開催概要
第1回 教学マネジメントを支えるキーワード ~“PDCAサイクル”の果たす役割とは?~
- 日 時 2013年11月15日(金)18:00~20:00
会 場 池坊短期大学 洗心館6F 第1会議室
対 象 大学コンソーシアム京都加盟大学・短期大学・機関のFDに関わる教職員
第2回 教学マネジメントを支えるキーワード~教職協働で実現する対話による教学マネジメント支援~
- 日 時 2013年12月9日(月)18:00~20:00
会 場 池坊短期大学 洗心館6F 第1会議室
対 象 大学コンソーシアム京都加盟大学・短期大学・機関のFDに関わる教職員
第3回 実効性のある教学マネジメント実現の条件とは~教員・職員双方の視点から考える~
- 日 時 2014年1月25日(土)13:00~17:00
会 場 キャンパスプラザ5F 第1講義室
対 象 FDに興味を持つ大学教職員、一般の方
- 主 催
- 公益財団法人 大学コンソーシアム京都
- 内 容
- 第1回京都FDer塾 チラシ【詳細はこちらから】
第2回京都FDer塾 チラシ【詳細はこちらから】
第3回京都FDer塾 チラシ【詳細はこちらから】 - <第1回>
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時間 内容 18:00~20:00 【話題提供、Q&A、グループ・ワーク:Planの立て方】
安岡 高志 氏(立命館大学 教育開発推進機構 教授)教学マネジメントが円滑に実施できている状態とは、組織として明確な達成目標、評価指標、評価基準を設定し、この目標を常に意識しながら業務(教育)を行い、成果を評価指標と基準にしたがって評価を行うことであり、これを一般的にPDCAサイクルと呼んでいます。
本年度第1回目の京都FDer塾では「PDCA」サイクルのPlanにおいて決定すべき4項目の達成目標、行動目標、評価指標、評価基準の設定の仕方について解説すると共に、自組織のあるべき姿の振り返りを行います。 - <第2回>
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時間 内容 13:00~18:00 【話題提供、Q&A、グループ・ワーク】
耳野 健二 氏(京都産業大学学長特命補佐・教授)
森 洋 氏(京都産業大学学長室課長)京都産業大学では教学マネジメントを支援する活動として教育開発支援センターの教職員が協働で各学部執行部を定期的に訪問し、大学執行部の方針の伝達・理解の促進を行うとともに学部の要望をヒアリングし、執行部へのフィードバックを行っている。「学部回り」と呼ぶこのミドルアップダウンの取り組みを開始した経緯、問題意識、取組を通じて得た知見、今後の課題などを事例提供いただき、自組織における執行部と現場とのコミュニケーション方法の課題と解決策について検討する。 - <第3回>
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時間 内容 13:00~18:00 【基調講演】
指定討論者:小林 直人 氏(愛媛大学 教育企画室長・教授)
【加盟校事例発表】
岡﨑 祐司 氏(佛教大学教育推進機構長・教授)
吉川 奈見 氏(佛教大学教育推進部 教育推進課)
米山 裕 氏(立命館大学教学部長・教授)
山本 修司 氏(立命館大学教学部 事務部長)
【パネル・ディスカッション】近年、大学改革を進めるうえで様々な教育取組や資源を有機的につなげる「教学マネジメント」の重要性に注目が集まっています。
現在の大学教育において「教学マネジメント」の在り方が問われていることの「意味」と「役割」を再確認し、大学コンソーシアム京都加盟校の事例発表をもとに、実効性のある教学マネジメント体制構築をどのように行っていくべきかについて地域性や規模・設置形態を考慮しながら議論します。
実施報告
<第1回>
大学コンソーシアム京都では11/15(火)に「2013年度第1回京都FDer塾:教学マネジメントを支えるキーワード
~“PDCAサイクル”の果たす役割とは?~」を実施いたしました。
平日の夜間の開催にもかかわらず、12名の参加者を迎え、立命館大学の安岡高志先生からの話題提供のあと、3つのテーブルに分かれグループワークを行いました。
グループワークでは、「DP(ディプロマ・ポリシー)に基づいたライティング能力育成」というテーマで、ロジックツリーを活用したワークが行われ、「PDCA」サイクルのPlanにおいて決定すべき4項目の達成目標、行動目標、評価指標、評価基準の設定の仕方について、議論が行われました。
<第2回>
大学コンソーシアム京都では12/9(月)に2013年度第2回京都FDer塾「教学マネジメントを支えるキーワード
~教学マネジメントを支えるキーワード~教職協働で実現する対話による教学マネジメント支援~」を実施いたしました。
当日は、13名の参加者を迎え、京都産業大学の耳野 健二先生(学長特命補佐・法学部教授)と森 洋
氏(学長室課長)からの話題提供のあと、3つのテーブルに分かれグループワークを行いました。
話題提供では、京都産業大学の教育支援研究開発センターの取り組み「学部との意見交換会」(通称:学部回り)の実践事例の紹介があり、学部回りを始めた理由や経緯、成果と課題、また、取り組むスタッフのやりがいや成長実感について、お話いただきました。
グループワークでは、3つのグループに分かれて、「学内連携の現状と課題」、「教職協働の現状の課題」について、議論が行われました。
各グループからは、「教員と職員がそれぞれ単独に動くのではなく、お互いの役割を認識しつつ、十分なコミュニケーションを取りながらタッグを組むことが大切である」、「教職協働で取り組む問題においても、具体的な検討課題や目標を設定し、教員・職員それぞれが、それを達成するために必要な具体的な行動目標を設定して協働する必要がある」などの意見が出されました。
<第3回>
大学コンソーシアム京都では1/25(土)に「2013年度第3回京都FDer塾:実効性のある教学マネジメント実現の条件とは~教員・職員双方の視点から考える~」を実施いたしました。
キャンパスプラザ京都に79名の参加者を迎え、現在、「教学マネジメント」が注目されている背景や具体的な取組の事例について愛媛大学教育開発室長の小林直人先生に基調講演をいただいた後、大学コンソーシアム加盟校2校より現在取り組まれている教学改革に関する事例報告が行われました。まず佛教大学から教育推進機構長の岡崎祐司先生と教育推進部教育推進課の吉川奈見氏に、次に立命館大学から教学部長の米山裕先生と教学事務部長の山本修司氏にそれぞれの大学で取り組まれている教学改革の狙いと今後の課題についてお話をいただきました
後半では、大学コンソーシアム京都 FD研修企画WG委員である京都外国語大学の平山弓月先生の司会によりパネル・ディスカッションを行いました。予めフロアから集められた質問を元に講演・報告に対する疑問点への回答・補足が行われるとともに活発な議論が交わされました。
お問い合わせ先
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 FD事業 担当
TEL 075-353-9122 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)