勤労学生援助会について
大学コンソーシアム京都では、勤労学生援助会の事務局運営をおこなっています。
勤労学生援助会の生い立ちは昭和30年にさかのぼりますが、アルバイトに行く電車賃に困り、その日の食事代にも事欠く苦学生達を援助しようと、当時東映の京都撮影所長山崎真一郎氏のきも入りで「助け合いの箱」が生まれました。続いて、この美挙が呼び水となり、山崎賞、美馬賞及び山下奨学金が相ついで誕生し、それに「京都桃山ライオンズクラブ賞」、「国際ソロプチミスト京都賞」が加わるなど篤志者の方々の温かいご支援で、身寄りもなく、学費や生活費のほとんどをアルバイトに依存しながら学業との両立を図っている学生を激励するため、毎年勤労学生の表彰ならびに奨学金の授与が今日まで続いて、苦学生にとって何よりの励ましの糧となっています。
続いて、昭和52年度には、本会初代会長平沢興先生により多額の浄財が寄託され「平沢奨学金」を創設し、ついで昭和53年の第4代会長荒木俊馬先生のご遺族より多額の基金が寄託され、これを「荒木奨学金」として昭和53年度より創設し、加えて昭和55年1月第5代会長柏祐賢先生夫人敏枝様には常に勤労学生に深いご理解をもっておられて多額の基金を寄託されましたので、昭和54年度から「柏奨学金」を創設しました。昭和60年度は、かつての受賞学生上野征夫氏が、当時の感謝の気持ちとして寄託された基金で「上野奨学金」を創設しました。昭和63年度からは、本事業に心うたれ、基金を寄託された篤志家菅原督二氏の意を生かして「菅原奨学金」の創設をいたしました。平成2年度からは、向学の志しと貧窮の挟間で呻吟する女子学生を励ます基金として「京都ベンチャークラブ奨学金」を創設し、平成3年度からは、同クラブ会員であった故山崎真一郎氏の遺徳を偲び寄託された「京都西ロータリークラブ奨学金」を創設しました。平成7年度からは元京都学生相談所長平井信三氏のご遺族により多額の基金が寄与され、これを「平井奨学金」として創設し、平成13年度には、第6代会長松山義則先生から多額の基金が寄託され、これを「松山奨学金」として創設しました。その他、多くの方々の温かいご厚情を元に勤労学生援助会基金を創設、本事業を支える基金の運用益、ご寄付、会費などを以って多くの奨学生を輩出しています。
お問い合わせ先
勤労学生援助会(大学コンソーシアム京都内)
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