【報告】第17回関西障害学生支援担当者懇談会(KSSK)を開催

第17回関西障害学生支援担当者懇談会を開催

 関西圏の大学で障害のある学生支援業務に携わる実務担当者らの意見交換や交流の場を目的とした「関西障害学生支援担当者懇談会」(KSSK)を9月15日、キャンパスプラザ京都で開催しました。
 
 17回目となる今回は、「大阪大学の支援体制と支援実務-現状と課題-」をテーマに、大阪大学キャンパスライフ支援センターの望月直人特任准教授と中野聡子講師から、その取り組みと課題について話題提供をしていただきました。続いての分科会では、「支援体制」「支援実務入門」「支援実務」の3テーマで5グループに分かれ、障害学生支援のあり方について、それぞれの大学が抱える諸課題や事例紹介などを踏まえて意見交換を行いました。 

 平成28年4月に施行された障害者差別解消法の影響もあってか、定員65名を超える70名が参加を希望するなどKSSKへの関心の高さが伺われました。参加者アンケートには、「大阪大学の話はいろいろな実態を示しており大変興味深かった」「自大学の体制の課題に対する改善の糸口が見つかった」「分科会の時間がたっぷりあったため、よりしっかりと他大学の話を聞くことができた」「障害学生支援は答えのない難しい課題であるが、みんな同じ悩みがあると分かって良かった」といった声があり、参加者にとっても様々な気づきを得る機会となりました。

 KSSKの特長は、大学の規模や支援体制の有無に限らず、どんな立場や経験値でも、担当者レベルで率直にざっくばらんな話ができ、大学や担当者のネットワークを形成できる点にあります。次回は2017年2~3月ごろに開催する予定です。開催内容が決まりましたら大学コンソーシアム京都のホームページ等でお知らせします。
  

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大阪大学の取り組みについて話題提供

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分科会では支援方法の悩みを共有



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KSSK事務局メールアドレス:kssk-kanji-ml■consortium.or.jp(※■部分を@に変えて送信してください)

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 障害学生支援事業について
 
第17回関西障害学生支援担当者懇談会の開催について

 

 
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