ力を発揮しました。

一方高校生は、大学生と地域の方に夢や希望について聞いてもらうことを通して、「あきらめずに前に進もうと思った」「今日来てくれた大学生みたいになりたい」と前に踏み出す力の重要性に気づきました。⑤ ⑥

このような「学び合い」の場が作れたのは、高校生の話に真剣に耳を傾け、大学生の活動を暖かく見守ってくれた地域の方の協力が欠かせませんでした。「若い方々が”地元に帰りたい”って言っているのを聞くと、うれしい気持ちになります。それを具体的なビジョンに結び付けられるように頑張りたい。」という言葉のとおり、地域の方にとっても、「学び合い」の場となりました。

 京都高大連携研究協議会では、今回のワークショップ参加者にアンケート調査を行い、高校生や大学生の能力開発にどのくらい影響を与えたか、また、社会・地域的視点を養うことにどのくらい影響を与えたかについてまとめました。

アンケート集計の結果について 【詳細はこちら】

お問い合わせ

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 高大連携担当
TEL 075-353-9153 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

【報告】第16回関西障害学生支援担当者懇談会(KSSK)を開催

第16回関西障害学生支援担当者懇談会を開催


 関西にある大学の障害支援業務に携わる担当者の交流を目的とした関西障害学生支援担当者懇談会(KSSK)を3月3日、キャンパスプラザ京都で開催しました。
 
 16回目となる今回は、ここ数年間で障がいを持つ学生支援体制を整備された和歌山大学と龍谷大学から、実際に支援を行う担当者をお呼びし、現場での現状や課題について話題提供をいただきました。また、分科会では、「支援実務」「キャリア支援」「支援体制(ガイドライン等)」の3テーマを各2グループに分け、少人数で障害学生支援のあり方について意見交換を行いました。

 平成28年4月に施行される障害者差別解消法の影響からか、障がい支援スタッフだけでなく、教学担当者やキャリア担当など、当初予定していた定員60名を超える70名が参加。参加者からは、「支援整備に課題があったので、具体的な整備づくりの話がきけて良かった」「同規模の大学による分科会だったため、共通の課題が多く大変参考になった」と好評をいただく一方で、「実習における支援方法を知りたい」や「教職員の理解をどのように得ていけばよいのか」といった今後の課題意識を持つ声も聞かれました。

 様々な大学、部署、担当者が意見交換を行い、交流する場として懇談会が機能するよう、今後も企画検討を行っていきます。なお、次回は2016年の9月ごろに開催する予定です。開催内容が決まりましたら大学コンソーシアム京都のホームページ等でお知らせします。


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大学の取り組みについて話題提供          分科会では担当者同士で悩みを共有                       

 <関連ページ>
 障害学生支援事業について
 
第16回関西障害学生支援担当者懇談会の開催について

京都の大学「学び」フォーラム2015を開催しました!

学びフォーラム2015開催報告

10月25日(日)に、立命館大学 衣笠キャンパスで、学びフォーラム2015を開催しました。
京都にある29の大学・短期大学が、主に高校生や保護者の方を対象に、模擬講義や体験型講座、大学別ブースにおいて、京都の大学の「学びの魅力」を発信。
当日は、高校生や保護者の方などを合わせ、1,903名の方にご来場いただきました。

実施概要

日   時 2015年10月25日(日)9:30~15:30 (授業開始10:00~、1~4限)
会   場 立命館大学 衣笠キャンパス 清心館・敬学館
参加大学数  29大学・短期大学
 参 加 者 数  全体参加者数:1,903名
(高校生1,508名/保護者・教員365名/不明30名)
*京都北部地域からのバス参加者 555名含む
主   催 京都高大連携研究協議会(京都府教育委員会・京都市教育委員会・京都府私立中学高等学校連合会・京都商工会議所・大学コンソーシアム京都)
後   援 文部科学省/全国高等学校進路指導協議会/日本私立中学高等学校連合会/公益財団法人 日本進路指導協会/京都府/京都市/兵庫県教育委員会/奈良県教育委員会/和歌山県教育委員会/滋賀県教育委員会/滋賀県私立中学高等学校連合会/大阪市教育委員会/大阪私立中学校高等学校連合会
協 賛 団 体   大学生協logo_yoko_c_moji        _共立ロゴ

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企画内容の様子

様々な分野の模擬講義(29講義)や体験型講座(15講座)、特別企画や現役大学生と交流できる学生企画などを行いました。

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 受付風景            模擬講義の様子         体験型講座の様子        大学別ブース

★参加者の声★
「研究に興味が持てました。ありがとうございました。」
「本当かと疑うことからすべてが始まると覚えておきたい」
「行ける大学ではなく、生きたい大学に行けるように勉強を頑張りたいと思いました。」
「自分の考え方が変わったように思いました。」

✿特別企画
  高校生・教員・保護者を対象としたキャリア講座

 

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「これから」に向かって「いま」を
生きるみなさんへ
高大連携推進室 荒瀬先生

 

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ケータイの技術とテクノロジ /
NICTソーシャルICT研究センター
原田先生

✿学生交流企画 

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大学生とキャンパスえんたくトーク    キミのアイデアが記事なるかも!
/京都学生祭典              /京都学生広報部


京都の大学「学び」フォーラム2015について  ecalbt011_007

第18回京都国際学生映画祭グランプリ作品を発表!【本祭開催のご報告】

開催報告

11月21日(土)から11月27日(金)までの7日間行われた第18回京都国際学生映画祭は、全13プログラムを実施し、無事閉幕いたしました。ご来場いただきました皆様、ならびに当映画祭開催にあたり多方面にてご支援・ご協力くださいましたすべての皆様に御礼申し上げ、開催のご報告とさせていただきます。

開催概要

日程 2015年11月21日(土)~11月27日(金)
会場 京都シネマCOCON烏丸 3F)
主催 公益財団法人大学コンソーシアム京都
企画運営 第18回京都国際学生映画祭実行委員会
運営支援 京都国際学生映画祭企画検討委員会

開催プログラム 

 A
プログラム
『New World』 Luzie Loose Filmakademie Baden-Wurttemberg ドイツ 実写
『mind scape』 梁 佳緒里 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『Cachorro Loko』 Igor Shin Moromisato Academy of Media Arts Cologne ドイツ アニメ
『ゴロン、バタン、キュー』 山元 環 大阪芸術大学 日本 実写
 B
プログラム
『Fidelity』 Ilker Çatak Hamburg Media School ドイツ 実写
『その家の名前』 坂上 直 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『Laughter in the Dark』 Marta Trela Lodz Film School ポーランド 実写
『CAMEO’n Me』 宗 俊宏 武蔵野美術大学大学院 日本 実写
 C
プログラム
『おかあさんにないしょ』 冠木 佐和子 多摩美術大学 日本 アニメ
『何も見なくていい』 伊藤 圭吾 大阪芸術大学 日本 アニメ
『雲の屑』 中村 祐太郎 多摩美術大学 日本 実写
 D
プログラム
『100 Apples』 Chia-YaoWang National Chengchi University 台湾 実写
『かたすみの鱗』 石谷 恵 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『I’m here』 中内 友紀恵、上水樽 力 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『The Bad Old Us』 Lily Erlinger Filmakademie Baden-Wurttemberg ドイツ 実写

 各部門賞

King実写部門グランプリ
Live action Film Grand Prix

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『The Bad Old US』 ドイツ/28min
監督:Lily Erlinger
学校:Filmakademie Baden-Wurttemberg

これは主人公エイドリアンが家族と住む村、そして、そこで毎年行われるラッフルというクジ引き大会の伝統に関する話だ。この村は、村長と守衛の人生哲学に導かれ、一見平和そうに見える。しかしエイドリアンは、森の奥深くで耐え難い真実を目撃してしまい・・・。



Kingアニメーション部門グランプリ
Animation Film Grand Prix

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『その家の名前』 日本/4min
監督:坂上 直
学校:東京藝術大学大学院

そこはかつて祖父母が、両親が、僕が住んでいた場所。遠い記憶と感情を忘れてしまっても、確かにそこに存在し、これからもあり続ける。



King最終審査員賞
沖田 修一、李 鳳宇 賞(ダブル受賞)
Awards Of Shuichi Okita & LEE BONG-WOO

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『ゴロン、バタン、キュー』 日本/54min
監督:山元 環
学校:大阪芸術大学

淀川河川敷でブルーテントに暮らす”あたる”と”佐々木さん” 過酷な中だが2人笑って生きている。ある日、自転車が壊れて困っている女性”とのこ”と出会う。そこに”あたる”の父、”常弘”の手によってこわされる”あたる”達の家。住みどころを失くした2人はどう生きるのか・・・。



King最終審査員賞
木下 小夜子賞
Awards Of Sayoko Kinoshita

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『Fidelity』 ドイツ/24min
監督:Iiker Çatak
学校:Hamburg Media School

2014年、イスタンブール。反政府運動が勢いを増す中、病院に勤務する女性アスリは、警察に追われる若い男性活動家の逃亡の手助けをする。彼女を疑い、家を訪ねてきた警察。捜査に協力しようとしないアスリだが、事態は彼女の家族も巻き込んで悪化していく・・・。



King観客賞
Awards Of Audience

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『ゴロン、バタン、キュー』 日本/54min
監督:山元 環
学校:大阪芸術大学

淀川河川敷でブルーテントに暮らす”あたる”と”佐々木さん” 過酷な中だが2人笑って生きている。ある日、自転車が壊れて困っている女性”とのこ”と出会う。そこに”あたる”の父、”常弘”の手によってこわされる”あたる”達の家。住みどころを失くした2人はどう生きるのか・・・。





☆☆第18回京都国際学生映画祭 詳しい情報はこちら☆☆


☆☆京都国際学生映画祭 公式ホームページはこちら☆☆
  




京都世界遺産PBL科目の授業レポートを更新しました


2015年度より開講しました京都世界遺産PBL科目の授業内容や活動内容を報告します。

京都世界遺産PBL科目は5月30日に、全科目合同のオリエンテーションを実施しました。
各科目、順次活動をスタートしております。各科目での学生たちの学習内容をぜひご覧ください。
(それぞれの寺社×大学名をクリックすると、進捗レポートをご覧いただけます)



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お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 単位互換事業 担当
TEL 075-353-9120 FAX 075-353-9121
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

清水寺×立命館大学『京都有名寺社城の境内の見どころを巡るバリアフリー動線の提案』

ここでは、清水寺×立命館大学『京都有名寺社城の境内の見どころを巡るバリアフリー動線の提案』(担当:宗本晋作先生)の授業の様子や受講生の活動をレポートしていきます。

中間発表後の授業

10月24日(土)の中間発表の終了後には、中間発表での感想やコメントをもとに振り返り会を行い、成果発表会と最終成果物である動画作成に向けての打ち合わせを行いました。

動画の作成に向けては、1クラス当たり4分~5分で合計15分程度、使用するBGMの著作権や動画撮影の際の肖像権への配慮などについて注意喚起が行われました。
また、成果物の動画をタブレットで活用する場合の留意点などについても話し合いました。

今後は本格的な動画の撮影、及び制作に入っていきます。どのような動画ができるのか、今から非常に楽しみです。

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中間発表会に向けた準備

10月17日(土)は、キャンパスプラザ京都で中間発表会に向けたプレゼンテーションのリハーサルとを行いました。授業には、担当の3名の先生と清水寺の森清顕氏が参加され、各グループの発表に対するアドバイスを行いました。また、各グループの内容をもとに中間発表会での発表順序の決定や、共通のアドバイスとして、一グループ当たりの発表時間が1分30秒なのでスライドは4〜5枚が適当であることや、中間発表会では原稿を読まないようにすることなどの指示が行われました。

中島グループ「清水寺の極 〜優雅に巡る、望む、知る〜」

中島さん(龍谷大学)のグループは、車椅子ならではの見どころにオリジナルの「スポットシート」を設置することと、そのルートの提案を行いました。先生方からは、車椅子の参拝者ならではの見どころのアピールということなので、「ちょっと遠くから見る(遠いほうがすいている)」、あるいは「車椅子から見上げて建物を鑑賞する」というコンセプトをより明確する方がよいという意見や、スポットシートの活用方法として、ナゾナゾのようにディテールの写真だけをあらかじめ伝えて、それを現地で探してもらうというアイデアもあり得るのではないかという提案も出されました。
また、発表会での発表順は、トリの4番目を飾ることとなりました。

鷲尾グループ「時間距離を抑えた清水観光」

鷲尾さん(立命館大学)のグループは、車椅子の参拝者の負担を考慮した距離、所要時間ともに短縮した参拝ルートの提案を行いました。提案には、車の乗り入れが可能な場所は車での移動も推奨することなどが盛り込まれておりました。今回の報告では短縮可能な具体的な時間数が報告されなかったので、実際にかかる時間を確認するように指示を出されました。
また、発表会での発表順は、2番目に発表することとなりました。

東方グループ「ゆっくりしていってね」

東方さん(龍谷大学)のグループは、清水寺境内の高低差から生じる「疲労度」に着目し、三か所の休憩場所の設置を提案しました。先生方からは、清水寺内に実際にどの程度の高低差があるのかを分かり易く示すこと、介助者の視点も考慮に入れるべきなどの意見が出されました。
また、発表会では、トップバッターを務めることになりました。

岡澤グループ「目線のバリアフリー」

岡澤さん(龍谷大学)のグループは、これまでの境内の調査から、消火栓のある場所が車椅子の利用者にとって見やすいことを発見し、目線のバリアフリーというテーマで、「『此の先何があるか』という心の準備を一目でできるような地図」を作成することを提案しました。先生方からは、プレゼンの中でタイトルの「目線のバリアフリー」のイメージが分かりにくい部分があるので、改善すべき等の意見が出されました。
また、発表順は3番目になりました。

ここでの指摘を受けて、学生たちは1週間後の中間発表会にむけて準備を進めていきます。

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動画のストーリー・構成の草案講評会(エスキス) その2

10月4日(日)の授業では、前回に引き続き、成果物となる動画について、そのテーマや着眼点、ストーリーの講評を行いました。場所は前回と同じく清水寺の円通殿で行いました。

前回の講評では、車椅子でできないことを改善するという視点でなく、車椅子ならではの楽しみを発見し提案とするといった視点にたつこと、その重要性が各チーム共通の課題として先生方から指摘されました。今回はこういった指摘を受けて、各々練りなおした動画の構想について、一チームあたり30分程度の持ち時間で発表を講評が行われました。また、講評の空き時間を利用した境内の追加調査も行いました。

中島さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ①では、車椅子ならではのスポット、立ち止まれるスポットに関する提案が行われ、三重塔の周辺、舞台の手前、子安の塔の手前など、周囲を見渡し易いポイントが幾つか紹介されました。また、こういったスポットを示す標識や、ズームから引いていくといった映像の表現についても構想が報告されました。これに対し先生方からは、立ち止まり周囲を見渡すというアイディアから、双眼鏡などで少し離れたポイントからゆっくり見学をする、あるいは高台にある境内から京都市内への眺望を楽しむなど、双眼鏡で楽しむといったキーワードも提案の明快さに繋がるのではといった意見が出されました。

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鷲尾さん(立命館大学)がリーダーを務めるグループ②では、舞台でおみくじを引くことなど、行ける、行けないではなく、もう少し具体的な楽しみ方の提案、および自動車椅子の貸出による子安塔の見学、人混みを避けるルート提案に対する調査結果が報告されました。
これに対して先生方からは、提案を整理し、当初から注目している混雑を避け見学するという観点から、参拝ルートとそれに要する時間に着目してはどうかという意見が出されました。チームのメンバーを含めた議論を行った結果、車椅子での見学ルートに送迎車の駐車スペースの提案を盛り込むという方針が決まりました。

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東方さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ③では、介助者の視点にたち、一緒に楽しむため提案が発表されました。具体的には、起伏のある境内の中で、車椅子をとめ少し休憩できるポイント、車椅子の移動方向との関係で「見返り」になるビューポイントが報告されました。これに対して先生方からは、これらのポイントを提案するための情報として、境内を廻るルートの起伏や車椅子の押しやすさに強く影響する地面の石畳、砂利などのコンディションを調査し、これらを盛り込んだ提案をしては、という意見が出されました。

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岡澤さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ④では、「目線のバリアフリー」というコンセプトを新たに掲げ、車椅子の目線から景色を楽しむ提案について報告が行われました。舞台、子安塔、音羽の滝を車椅子で楽しむポイントとして設定し、そこでの工夫について提案しました。先生方からは、車椅子での見どころとして手すりや人混みを避けたより細かいポイントの設定をしてはどうかといった意見が出されました。現状のバリアフリールート上でより細かく見どころをプロットすること、それに併せ、ルート上でもルートの左右どちらによっておくべきかといった情報も提供するといった提案として整理されました。

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各グループの発表終了後には、総括および中間報告に向けた作業内容の整理も行われました。また、夕方からはキャンパスプラザでのナレーショントレーニングも行われました。

 

動画のストーリー・構成の草案講評会(エスキス)

8月23日(日)の授業では、清水寺の円通殿で成果物となる動画のストーリーの草稿の講評会を行いました。

本クラスでは、去る7月18日(土)に清水寺で実施した授業で、グループごとに車椅子を使った境内でのフィールドワークを行いました。その後、授業外学習として学生たちはグループ毎にフィールドワークでの調査結果をまとめ、最終成果物となる動画のストーリーの草案の構想を練ってきました。今回の授業は、最初の草案に対する講評会です。

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前回授業でのフィールドワークの様子

授業の最初に、今後の動画作成に向けて、先生から動画編集ソフトの使い方や、WindowsとMacでの作り方の違い等について、レクチャーが行われました。 

続いて実施された講評会では、各グループ40分の持ち時間があり、その時間内で提案内容の発表と先生方からの講評を受けるという形で行われました。

中島さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ①では、車椅子からの視線では、通常とは建築物の見え方が異なることや、本堂を参拝する際には、段差のある舞台におりなくても、子安塔や音羽の滝を十分に見学できることなどの報告が行われました。また、参道の勾配によっては車椅子の通り道が狭くなる場所があるので、改善を考えるべきではないかなどの提案を行いました。
これに対して先生方からは、車椅子ならではのポイントをより限定的にまとめることで、移動が大変な車椅子にとってより有意義なルートになるのではないか、といった意見が出されました。

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鷲尾さん(立命館大学)がリーダーを務めるグループ②では、当初、一般ルートを逆走するルートの提案を想定していたようですが、現地調査を行ったところ一般参拝客の多さから実際には困難であることから、通常のルートを参拝するにあたって混雑を避けるルートの提案が行われました。また、子安塔や地主神社へのルートは車椅子では通行が困難であるため、特に地主神社へ至る車椅子用のリフトの設置などを提案しました。
これに対して先生方からは、提案にオリジナルの発見を追加しながら、混雑を避けながらも車椅子で楽しめる方法を探ってはどうか、といった意見が出されました。

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東方さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ③では、隋求堂や仁王門への新たなスロープの設置や、介助者用の休憩スペースをつくること等を提案しました。
これに対して先生方からは、実現可能性の観点からも、清水寺の現在の環境で車椅子利用者が楽しめる方法を考えるべきであり、介助者の視点というアイデアを発展させてみてはどうかといった意見が出されました。

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岡澤さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ④では、「(車椅子利用者と介助者の)感動の共有」というコンセプトを掲げ、見どころスポットに視線の高さの差異を解消する機械を導入すること、また、他の企業などの動画を活用した事例を調査して、動画内に案内人を登場させたり、テロップを入れたりすることが効果的であるなどの提案を行いました。
先生方からは、大がかりな機械設備を使うのは実現性の面で難があるので、その発想を生かしてもう少し簡便な方法で同じ効果が得られる方法を検討できないか、といった意見が出されました。

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各グループの発表終了後には、先生が総括を行い、今後の作業方針などについて説明が行われました。
また、学生たちは、発表の空き時間などを利用して、前回に引き続き、車椅子を利用して清水寺の境内の追加調査・撮影を行いました。 

次回の授業も清水寺で実施する予定で、各グループは動画の構想を具体化していくことになります。

プロジェクト初日×清水寺訪問

6月21日(日)、清水寺を舞台に活動を展開する立命館大学の宗本先生の授業が行われました。宗本先生の授業は、5月30日(土)の他科目との合同の開講式・全体オリエンテーションが初回の授業であったため、単独で行う授業は今回が初めてでした。プロジェクトの初日に当たるこの日は、清水寺で授業が行われました。

宗本先生の授業のテーマは、「清水寺の新たな見どころを発見し、さらなる『ユニバーサルデザイン』を提案する」こと。
1200年以上の歴史を持つ清水寺は、年間5,000万人(2013年度)を超える観光客が訪れる京都においても、最も人気のある観光地の一つです。清水寺は、音羽山のふもとに築かれており、境内には所々に急な傾斜や石段があります。清水寺では、車いすの方やお年寄りも参拝することができるよう、十数年前より参道を舗装したり、スロープを設置したりするなど、境内のバリアフリー化を図っており、現在では車椅子でも境内を一周できるようになっています。
宗本先生のクラスでは、バリアフリーの観点から、清水寺の境内の中の見どころを探索し、発見した魅力とそれを巡る新しい動線を提案し、最終成果物としてそれを紹介する動画を製作することを目的としています。

授業では最初に、清水寺の森清顕様による、清水寺の歴史と変革についての講義が行われました。講義では、清水寺は1,200年の間、伝統や文化財等を重んじる一方で数々の変革に挑戦してきた歴史があり、バリアフリー化もその変革の一つであったこと、また、度重なる火災や戦乱などに危機を乗り越えられてきたのは、1,200年間欠かすことなく地域の人々を中心に見守られてきた結果であり、今後も多くの方に愛される清水寺にしていきたいとお話いただきました。
森様の講義の後は、宗本先生ご自身が学生時代に海外に留学した際に経験したというユニークな方法で、グループ分けが行われました。今後はこのグループでの活動を基本に行われます。

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その後は、森様のご案内のもと、グループごとに清水寺の境内を見学しました。清水寺のお堂や門は、それぞれ異なる時代に火災などによる消失と再建が行われており、現存しているものでも建造された時期が異なります。建造された時代によってデザインや様式が異なること、また、清水寺独特の姿をされている観音像の紹介や、秘仏にまつわるお話など、清水寺の文化財ひとつひとつについて、丁寧にご説明いただきました。また、境内のバリアフリー化を行った際の考え方やポイントなども、実際に現場を案内いただきながら解説いただきました。

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 境内の見学の後は、早速グループごとに作戦会議を行い、再度境内に調査に出かけたグループもありました。 日本を代表する文化遺産であり観光地でもある清水寺で、知られざる見どころを発見することができるのか、学生たちの今後の取り組みに期待が膨らみます。

上賀茂神社×京都産業大学『京都の世界遺産PBL ~上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する~』


ここでは、上賀茂神社×京都産業大学『京都の世界遺産PBL ~上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する~』(担当:若松正志先生)の授業の様子や受講生の活動をレポートしていきます。

なお、本クラスの学生が、FacebookとTwitterを開設しております。
こちらもぜひご覧ください。

上賀茂神社×京都産業大学クラス Facebook
上賀茂神社×京都産業大学クラス Twitter

賀茂の水まつり

7月26日(日)、上賀茂神社にて「賀茂の水まつり」が開催されました。本クラスは4月から一丸となって、この水まつりに向かって準備を行ってきましたが、いよいよ本番を迎えます。
本クラスでは水祭りの中で、「流しそうめん」、「大判百人一首」、「お茶席」、「奉納演奏(上賀茂神社との共同企画)」の企画を実施しました。

流しそうめん・百人一首

流しそうめんは、上賀茂神社の二の鳥居の前の広場で行いました。学生たちも和服の装いで、準備も気合も十分です。また、流しそうめんのセットは、8mの竹筒など「世界流しそうめん協会」から提供を受けた本格的なものを使いました。当日は、流しそうめん協会のスタッフの方にもお手伝いいただき、名実ともに本格的な流しそうめんを提供しました。 流しそうめんの実施にあたっては、多くの苦労もありました。この「世界流しそうめん協会」への協力依頼や、食物を扱う関係から保健所との調整と届出、また、火気を使うための神社との調整など、あらゆる方面との調整を学生が主体で行ってきました。流しそうめんは、当日の気温が高かったこともあってか行列ができ待ち時間が出るほどでした。老若男女を問わず、外国人観光客の方も参加して、そうめんをおいしそうにすすっておりました。
流しそうめんを行っている横のスペースでは、大判の百人一首を行いました。百人一首は、上賀茂神社や水に関係のある句を中心に、手作りで作られたものです。流しそうめんの順番を待っている子どもたちを中心に盛り上がっていました。

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お茶席・奉納演奏

流しそうめんのあとは、境内でのお茶席です。お茶席は、土屋の東側で行いました。お席のすぐそばにはならの小川が流れており、お茶をいただくのには、うってつけの場所です。このお茶席のお茶は表千家の先生のご指導のもと、神山の水を使った上賀茂神社ならではの本格的なものです。お茶とお茶請けのセットを提供し、目標の売り上げ数には届きませんでしたが、召し上がられた方には満足されていたようでした。
同じ時間帯に、境内の橋殿及び細殿前で奉納演奏を行いました。奉納演奏は、本クラスと上賀茂神社の方でそれぞれ演奏団体を調整しました。本クラスは大学生のサークルを中心に演奏団体を打診したのですが、神社やおまつりの雰囲気にあうかどうかなどを上賀茂神社と相談しながら進めてきました。演奏が始まると多くの方が足を止め、演奏を聴き入っていました。

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神社の行事への参加

水まつりのクライマックスは、絵馬神輿の境内巡幸です。本クラスの学生も男子学生を中心に御神輿を担いで境内を巡幸しました。御神輿を担いだ学生にとっては、普段では経験できない、非常に貴重な機会となりました。

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水まつり後の活動について

 水まつり終了後には、後日に上賀茂神社と振り返り会の打ち合わせを行い、その打ち合わせを踏まえ、反省会を実施しました。この振り返り会、反省会を踏まえ、中間発表会、成果発表会の準備を進めていきます。

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上賀茂神社との最後の打ち合わせ

7月11日(土)、受講生と上賀茂神社関係者との打ち合わせが行われました。

これが水まつり本番<7月26日(日)>に向けての最後の上賀茂神社との打ち合わせとなります。打ち合わせでは、学生がそれぞれ担当しているイベントについて、当日までの準備から、当日の設営やイベント運営、撤収に至るまでのスケジュールの説明や注意事項の確認など、細部に至るまで神社関係者への説明と確認を行いました。学生が行う企画は、流しそうめんやお茶席、演奏の奉納などがあります。当日の実施企画やスケジュールについては、ポスターをご覧ください。

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打ち合わせの後は境内に出て、それぞれのイベントを行う場所の下見を行いました。下見では、実際の現場を見ながら、設営のシミュレーションや参加者の導線などについて意見交換を行いました。

これまで約4か月をかけて行ってきたPBLでの学習や活動の成果がいよいよ試されます。
皆様もぜひ、7月26日(日)は上賀茂神社に足をお運びいただき、新しい「水まつり」にご参加ください!

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水まつりのポスターはこちら

Twitterを活用した上賀茂神社PHOTO SHARE WEEKも実施します。
詳細は本クラスの特設Facebookをご覧ください。
学生が作成した上賀茂神社の紹介動画もご覧いただけます。

上賀茂神社訪問&打ち合わせ

本クラスは、上賀茂神社の公式行事のひとつ、「水まつり」の活性化をテーマに活動を行っています。その「水まつり」は7月26日(日)開催予定であり、本番が近付いているため、クラスの活動も活発化してきています。

5月30日訪問

京都世界遺産PBL科目の開講式・オリエンテーションが始まる前の5月30日(土)の午前中、若松先生のクラスは、水まつりの舞台となる境内の見学と、神社職員の方との打ち合わせのため、上賀茂神社を訪れました。
境内の見学では、まず、4月に訪問した際には他の行事の関係で参拝できなかった権殿を参拝した後、「水まつり」の舞台の一つである新宮神社にて改めて「水まつり」の内容と趣旨の詳細について説明を受けました。その後、実際に「水まつり」で行われる「巫女の舞」を見学しました。

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その後、神社職員との打ち合わせを行い、これまで学生が考えてきた「水まつり」で実施するイベントの素案やアイデアを提案し、実現可能性を確認しました。神社側からはそれぞれの案について、実施の可否や実施する場合に考えられる課題などについてアドバイスをいただきました。水まつりで実施するイベントの方向性が見えてきた一方で、具体化に向けては、まだまだ検討の余地が残っており、提案内容を再整理した上で日を改めて上賀茂神社と協議することとなりました。

学生たちは、午後から開講式に参加したあと、夕方には早速振り返り会を行い、次回協議に向けての課題や役割分担について確認し、次回の授業までに成果をまとめ報告することになりました。

6月13日訪問

6月13日(土)は当初キャンパスプラザ京都で授業を実施する予定でしたが、予定を変更し、上賀茂神社で協議を行うことになりました。学生たちは前回(5月30日)の打ち合わせから、それぞれの役割に応じて活動や調査を行ってきました。今回は、神社との協議の前に、若松先生とミーティングを行い、各自のこれまでの活動・調査の共有と神社との協議事項の確認を行いました。
神社との打ち合わせでは、前回に引き続き「水まつり」で実施するイベントについて意見交換を行いました。また、神社からの要望も受け、大学生や参拝者に対しアンケートを取ることになりました。

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その他には、広報担当の学生が、5月30日の打ち合わせ以降、「水まつり」を広く知らしめるためにTwitterやFacebookを開設し、SNSを活用した情報発信を行っています。

「水まつり」本番まで、あと1か月半。学生たちの活動も本格化してきました。

インタビュー・トレーニング

5月9日(土)は、東寺を舞台に授業を展開している京都市立芸術大学の宇野先生のクラスと合同で、元NHKアナウンサーの森 吉弘氏を講師にお招きし、インタビュートレーニングを行いました。舞台となる世界遺産への理解を深めるために、また課題の発見や解決策の仮説を立証するプロセスにおいて、世界遺産の関係者や地域の方々へのインタビューは非常に重要です。森氏曰く、アナウンサーの数ある仕事のうち、インタビューはもっとも難しい仕事の一つであるとのこと。90分の限られた時間の中、インタビューを行う際の心構えや、必要な事前準備、また、初心者でも活用できるインタビューでのテクニックなどについて、ご自身の経験を交えながら、わかりやすく解説いただきました。

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森氏の熱意あふれる講義に、学生たちは真剣に耳を傾け、メモを取っていました。

インタビュートレーニング終了後には、若松先生の助言のもと、学生が主体となったミーティングが行われました。ミーティングでは、これまでに実施した授業外活動の報告や、次回授業までの活動について話し合いが行われました。リーダー・記録・連絡・広報などの役割分担を決め、「水まつり」の活性化に向けた方策に関して、趣旨の確認、広報の仕方、イベントの内容、費用の問題など、活発な議論が交わされました。

学生たちは2回目の顔合わせにもかかわらず、すでに打ち解けあった様子で、非常に良い雰囲気のなか授業が行われました。

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第1回授業~上賀茂神社初訪問

4月18日(土)、上賀茂神社を舞台に活動する、京都産業大学の若松先生の授業がスタートしました。

午前中はキャンパスプラザ京都にて授業が行われました。若松先生からは、京都の世界遺産を活用したこの新しい授業を、大学を超えたゼミのような感じでやっていきたいとしたうえで、上賀茂神社の歴史や年中行事の説明、また、上賀茂神社と下鴨神社との関係などのレクチャーが行われました。受講生同士もアイスブレイク・自己紹介を通じて意気投合し、さっそくSNSを活用して連絡先の交換を行うなど、盛り上がりを見せていました。

午後からは、場所を上賀茂神社に移して授業が行われました。受講生全員で本殿に参拝した後、上賀茂神社の晴山権禰宜による案内のもと、境内の見学を行いました。見学では権禰宜から、有名な細殿前の立砂の伝承や、紫式部が通ったといわれている縁結びにゆかりのある片岡社の紹介、また、本科目のテーマである「賀茂の水まつり」の舞台となる「ならの小川」や「水まつり」の様子、水を司る龍神を祀った「新宮社」などについて、丁寧にご説明いただき、上賀茂神社の理解を深めました。

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今年は上賀茂神社にとっても式年遷宮が実施される重要な年です。神社の関係者の方からは、学生が参画することによって、地域の方も巻き込んだ例年以上に意義深い「水まつり」になればと、大きな期待が寄せられていました。

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 単位互換事業 担当
TEL 075-353-9120 FAX 075-353-9121
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム(石川)を開催しました!

 
 去る9月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり、金沢工業大学(石川県野々市市)において、「大学に求められる役割と大学コンソーシアムの新たな展開」をメインテーマとし、第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムを開催いたしました。

 大学のあり方が大きく変化する中で大学コンソーシアムにも新たな展開が求められているなか、大学が地域との協働教育を通してコミュニティ形成に果たす役割や、地域コミュニティの崩壊を防ぐための高等教育機関の地方創生の活動に着目し、コンソーシアムの新たな発展につながる道を考察しようと、全国各地の高等教育機関・行政等から310名の方々にご参加いただきました。

 1日目の基調講演では、「地方創生と大学の果たす役割」をテーマに、東京大学公共政策大学院 客員教授の増田寛也氏をお迎えし、様々な視点から、地域で大きな役割を果たす大学が今後どのような地方創生を行っていくべきかを講演いただきました。

▽基調講演の様子                 ▽基調講演者 増田寛也氏
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 また、シンポジウムでは、行政、大学教員、地域・大学連携機構の立場から、「地域創生と地域コミュニティの役割」「地域連携のなかで大学に求められる役割」「京都における大学共同教育推進事業の推進と今後の展開」「地域型社会と大学」という4つの話題を提供いただき、その後ディスカッションを行い、活発な議論が繰り広げられました。
 並行して行われたポスターセッションは大盛況で、各コンソーシアム組織の取り組みについて参加者から多くの質問や感想が出され、出展者と参加者とが積極的に交流する場面が見られました。

▽シンポジウムディスカッションの様子       ▽ポスターセッション(出展21団体)
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 2日目の分科会では、「地域活性や地域サービスの担い手となる人材の育成」や「自治体や地域と連携した留学生受入れ環境整備にむけて」等、大学やコンソーシアムをめぐる様々なテーマを扱った6分科会を実施し、実践事例報告や参加者との意見交換等を展開しました。

▽分科会(全6分科会)
 ワークショップの様子            ▽事例報告の様子  
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 なお、次回第13回のフォーラムは2016年9月に広島にて開催予定です。詳細は決定次第、大学コンソーシアム京都のホームページにてご案内予定です。
ぜひご参加いただけますよう、ご検討ください。

「第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」【開催概要はこちらから】

「第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」【リーフレットはこちらから】