第33回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- ◆日時:
- 2024年9月4日(水)13:00~17:00
- ◆会場:
- キャンパスプラザ京都 2階 ホール他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分 - ◆対象:
- 関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
- ◆定員:
- 60名(申込先着順)
- ◆参加費:
- 無料
- ◆内容:
- 開催概要のPDFはコチラから
- 12:30
- 受付開始
- 13:00
- 開会挨拶
- 13:10
- 話題提供
『高等教育機関における合理的配慮と教育の質保証
~テクニカルスタンダード?実習?資格取得?~』
≪講師≫
舩越 高樹 氏
(筑波大学 ヒューマンエンパワーメント推進局(BHE) 准教授)
≪内容≫
大学等で提供される合理的配慮は、教育の本質や評価基準の変更を求めるものではない、ということは障害学生支援担当者の間で広く認識されている。しかし、教育の本質や評価基準を変えずに提供される合理的配慮とはどのように検討されるものなのか?と問われても、明確に答えることは困難である。これらについて特に議論を呼びやすい実験・実習場面や資格取得に関連した学部での考え方、そしてテクニカルスタンダードという考え方について話題提供しつつ、この課題について考える機会としたい。 - 13:40
- 休憩・移動
- 13:50
- 分科会
A 障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第三次まとめ)の解釈・疑問
について(レクチャー形式) 定員:20名2024年3月に文科省による第三次まとめがリリースされました。体制整備や学生対応の参考にされていることと思います。本分科会は、冒頭に概要やポイントをレクチャーし、その後、小グループでの討論、全体での討論や質疑を通じ、第三次まとめに関する疑問点の解消や理解の促進を目的とします。B 支援体制・合理的配慮の周知、トラブル・紛争事例について 定員:10名障がい学生支援は組織的な取り組みであり、支援コーディネートだけでなく、支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフローの周知や理解啓発が不可欠です。また、今後は改正障害者差別解消法の動向をうけて、紛争防止・解決の仕組みについても検討が必要です。
本分科会では、障がい学生支援に関するマネジメント全般について話し合う機会とします。参加者からは自大学の支援体制について、簡単にご紹介頂く予定です。可能であれば、資料(学生配付用のリーフレット等)を10部ご用意頂きますようにお願いいたします。C コーディネーター業務 ~身体障がい学生支援と支援者養成~ 定員:10名身体(視覚、聴覚、肢体、内部)に障がいのある学生へ合理的配慮を提供するにあたり、配慮内容に迷ったケースや困難事例について、事前アンケートをもとに懇談し、コーディネーターの役割と対応を整理する機会とします。また、各大学で行っている効果的な支援者養成の時期や方法について情報交換します。
D 合理的配慮の決定プロセスと依頼方法について(サンプル提示) 定員:10名本分科会では、合理的配慮の決定プロセス、及び合理的配慮依頼書の記載内容(具体的な様式や文言)について、情報・意見交換を行う機会とします。各大学の具体的状況を共有し、意見交換ができるように、参加される方には、自大学での合理的配慮依頼書をサンプルとして、ご提示いただく予定です。可能であれば、合理的配慮依頼書をサンプルとして15部ご用意いただくようにお願いいたします。
E 発達障がい、精神障がい者への実験・実習対応について 定員:10名発達や精神障がいのある学生は実験や実習の場面で初めて困難さが顕在化する場合があります。教育の本質や障壁が見えにくい実験や実習、また資格に関する授業において、発達や精神障がいのある学生への合理的配慮の対応やテクニカルスタンダードの考え方について整理し、話題提供いただく舩越先生を交え、意見交換する機会とします。
- 16:20
- 休憩・移動
- 16:30
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
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第32回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- ◆日時:
- 2024年2月29日(木)12:45~17:00
- ◆会場:
- キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分 - ◆対象:
- 関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
- ◆定員:
- 60名(申込先着順)
- ◆参加費:
- 無料
- ◆内容:
- 開催概要のPDFはコチラから
- 12:15
- 受付開始
- 12:45
- 開会挨拶
- 12:55
- 話題提供
『高等教育段階での障害のある学生支援について』
≪講師≫
小栗 孝明 氏
(文部科学省高等教育局学生支援課課長補佐)
≪企画コーディネーター≫
村田 淳 氏
(京都大学 学生総合支援機構 准教授/
DRCチーフコーディネーター、HEAPディレクター)
≪内容≫
現在、高等教育段階において障害のある学生への対応の必要性が増しており、各大学等においては支援体制の構築や合理的配慮に関するシステム・ガイドライン等が整備されるようになってきた。2024年4月には私立大学においても合理的配慮の提供が法的義務となるなど、障害学生支援の機能は各大学等におけるインフラ的な機能と位置づけられる。本話題提供を通じて、このような社会的動向と今後の展望を知る機会としたい。 - 13:45
- 休憩・移動
- 13:55
- 分科会
A 支援体制・システムやスタッフマネジメントを考える 定員:10名障がい学生支援は組織的な取り組みであり、支援コーディネートだけでなく支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフロー等が不可欠です。また、今後は改正障害者差別解消法の動向をうけて、紛争防止・解決の仕組みについても検討する必要性が生じます。
本分科会では、障がい学生支援に関するマネジメント全般についてお話し合う機会とします。参加者からは自大学の支援体制について、簡単にご紹介頂く予定です。可能であれば、資料(学生配付用のリーフレット等)を10部ご用意頂きますようにお願いいたします。B コーディネートの基礎編 ~合理的配慮の考え方~ 定員:10名障がい学生支援の担当者、コーディネーターになって経験年数が浅い方を対象とした分科会です。「合理的配慮って実はまだよく分からない」「コーディネーターってどういう役割?」「こんな時どうしたらよい?」など、みなさんの不安や疑問、実際に現場で困ったことなどを、気軽に聞いたり、ざっくばらんに話したりできる機会とします。
C コーディネートの応用編 -コーディネート業務経験概ね3年以上- 定員:10名合理的配慮は、障がいのある学生から支援・配慮の相談を受けたあと、当該学生との面談のうえ、必要かつ合理的と判断した項目について検討し、内容を決定していきますが、担当教員から同意を得られなかったり、一旦合意をとったあと再調整が必要となるケースがあります。トラブルとなったケースを含め、それらの対応と対策について意見交換・情報交換を行う機会とします。
D 小規模大学における障がい学生支援 定員:10名主に学生数3,000名以下の大学を対象とした分科会です。
小規模大学ならではの支援の実態や課題についてざっくばらんに意見交換を行います。また、間近に迫った改正障害者差別解消法施行に向けての体制構築など各大学が押さえておくべきポイントについて確認する機会とします。E 障がいのある学生のキャリア支援 定員:20名大学でキャリア教育の実施が求められるようになり、十数年が経ちました。障がい学生支援の分野においても、社会への移行を考えたときに、どのような教育やサポートが必要なのか、大変重要なトピックかと思います。
本分科会では、就労移行支援事業所 株式会社 エンカレッジ様をお招きし、学生が利用できる社会資源やキャリア教育の取組み等についてレクチャーいただきます。その後小グループでの懇談や質疑応答等を通じ、キャリア支援に関する理解を深めます。
- 16:25
- 休憩・移動
- 16:35
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
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第31回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- ◆日時:
- 2023年9月13日(水)13:00~17:00
- ◆会場:
- キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分 - ◆対象:
- 関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
- ◆定員:
- 60名(申込先着順)
- ◆参加費:
- 無料
- ◆内容:
- 開催概要のPDFはコチラから
- 12:00
- 受付開始
- 13:00
- 開会挨拶
- 13:10
- 話題提供
『障害のある学生の災害時対策について ―PHED_SIG-EPの取り組みから』
≪講師≫
竹田 周平 氏
(福井工業大学 工学部・教授 PHED(東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム):SIG-EP(災害等の緊急時対応に関する専門部会))
≪企画コーディネーター≫
村田 淳 氏
(京都大学 学生総合支援機構 准教授/HEAP)
≪内容≫
各大学における障害のある学生への対応は、合理的配慮等の修学支援を中心に対応されていることが多いと思いますが、一方で災害時対策、インシデント(緊急的な事象)への対応策についても対応を検討しておく必要があるのではないでしょうか。
本話題提供では、このような課題について、「PHED(東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム)」のテーマ別専門部会「SIG-EP(災害等の緊急時対応に関する専門部会)」の取り組みから学ぶ機会とします。 - 13:40
- 休憩・移動
- 13:50
- 分科会
A 精神障がいのある学生の支援 定員:10名Withコロナの流れとともに、学生の学びの場は広がり、各大学では学外における実習や留学の受入れや送り出しが再開されています。精神障がいのある学生がこれらの活動に参加する際には、私たち支援担当者が留意すべきことはどのようなものでしょうか。本分科会では、情報開示をキーワードに、学生のニーズに適した支援の提供方法をについて意見交換を行います。B 身体障がいのある学生の支援 定員:10名視覚、聴覚、肢体不自由(重度を含む)等の障がいのある学生の合理的配慮の検討について、分科会参加者のみなさんとざっくばらんに意見交換をする機会とします。
C 支援体制・システムを考える 定員:10名障がい学生支援は組織として取り組むことが大切で、個別的な相談・支援にとどまらず、支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフローや学内全体の共通認識等が不可欠です。本分科会では、障がい学生支援に関するマネジメント全般について話し合う機会とします。なお、参加者からは自大学の支援体制や課題について、簡単にご紹介頂く予定です。可能であれば、資料(学生配付用のリーフレット等)を10部ご用意頂きますようにお願いいたします。
D 障害のある学生の就労支援 定員:20名現在、文科省において「障害のある学生の修学支援に関する検討会」が実施されておりますが、かねてより修学支援だけでなく就労支援の重要性も指摘されています。本分科会では、障害学生のキャリア・就労に関する各大学の事例や課題を共有し、忌憚のない意見交換を行う機会とします。
E コーディネート基礎編 ―合理的配慮の考え方― 定員:10名2024年4月の改正障害者差別解消法施行を前に、国公立大学はさらなる支援の充実を、私立大学では本格的な整備として、コーディネーターの配置が進みつつあります。本分科会は、合理的配慮に関する基礎的知識について、事前アンケートをもとに参加者のみなさんとレクチャー&対話形式で行い、コーディネーターの役割と対応方法を整理する機会とします。
- 16:20
- 休憩・移動
- 16:30
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
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第30回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- ◆日時:
- 2023年3月10日(金)13:00~17:00
- ◆会場:
- キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分 - ◆対象:
- 関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
- ◆定員:
- 60名(申込先着順)
- ◆参加費:
- 無料
- ◆内容:
- 開催概要のPDFはコチラから
- 13:00
- 開会挨拶
- 13:10
- 座談会形式
「RADD(発達障害学生支援プロジェクト/筑波大学)の取り組みについて」
≪講師≫
佐々木 銀河 氏
(筑波大学 人間系 准教授/RADD)
≪企画コーディネーター≫
村田 淳 氏
(京都大学 学生総合支援機構 准教授/HEAP)
≪内容≫
各大学等において障がい学生支援を促進する上で、他大学との連携や地域レベル又は全国的なネットワークの活用は重要なファクターとなっています。
本話題提供では、発達障がいを含め、さまざまな特性(カラー)をもった学生が豊かな学生生活を送れるようにするための研究・実践プロジェクトを実施している発達障害学生支援プロジェクト(RADD)の取り組みの現状や成果などを知る機会とします。 - 13:40
- 休憩・移動
- 13:50
- 分科会
A 発達障がいのある学生の支援 定員:10名ひとことに発達障がいといっても、細かな分類や障がい特性は個別性が高く、さらに、入学から修学、就労と大学生活のステージによって、学生の困り事やサポートに関しても、多岐にわたると考えます。
本分科会では、日ごろ抱いておられる疑問や困難事項等をシェアしたり検討したりすることで、発達障がい学生の支援について再考する機会とします。B 精神障がいのある学生の修学支援 定員:10名精神障がいのある学生が直面する困難は多様であり、合理的配慮等の修学支援においても、その内容の検討や配慮の調整・提供にあたっての課題が少なくありません。特にコロナ禍におけるニーズの拡大は顕著で、合理的配慮として何をどこまで提供すべきなのかという課題は多くの大学等において共通していると思われます。
本分科会では、このようなテーマについて検討する機会とします。C 支援体制・システムのマネジメント 定員:10名障がい学生支援は組織的な取り組みであり、支援コーディネートだけでなく支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフロー等が不可欠です。また、今後は改正障害者差別解消法の動向をうけて、紛争防止・解決の仕組みについても検討する必要性が生じます。
本分科会では、障がい学生支援に関するマネジメント全般について話し合う機会とします。
参加者からは自大学の支援体制について、簡単にご紹介頂く予定です。可能であれば、資料(学生配付用のリーフレット等)を10部ご用意頂きますようにお願いいたします。D コーディネート基礎編 —合理的配慮の考え方— <レクチャー形式> 定員:20名コロナ禍の中で授業形態や障がい学生のニーズが様々に変化し、支援担当者として判断に迷う方も多かったのではないでしょうか。
本分科会では、初任者を対象として、Q&A方式にて合理的配慮の考え方のポイントを整理します。また、参加者同士の交流する時間を設け、横のつながりをつくる機会とします。E コーディネート応用編 —合理的配慮の妥当性と根拠— 定員:10名合理的配慮は、その必要性と妥当性について客観的根拠をもとに検討することとなりますが、どのような根拠資料が必要になるかは、当該学生の障がい状況と支援内容によって異なります。
当該学生が他の学生との比較において同等の機会の提供を受けるためにどのような点に留意すべきか、意見交換・情報交換を行う機会とします。 - 16:20
- 休憩・移動
- 16:30
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
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第29回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- ◆日時:
- 2022年9月16日(金)13:00~17:00
- ◆会場:
- キャンパスプラザ京都 5階 第1講義室他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分 - ◆対象:
- 関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
- ◆定員:
- 60名(申込先着順)
- ◆参加費:
- 無料
- ◆内容:
- 開催概要のPDFはコチラから
- 12:00
- 受付開始
- 13:00
- 開会挨拶
- 13:10
-
座談会形式
「障害学生支援に関するプラットフォーム事業(PHED・HEAP)の現状」
≪講師≫
近藤 武夫 氏(東京大学 先端科学技術研究センター 教授/PHED)
≪企画コーディネーター≫
村田 淳 氏(京都大学 学生総合支援機構 准教授/HEAP)
≪内容≫
各大学等において障がい学生支援を促進する上で、他大学との連携や地域レベル又は全国的なネットワークの活用は重要なファクターとなっています。本話題提供では、障がい学生支援のスタンダード構築やネットワーク形成などを行うプラットフォーム事業(東京大学PHED・京都大学HEAP)における取り組みの成果や最新動向を知る機会とします。 - 13:40
- 休憩・移動
- 13:50
- 分科会
A 障がい学生支援の体制整備を考える
―教職員連携の必要性とコンセンサス構築の課題― 定員:10名障がいのある学生のニーズの増加、又改正障害者差別解消法の施行を見据えて、各大学等の体制整備に関する課題が浮き彫りになっています。本分科会では、窓口の設置や規程・システムの構築といった一般的な体制整備の話題にとどまらず、より幅広い観点で障がい学生支援に必要となる体制整備のあり方について、意見交換・情報交換する機会とします。B 障がいのある受験希望者への対応
―入学試験の合理的配慮やオープンキャンパス等の支援― 定員:10名各大学等においては、障がいのある受験希望者への対応も課題のひとつとなっています。特に、修学支援とは異なり、入学試験における合理的配慮の提供のシステムやフロー等が十分ではない大学等も少なくないと思われます。本分科会では、入学試験における合理的配慮やオープンキャンパスにおける支援など、障がいのある受験希望者への対応などについて、意見交換を行います。C 障害学生の合理的配慮と対応 定員:10名合理的配慮の内容は、障がい学生本人からの意思表明から始まり決定していきます。一方で、配慮を必要としながら、障がいに関する自己理解や意思表明が難しい学生もいます。そこで、本分科会では、障がい学生の対応について、本人の意思表明を支援する保護者への対応を含め、介入方法や事例について話し合う機会とします。
D 個別ニーズに合わせた新たな支援の枠組み作りについて 定員:10名新たな支援体制の構築が必要な重度障がい学生を受け入れる際の、学内関連部署との連携や環境調整について話し合います。ATの利用(音声認識アプリや読み上げソフトなどの各種支援ツール)、修学と生活の切れ目のない支援計画の構築(サポート学生の活用、公的資源の活用と連携)等、必要な支援について意見交換・情報交換を行う機会とします。
E 合理的配慮の基礎 ―対面での支援、オンラインでの支援― 定員:20名コロナ禍がもたらした大学における授業実施形態の変化は、障がい学生のニーズにも大きな影響をもたらし、配慮ニーズは日々、増加・多様化しています。現場では、戸惑うことも多いのではないでしょうか。本分科会では、初任者を対象とし主にレクチャー型式にて、合理的配慮に関する基礎的知識を整理し、忌憚のない意見・情報交換する機会とします。
- 16:20
- 休憩・移動
- 16:30
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
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第28回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- ◆日時:
- 2022年3月2日(水)13:00~17:00
- ◆会場:
- オンラインによる配信型懇談会
- ◆対象:
- 関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援にかかわっている、または関心のある教職員
- ◆定員:
- 60名
- ◆参加費:
- 無料
- ◆内容:
- 開催概要のPDFはコチラから
- 12:00
- 受付開始
- 13:00
- 開会挨拶
- 13:10
-
話題提供
座談会形式
『コロナ禍における支援の在り方 -これまでとこれから-』
≪話者≫
佐々木 あゆり 氏
(公立大学法人大阪 大阪市立大学事務局学務部 学生課・障がい学生支援室)
梅本 直 氏(京都外国語大学 障がい学生支援室)
≪コーディネーター≫
土橋 恵美子 氏
(同志社大学 学生支援センター スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室 チーフコーディネーター)
≪内容≫
未曾有の新型コロナウイルス感染症を経験した私たち大学教職員は、感染拡大を防ぎながら、障害学生の修学支援にあたってきました。
障害学生の学びの環境を調整するために、多大な労力を費やしましたが、新たな支援方法も生み出しました。ここでは、これまでを振り返るとともに、これからの支援の在り方について障害学生支援担当者の生の声をきく機会とします。 - 13:40
- 休憩・移動
- 13:50
-
分科会
A コロナ禍における支援をとおしてーこれからを考える 定員:10名コロナ禍での障害学生支援は、オンライン授業、またハイブリッド授業に対応した新たな支援方法や取り組みが模索され、試行錯誤の中で新しいノウハウが蓄積された2年間といえるでしょう。
各大学のコロナ禍での支援事例を共有することで、次年度以降の授業形態に応じたより有効な支援について情報交換する機会にしたいと思います。B 発達・精神障害のある学生へのサポート 定員:20名高等教育機関において、発達・精神障害のある学生は、年々増加しています。学生のニーズは多岐に渡り個別性も高く、学生支援の現場で担当者が苦慮する状況が一層増しているのではないでしょうか。本分科会は、事前アンケートをもとに参加者のみなさんとレクチャー&対話形式で行います。自由な発想で検討できればと思います。
C 支援体制・システムのマネジメント 定員:10名障害学生支援は組織的な取り組みであり、支援コーディネートだけでなく支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフロー等が不可欠です。また、今後は改正障害者差別解消法の動向をうけて、紛争防止・解決の仕組みについても検討する必要性が生じます。
本分科会では、障害学生支援に関するマネジメント全般についてお話し合う機会とします。D コーディネート基礎編 -合理的配慮の考え方- 定員:10名情勢の変化に伴い授業形態や配慮ニーズも様々に変化し、現場では判断に迷うことも多々あったかと思います。本分科会では、更なる情勢の変化や合理的配慮の提供義務化の流れ等も踏まえた合理的配慮について、事前アンケートや持ち寄った事例を題材にQ&A形式で改めて整理する機会とします。
E コーディネート応用編 合理的配慮の妥当性と根拠 定員:10名合理的配慮は、その必要性と妥当性について客観的根拠をもとに検討することとなりますが、どのような根拠資料が必要になるかは、当該学生の障害状況と支援内容によって異なります。当該学生が障害者でない者との比較において同等の機会の提供を受けるためにどのような点に留意すべきか、意見交換・情報交換を行う機会とします。
- 16:20
- 休憩・移動
- 16:30
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
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第27回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- ◆日時:
- 2021年9月2日(木)13:00~17:00
(12:00から受付/12:30からミーティングルーム入室開始) - ◆会場:
- Zoomによる配信型懇談会
- ◆対象:
- 関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援にかかわっている、または関心のある教職員
- ◆定員:
- 60名
- ◆参加費:
- 無料
- ◆内容:
- 開催概要のPDFはコチラから
- 12:00
- 受付開始(12:30からミーティングルーム入室開始)
- 13:00
- 開会挨拶
- 13:10
-
話題提供
『障害学生支援の最新動向-障害者差別解消法の改正等をふまえて』
≪講師≫
村田 淳 氏 京都大学 学生総合支援センター
≪内容≫
2021年5月、障害者差別解消法の改正法案が成立しました。これにより、これまで国公立大学が法的義務、私立大学では努力義務となっていた合理的配慮の提供が、設置形態を問わず法的義務になることとなりました。本話題提供では、本法の改正をはじめとして、読書バリアフリー法、GIGAスクール構想、また各種ネットワークの状況など、障害学生支援の周辺的な動向を整理する機会とします。 - 13:40
- 休憩・移動
- 13:50
-
分科会
A コーディネート基礎編 -合理的配慮を考える 定員:20名障害学生支援の根幹となる合理的配慮は、理念的な理解だけでなく、合理的配慮を判断する上での構成要素やプロセスなどを十分理解しておく必要があります。本分科会では、その出発点となる基本的な理解について、レクチャー及びQ&A形式で出来る限り丁寧に整理する機会とします。
B コーディネート応用編 -合理的配慮の妥当性と根拠 定員:10名合理的配慮は、その必要性と妥当性について客観的根拠をもとに検討することとなりますが、どのような根拠資料が必要になるのか、又根拠資料をどのように読み解いて実際の支援と結びつけるのかには一定の課題があります。本分科会では、このような課題について、実践的なディスカッションを行う機会とします。
C 支援体制のあり方を考える-学内の部署間連携・マネジメントの視点をふまえて 定員:10名障害学生支援は高等教育におけるインフラ的機能のひとつになっています。個別具体的な合理的配慮の必要性は言うまでもありませんが、そのアプローチをより効果的・効率的に行うための支援体制の整備は重要な課題となります。本分科会では、障害学生支援の基盤となる支援体制のあり方について、意見交換・情報交換を行う機会とします。
D 精神・発達障害の合理的配慮 —コロナ禍における影響をふまえて 定員:10名コロナ禍において、精神・発達障害のある学生の状況やニーズは少なからず変化しました。特に、対面授業からオンライン授業へ、そして、オンライン授業からそれをふまえた次のステージへという過程において、合理的配慮はどのように検討・実施される必要があるのか。本分科会では、このような課題についてディスカッションを行う機会とします。
E 障がいのある学生のキャリア支援 -社会への移行を考える 定員:10名障害のある学生のキャリア支援は、重要な課題のひとつです。これは、就職活動時期における支援という側面にとどまらず、修学支援もふまえた就職活動に至るまでの準備過程での支援、又企業等への接続・移行支援にも一定の課題があると考えられます。本分科会では、このような課題について意見交換・情報交換を行う機会とします。 - 16:20
- 休憩・移動
- 16:30
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
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第26回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
(12:00から受付/12:30からミーティングルーム入室開始)
- 12:00
- 受付開始(12:30からミーティングルーム入室開始)
- 13:00
- 開会挨拶
- 13:10
- 話題提供
『発達障害のある方に対する就労支援
~職場への定着を目的としたアセスメントや支援について~』
≪講師≫
池田 浩之氏
(兵庫教育大学 学校教育研究科 助教 /
NPO法人 大阪精神障害者就労支援ネットワーク)
≪内容≫
発達障害のある方への就労支援について、主に職場への定着を図っていく上で起こりやすい課題を踏まえ、職場環境との相互作用を視点に入れて、どのようなアセスメントや支援を行っていけばよいのか、具体的な聞き取り方、支援の方向性などを伝える予定です。就労支援の効果を高める数あるアプローチのうちの一つ(知識・臨床技術)を提供できたらと考えています。 - 13:40
- 休憩・移動
- 13:50
- 分科会
A マネジメント 定員:10名
本分科会では事前にアンケートをお出しいただき、組織的な支援体制やシステムの構築などについて話し合うことを目的としています。すでに障がい学生支援を所管されている管理職の方をはじめ、これから組織を立ち上げようとされている大学や、現在の支援体制に課題認識をお持ちの教職員の皆さまのご参加も歓迎します。B 支援コーディネート—基礎編— 定員:20名
事前にアンケートをお出しいただき、主に支援実務に携わって1年程度までの方を対象に、「障がい学生支援を行うにあたっての年間スケジュールやコロナ禍における支援事例について」をQ&A形式で行います。支援部署のスタッフではない教職員の皆さまのご参加も歓迎します。C 支援コーディネート—応用編— 定員:10名
コーディネーターの方などが支援の実務に携わる中で、支援の妥当性や公平性の判断に迷うケースについて、事前にアンケートをお出しいただいた上で意見交換を行い、支援の現状や課題について、「何でも相談」のかたちで話し合う分科会です。D キャリア支援(精神・発達含む) 定員:10名 締め切りました
障がいのある学生に対する就職活動等の出口支援は、各大学等においても課題のひとつになっています。本分科会ではこのような課題を「社会移行」というテーマとして捉えて、各大学での実践例や課題、展望について議論します。また、当日は就労支援の研究実績や実践経験が豊富な講師をお招きして、学外リソースの状況や視点もふまえた分科会とします。E 小規模大学 定員:10名
学生数3,000名以下の大学を対象とした分科会です。特定のテーマは設定せず小規模大学ならではの支援の実態や課題についての情報共有、そして課題解決の方策について意見交換を行います。 - 16:20
- 休憩・移動
- 16:30
- まとめ
- 17:00
- 閉会
<分科会報告>
分科会報告 【詳細はこちら】 アンケート 【詳細はこちら】
第25回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)実施報告
「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。
- 13:00
- 受付開始
- 14:00
- 開会挨拶
- 14:10
- 全体会①
話題提供『新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて』(対談形式)
≪講師≫
土橋 恵美子氏(同志社大学 学生支援センター 障がい学生支援室 チーフコーディネーター)
≪内容≫
2020年度春学期は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、入学式や大学行事をはじめ、授業をオンライン配信する等、試行錯誤しながら進めてこられたと存じます。
そこで、今年度春学期を振り返り、非対面授業対応や対応に至るまでの課題、メンタル面でサポー トが必要となった新たなケースや大学行事の代替措置について、対談形式で事例を共有したいと考 えています。そうした事例をもとに分科会にわかれてさらに深掘りし、秋学期の支援を検討するヒントとして持ち帰っていただきます。 - 14:40
- 休憩・移動
- 14:55
- 分科会
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、各大学ではオンライン講義など、障がい学 生支援業務においても従来の方式ではない新たな対応が求められています。
A~Cの分科会で、各大学・短期大学が抱える課題や取組の情報交換を行い、現在の状況下での障がい学生支援の在り方や、秋学期に想定される課題とその解決方策についての懇談、及び検討することを目的とします。A オンライン講義においての合理的配慮 定員:20名
今年度春学期は、オンライン講義が組み込まれ、情報保障のあり方や合理的配慮の提供等、前例 のない課題に直面された方が多かったのではないでしょうか。本分科会では、学内調整から支援の実施に至るまで、各大学・短期大学が取り組まれた事例を共有し、意見交換を行います。B 新型コロナウイルス感染症に関連するメンタルヘルス支援 定員:15名
大学に行くことができない状態が長く続き、また、慣れない遠隔授業などで学生にも不安やストレスから、さまざまな心身の反応が表れることが想定されます。教職員の皆様も通常通りに出勤できない状況下で、学生相談機関に求められるメンタル面でのサポートについて考える機会とします。C 大学行事における学生生活への支援 定員:15名
入学式をはじめ、オープンキャンパスなど多くの大学行事が中止や延期の措置を取らざるを得ない状況にあり、また、就活生にとっては、説明会の中止などで企業の情報を得る機会も減り、より不安を抱えている学生がいることも想定されます。本分科会では、学生生活における様々な行事について話し合う機会とします。支援部署以外の教職員の皆様のご参加も歓迎します。 - 16:25
- 休憩・移動
- 16:35
- 全体会② まとめ
- 17:15
- 閉会