2016年度

開催概要

■第14回京都学生祭典テーマte-ma3
■テーマに込められた想い・・・

京都学生祭典発足のきっかけとなった「学生の力を遺憾なく発揮」出来るような場・機会を京都中の人々を巻き込むことで創りだし、これまで以上に多様なジャンルの学生が、「主体的に参加する祭り」を実現することで、京都の祭り文化に「学生らしさ」を加え、京都三大祭りに肩を並べた「京都四大祭り」になることを目指して挑戦していきます。

第14回京都学生祭典

第14回京都学生祭典では、京都学生祭典の活動理念である「学生の力を遺憾なく発揮」出来る場・機会をより多くの学生に提供することを目的に企画しました。中でも今回は、これまで参画の少なかったファッションやアートなど芸術系分野を含めた多様な分野の学生にもより多く参加してもらうことで、「主体的に参加する祭り」の実現をめざし、それを京都の魅力として発信することで地域の活性に寄与したいと考えました。こうしてジャンルの幅を広げることにより、連携先数の増加を達成しながら祭典独自の学生文化を創り上げ、ひいては、京都三大祭りに肩を並べた「京都四大祭り」となることを目標に企画を計画しました。

日  程

2016年109日() 11:00-19:00

会  場

平安神宮前・岡崎プロムナード一帯 (京都市左京区)

主  催

京都学生祭典実行委員会

共  催

京都学生祭典組織委員会(京都府/京都市/京都商工会議所/一般社団法人京都経済同友会/公益財団法人 大学コンソーシアム京都

 特別協力

平安神宮 

実施企画

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 パンフレット

こちらからダウンロードできます。

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本祭企画出演・協力団体・協賛企業

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本祭以外の通年活動

京都学生祭典は、地域に愛される、地域に根付いた「祭」を目指し、地域の皆様と共に年間を通じた日々の交流活動を行っています。
さらに2016年度は、これまでの活動に加え、「地域活性プロジェクト」と題して大規模なプレイベントを実施し、京都学生祭典の活動趣旨の実現に向け、様々な挑戦を行いました。

1.地域活性プロジェクト

2016年5月21日[京都学生祭典プレイベントin伏見]

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2016年7月9日[京都学生祭典プレイベントin出町柳]

2.2016年度東北復興支援プロジェクト

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3.国際交流活動

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4.「京炎 そでふれ!」普及活動

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5.メインビジュアル公募

2015年度に引き続き、メインビジュアルの公募で、全国の学生からたくさんの応募を頂きました。大賞に選ばれた作品は、年間を通じ様々な広報媒体に掲載されました。

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6.地域交流活動

  • 地域の安全を守る夜間パトロール(月2回)京都岡崎・安寧地域
  • 地域の美化を目指したクリーンアップ活動(月1回程度)京都岡崎・安寧・梅逕・三条地域・鴨川
  • 地域の環境問題に取り組む打ち水活動(夏季)京都岡崎・安寧・梅逕・三条・伏見地域
  • 地域の祭りへの参加(夏季)京都岡崎・安寧・梅逕・三条・紫竹地域

学生支援

学生の成長プログラム

大学コンソーシアム京都では、学生自身が「主体的につくり上げること」を基本に、学生の日々の活動をサポートしており、主体的な活動によって接する多種多様な人々との「交流」や「経験」が新たな「気づき」や「学び」となって学生の成長につながることを期待しています。
具体的には、学生の活動を一つのプロジェクトに見立て、チームで一つの目標に向かい、チームで成果を出すことに重点を置いたPDCAサイクルの手法を取り入れています。活動の円滑な遂行と事業の改善、事業の継続的発展を目標に掲げ、以下の支援方法を推進することで学生の成長を促す仕組みづくりに取り組んでいます。

京都学生祭典におけるPDCAサイクル

    • 計画期(11~5月頃):情報収集・気付きを与える・企画立案
    • 試行期(5~9月頃):プレ企画(本祭を模した中規模企画)の実施
    • 検証期(6~8月頃):中間振り返り会の実施
    • 実行期(10月):本企画の実施
    • 成果発信(10~11月頃):事後振り返り会、成果報告会の実施

・検証期「中間振り返り会」

日程 2016年6月16日(木)18:30-21:00
場所 キャンパスプラザ京都
講師 森 正美氏(京都文教大学 総合社会学部 教授)
参加人数 実行委員92名
内容 プレイベントの第1弾を終えての振り返り、さらには第2弾と10月の本祭に向け、チームや全体の進捗を確認し、自分の目標やその方向性を見失っていないか、今一度顧みる場をつくり、部署内での共有やグループ発表を通じ、チーム連携の必要性について再認識する機会を提供しました。

 ・成果発信「事後振り返り会」

日程 2016年10月30日(日)18:30-21:20
場所 キャンパスプラザ京都
講師 森 正美氏(京都文教大学 総合社会学部 教授)
参加人数 実行委員135名
内容 本祭を終え、実行委員それぞれに対し、京都学生祭典での活動や取り組みが何を意味していたのか、そこから何を学び、次なるステージにどう活かすのか、グループワークなどを通じて言語化して振り返り、自分の活動を今後の自信につなげる機会を提供しました。

・成果発信「成果報告会」

日程 2016年11月13日(日)16:30-17:30
場所 キャンパスプラザ京都
内容 ステークホルダーなどの関係者を対象に、年間活動概要、ならびに京都学生祭典の組織としての成果を報告し、将来を見据えた課題や展望を発表しました。
発表項目①活動概要報告 ②連携先数の増加について ③学生の輝く場の創出について ④まとめ・展望 
※報告ポイント:コンセプト・目標・概要・成果・学んだこと(京都学生祭典の活動趣旨を踏まえて)

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実行委員を対象とした学生の成長実感調査

当財団では、2015年度、京都学生祭典の実行委員会活動における実行委員の成長実感調査を行いました。実行委員会の活動はインターカレッジで社会と連携して行う正課外活動という点に独自性があります。この活動によりどのように成長するのかを、以下の3つの手法によって調査し、定量的・定性的、主観的・客観的に分析しました。
■手法
 ①客観的にジェネリックスキルを測定できるPROGテスト
 ②独自の能力指標をレベル別に確認できるルーブリック形式のアンケート
 ③20名を超える実行委員のインタビュー調査
■結果
 ■□調査報告はこちら□■

 

実施報告

京都学生祭典は、「大学のまち京都」を盛り上げるべく2003年に開催され、今年度で第14回を数えます。学生で組織する京都学生祭典実行委員会は、10月に主催する祭典当日の企画・運営だけでなく、近年では、1年間を通した地域交流を深めるため、精力的に活動を行っており、2016年度においては、新たに「地域活性化プロジェクト」で公募のあった提案を企画実現につなげようと、地域に根差した活動も実施しました。第14回京都学生祭典の開催はそれらの集大成として、実行委員会の年間テーマとして掲げる「学生による京都四大祭りへの挑戦」のもと、「学生らしさ」をキーワードに、「学生の力を遺憾なく発揮」出来る場を、より多くの学生に提供することをめざして企画・運営されました。祭典の様々な企画において、学生らしい発想とその若さやパワーを打ち出していった中、これまで参画の少なかった芸術系学生の日頃学んでいる専門分野によるパフォーマンスが取り入れられたことに特徴が見受けられました。また、ファッションコンテストやGrand Finaleでのプロジェクションマッピングによるステージの演出は、これまでなかったジャンルを巻き込み、祭典イコール「おどりの祭り」というイメージ払拭の一助になったと思われます。
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京都学生祭典組織委員会の一翼を担う当財団では、祭典に向けての支援に加え、1年間の活動を学生の成長の機会として捉え、年間を通じた支援体制の整備を行っています。特に本年は、プレイベントを2回(伏見・出町柳エリア)にわたって開催するなど大規模な活動となりましたが、来場者アンケートにおいては、これらが直接的な集客につながらなかった部分も見受けられました。しかし、プレイベントの経験が、学生の自信や学びにつながったことは成長実感調査を継続する中で確認されており、活動の成果としては一定の価値があったと判断されます。次年度は15周年という節目に当たることから、実行委員会(特に執行部を務める学生)の力量や可能性を見極め、実行委員会を支援する体制を引き続き整備していきます。ご来場くださいました皆様、並びに本事業開催にあたり多方面にてご支援くださいましたすべての皆様にお礼申し上げます。

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実績など

来場者数・連携先数(※実行委員会調べ)

イベント 日程 人数 連携先
地域活性プロジェクトPart1
「プレイベント in 伏見
2016年5月21日(土) 16,858人  32団体
地域活性プロジェクトPart2
 「プレイベント in 出町柳」
2016年7月9日(土) 3,330人   45団体
第14回京都学生祭典
2016年10月9日(日) 127,000人

 236団体

※企画出演団体数

参加学生数

 実行委員   233名/23大学 (うち、財団非加盟1大学1名)
 短期ボランティアスタッフ   226 名 (うち、財団非加盟17大学3専修学校 計32名)
留学生実行委員  8名(中国・台湾・イギリス・ベトナム・シンガポール・インドネシア)
 学生MC   13名/京都・大阪・兵庫
 おどり手   956名/23大学1短期大学
 合計  1,436名

 

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 京都学生祭典 担当
TEL 075-353-9189 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

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