事業概要
大学コンソーシアム京都では、大学教職員のFDに対する意識を高め、大学教育の改善に資することを目的として、1995年から①FD活動の普及、②大学教育、授業改善に関する実践・研究報告、人的交流の場の提供、③京都におけるFD活動の情報発信をテーマに、毎年FDフォーラムを開催しています。全国から多数の大学教職員や教育関係者等に参加いただいている大規模FDイベントです。
開催概要
第26回FDフォーラム
- メインテーマ
- あらためて大学とは何か ~コロナ禍を超えて新しい時代へ~
- 日 時
- 2021年2月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)
- 会 場
- オンライン(Zoom)
- 参加費
- 無料
※今年度は新型コロナウイルス感染防止の観点からオンラインにて開催します。
初めて試みですので、今年度は参加費を無料といたします。 - 主 催
- 公益財団法人 大学コンソーシアム京都
- 後 援
- 文部科学省・京都府・京都市
第26回FDフォーラムリーフレットはこちらからダウンロードいただけます
スケジュール
日程 | 時間 | 内容 |
2月13日(土) | 9:00 | 委員長挨拶公開 |
9:00 | ポスターセッション特設WEBサイト公開 | |
2月20日(土) | 10:00~12:00 | シンポジウム |
14:00~16:30 | ポスターセッション オンライン発表 | |
17:00~18:30 | 情報交換会 | |
2月21日(日) | 10:00~12:00 | 第1分科会 |
14:00~17:00 | 第2分科会・第3分科会 | |
2月27日(土) | 10:00~12:00 | 第4分科会 |
14:00~16:30 | 第5分科会 | |
14:00~17:00 | 第6分科会・第7分科会 | |
2月28日(日) | 10:00~12:00 | 第8分科会・第9分科会 |
14:00~17:00 | 第10分科会・第11分科会 |
シンポジウム
日程:2月20日(土)10:00~12:00
シンポジウムの詳細はこちらからご覧いただけます。
大学の教育・研究・社会貢献に新しいモデルは生まれうるか? 〜COVID-19の経験を踏まえてAI化・ロボット化した世界の担い手を構想する〜 定員 1,000名 (加盟校優先定員 600名) |
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2020年度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、新学期の授業運営は、所属元の組織的判断に基づきつつ教員個々が手探りで工夫を重ねることにより、開講準備が進められた。その端緒は、2万人を越えるメンバーが参加したFacebookグループ「新型コロナのインパクトを受け、大学教員は何をすべきか、何をしたいかについて知恵と情報を共有するグループ」(10月9日に「新型コロナ休講で、大学教員は何をすべきかについて知恵と情報を共有するグループ」から名称変更)で確認できる。
そこで本シンポジウムでは、COVID-19の経験をもとに、人口減少社会・グローバル化、そしてVUCAの時代の大学の存在と役割について探究する。コロナ禍から1年、SNSを通じた集合知はいかに働いたかを確認しつつ、大学における、あるいは大学のための新しいリテラシーを探究する機会としたい。 シンポジスト |
分科会
※複数の分科会にお申込みいただけますが、開催時間が重なっている分科会にはお申込みいただけません。
全分科会の概要・構成はこちらからご確認いただけます。
日程 | 分科会 | タイトル | 定員 (加盟校優先定員) |
2月21日(日) 10:00~12:00 |
第1分科会 |
授業目的に応じた学びの時空間の選択 ~深い学びをはぐくむ反転授業 |
100名 (60名) |
2月21日(日) 14:00~17:00 |
第2分科会 |
開かれた教室、開かれた大学へ向けて ~メディア授業の可能性について考える~ |
100名 (60名) |
第3分科会 |
(大学で)学ぶとは? 教えるとは? そして、良い授業とは? |
100名 (60名) |
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2月27日(土) 10:00~12:00 |
第4分科会 |
これからの大学と大学教職員に求められる課題 |
100名 (60名) |
2月27日(土) 14:00~16:30 |
第5分科会 | これからの時代の実地教育の在り方を考える |
40名 (24名) |
2月27日(土) 14:00~17:00 |
第6分科会 | with/afterコロナ時代の教育開発支援 |
100名 (60名) |
第7分科会 | モチベーションクライシスと向き合う |
100名 (60名) |
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2月28日(日) 10:00~12:00 |
第8分科会 | ICTを活用した遠隔授業について考える |
100名 (60名) |
第9分科会 |
若手研究者からみた「大学改革」 ―アフターコロナの時代を見据えて― |
40名 (24名) |
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2月28日(日) 14:00~17:00 |
第10分科会 |
私たちの最新教育改革ビジョン ―近年の新設大学・学部の教育理念・ 3つのポリシーから学ぶべきこと |
100名 (60名) |
第11分科会 |
新しい生活様式における保育士養成 -演習科目「子育て支援」を中心に― |
40名 (24名) |
ポスターセッション
大学コンソーシアム京都加盟校の教職員・学生が実施する、特色ある教育に関する取組を発表します。
発表ポスターの概要はこちらからご確認いただけます。
■WEBサイトへのポスター掲載
第26回FDフォーラムポスターセッション特設WEBサイトに、ポスター及び説明動画を掲載します。
公開期間中はいつでも視聴・閲覧できます。
※特設WEBサイトはFDフォーラムのシンポジウム・分科会への申込者にのみご案内いたします。公開期間:2月13日(土)9:00 ~ 2月28日(日)23:59
■オンライン発表
Zoomミーティングを使用し、オンラインでポスター発表及び質疑応答を行います。(1グループ10分程度)
特設WEBサイトからZoomミーティングにアクセスいただき、ご入室ください。
発表時間:2月20日(土)14:00 ~ 16:30
※発表数に応じて時間が変更になる可能性があります。※入室人数は300名までです。入室は先着順となりますので、混みあって入室できない場合は時間をずらして再度アクセスください。※発表ポスターの概要は2021年1月5日(火)より本WEBページにて公開いたします。※オンライン発表のスケジュール等詳細は特設WEBサイトにてご案内いたします。
情報交換会
日程:2月20日(土)17:00~18:30
第26回FDフォーラムは、完全オンラインでの開催となり、情報交換会についてもZoomミーティングを使用し、新たな形式で開催することといたしました。オンラインでのコミュニケーションについて経験交流の機会とするとともに、同じ課題を抱えた参加者間で情報交換ができる場となるようFDフォーラム企画検討委員会一同で工夫を重ねました。
シンポジウム・分科会にお申込みいただいた方はどなたでもご参加いただけます。事前のお申込みは不要です。是非お気軽にご参加ください。
情報交換会進行:山口 洋典 氏 立命館大学 共通教育推進機構 教授
ご参加いただくみなさまへのお願い |
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ご参加にあたり、Zoomアプリケーションのインストールを推奨します。 また、既にインストールされている方は、Zoomアプリケーションのバージョンを 5.3.0以降のものにアップデートをお願いいたします。 ※今回の情報交換会では、Zoomのブレイクアウトルームを使用し、テーマごとにいくつかのグループに分かれ、情報交換・交流する時間を設けます。5.3.0以上のZoomアプリケーションであれば、参加者ご自身でブレイクアウトルーム間をご自由に移動いただけます。 スムーズな運営のためにみなさまのご協力をお願いいたします。 |
【注意事項】
●情報交換会のZoomミーティングへのご参加方法は、FDフォーラムのシンポジウム・分科会にお申込みいただいた方にのみご案内します。なお、情報交換会のみのご参加は受け付けておりません。予めご了承ください。●入室人数は300名までです。入室は先着順となりますので、混み合って入室できない場合は、待機室の画面でお待ちいただくか、時間をずらして再度アクセスください。●多くの方にご参加いただけるよう、ご参加はおひとり1デバイスとしてください。
実施報告
第26回FDフォーラム 報告集 【詳しくはこちらから】
2021年2月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)の4日間、第26回FDフォーラム「あらためて大学とはなにか~コロナ禍を超えて新しい時代へ~」をZoomを使用しオンライン開催しました。
大学コンソーシアム京都主催のFDフォーラムは、高等教育の質向上と、京都からのFD活動の情報発信を目的に1995年より開催し、今年度で26回目となります。
今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という未曽有の事態において、あらためて「大学」の在り方を問い、次の時代の「大学」を考えるきっかけとなるよう、全体テーマを「あらためて大学とはなにか~コロナ禍を超えて新しい時代へ~」としました。
1日目は、シンポジウム・ポスターセッション・情報交換会を、2~4日目には、11の多様なテーマの分科会を開催しました。
全国から693名の大学教職員や教育関係者等が集い、教育改善の研究成果の報告や実践を共有し、活発な議論を展開しました。
1日目のシンポジウム「大学の教育・研究・社会貢献に新しいモデルは生まれうるか?~COVID-19の経験を踏まえてAI化・ロボット化した世界の担い手を構想する~」では、岡本仁宏氏(関西学院大学 法学部 教授)、杉森公一氏(金沢大学 国際基幹教育院 高等教育開発・支援部門 准教授)の2名にご登壇いただきました(コーディネーター:山口洋典氏(立命館大学 共通教育推進機構 教授))。
同日に開催されたポスターセッションのオンライン発表では、大学コンソーシアム京都加盟校から計16件の教育実践事例の発表が行われました。164名が参加し、積極的な質問がなされるなど、活発に交流する場面が見られました。
2~4日目は、大学教育関係者の関心が高い多様なテーマを11設定して分科会を実施しました。
今年度は初めてのオンライン開催となりましたが、いずれの企画においても、Zoomのチャットやブレイクアウトルーム機能を活用することで、登壇者・参加者間で活発な議論が行われました。
お問い合わせ先
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 FD事業 担当
TEL 075-353-9163 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)