事業概要
京都国際学生映画祭は、学生が主体となり運営を行なっている日本最大の国際学生映画祭です。日本国内はもちろん世界中の学生から映画・映像作品を募集し審査で入選した作品を上映するコンペティションプログラムを中心に、その他さまざまな特別企画や連携企画を開催しております。映画のジャンルや国籍、年齢を超えた交流の場となることを目指しています。
開催概要
コンセプト「京都に根差した映画祭」
1.国内・海外作家の互いの作品を通じた交流により、作品作りのプロセスや環境、視点などの違いを知り、作家同士が自分の作品や映像に対する知識を語り合う事で、今後の制作活動に刺激を与える場を創出します。そして、作家の才能を発掘、養成する事で国際的な映画人として活躍できる土台を築くことのできる映画祭を目指します。
2.実行委員が作家と観客の距離を近づけ、幅広い客層に向けた企画を提供しすることで観客の皆様に、学生が制作した映像の魅力を伝える場を創出し、作品の面白さ・クオリティの高さを伝え、学生作家・作品に対する興味を深めてもらえる映画祭を目指します。
第18回京都国際学生映画祭
☆☆京都国際学生映画祭 公式Webサイトはこちら☆☆
日 程
2015年11月21日(土)~11月27日(金)
11/21,22,25<第1部>16:45~18:55 <第2部>19:25~21:30(22日のみ21:10まで)
11/23,24,26<第1部>16:45~18:30 <第2部>19:00~21:10
11/27<グランプリ授賞式、グランプリ作品上映>18:00~21:30
会 場
京都シネマ(京都市下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3F)
料 金
1プログラム券:(前売り・当日)500円
全日程フリーパス券:(前売り券)1,000円/(当日)1,500円
主 催
公益財団法人 大学コンソーシアム京都
企画運営
第18回京都国際学生映画祭実行委員会
運営支援
京都国際学生映画祭企画検討委員会
特別協力
京都シネマ
助 成
芸術文化振興基金 / 一般財団法人ニッシャ印刷文化振興財団
協 賛
㈱AOI Pro. / ㈱ディレクターズ・ユニブ / 公益財団法人 芳泉文化財団/立命館大学 映像学部/ブラックマジックデザイン(株)/ (株)京都アニメーション / キョーワファシリティーズ㈱ /(株)おいかぜ/ 大学生協京滋・奈良ブロック/ (株)VCC企画/ 京都府生活協同組合連合会 / ㈱ミラノ工務店/(株)ビズリーチ/ジュネス法律事務所
開催プログラム
第18回京都国際学生映画祭 開催リーフレットはこちら
タイムテーブル
11月27日(金)グランプリ授賞式、作品上映、受賞監督と最終審査員によるトークショーについて
最終審査員
沖田 修一 氏 映画監督 |
1977年埼玉出身。日本大学芸術学部卒業後、数本の短編作品を自主制作し、水戸短編映像祭グランプリなどを受賞。初の長編自主作品「このすばらしきせかい」(‘06)が劇場公開される。その後、TVドラマの脚本演出や、メイキングなどを経て、「南極料理人」(‘09)の監督と脚本を担当。新藤兼人賞金賞、藤本賞新人賞などを受賞。その後の監督作では「キツツキと雨」(‘12)「横道世之介」(‘13)が公開され、ブルーリボン賞作品賞などを受賞。2014年「滝を見にいく」が公開。 |
木下 小夜子 氏 アニメーション作家/プロデューサー |
代表的な翻訳作品 女子美術短期大学造形科卒業。‘70年代よりアニメーション・メディアを基軸とした制作・教育・振興等の活動を国際的に展開、その領域は実写を含む映像分野全域に及ぶ。木下蓮三と共に制作した代表作「MADE IN JAPAN」(’72)、「日本人」(‘77)、「ピカドン」(’78)、「最後の空襲くまがや」(’93)、「琉球王国-Made in Okinawa」(’04)等は各国の国際映画祭にてグランプリや優秀賞を多数受賞。1985年、広島国際アニメーションフェスティバルを企画・実現、以後、総指揮を歴任、アニメーション界の振興に尽力している。’06〜’09年、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)会長、現在、同副会長、同日本支部会長。日本アニメーション学会顧問。大阪芸術大学客員教授。女子美術大学理事。 |
李 鳳宇 氏 (株)RESPECT(レスぺ)代表 |
1960年京都生まれ。ヨーロッパ・アジアを中心に世界中の作品180本以上を配給。プロデュースした代表作に、在日の主人公たちのリアルな姿を描いた刺激的な作品が話題をよび、内外の50以上の映画賞を受賞した『月はどっちに出ている』、キネマ旬報ベストテン第1位に輝いた『パッチギ!』(2005年)、日本アカデミー賞 最優秀作品賞を受賞した『フラガール』(2007年)など。2012年に株式会社RESPECT(レスペ)を設立。映画界への貢献を評価され、第29回日本アカデミー賞協会特別賞、第16回淀川長治賞などを受賞している。 |
各プログラム上映作品
コンペティションプログラム
入選作品の上映および監督と実行委員によるトークショー
8プログラム全11作品(短編6作品、長編5作品/国内4作品、海外7作品)
作品名 | 監督 | 大学名 | 国 | 部門 | |
Aプログラム | 『New World』 | Luzie Loose | Filmakademie Baden-Wurttemberg | ドイツ | 実写 |
『mind scape』 | 梁 佳緒里 | 東京藝術大学大学院 | 日本 | アニメ | |
『Cachorro Loko』 | Igor Shin Moromisato | Academy of Media Arts Cologne | ドイツ | アニメ | |
『ゴロン、バタン、キュー』 | 山元 環 | 大阪芸術大学 | 日本 | 実写 | |
Bプログラム | 『Fidelity』 | Ilker Çatak | Hamburg Media School | ドイツ | 実写 |
『その家の名前』 | 坂上 直 | 東京藝術大学大学院 | 日本 | アニメ | |
『Laughter in the Dark』 | Marta Trela | Lodz Film School | ポーランド | 実写 | |
『CAMEO’n Me』 | 宗 俊宏 | 武蔵野美術大学大学院 | 日本 | 実写 | |
Cプログラム | 『おかあさんにないしょ』 | 冠木 佐和子 | 多摩美術大学 | 日本 | アニメ |
『何も見なくていい』 | 伊藤 圭吾 | 大阪芸術大学 | 日本 | アニメ | |
『雲の屑』 | 中村 祐太郎 | 多摩美術大学 | 日本 | 実写 | |
Dプログラム | 『100 Apples』 | Chia-YaoWang | National Chengchi University | 台湾 | 実写 |
『かたすみの鱗』 | 石谷 恵 | 東京藝術大学大学院 | 日本 | アニメ | |
『I’m here』 | 中内 友紀恵、上水樽 力 | 東京藝術大学大学院 | 日本 | アニメ | |
『The Bad Old Us』 | Lily Erlinger | Filmakademie Baden-Wurttemberg | ドイツ | 実写 |
特別企画① 京都企画~支配人より愛を込めて~
京都の学生映画の“今”を知るために、京都で活躍している気鋭の学生映像作家の作品を上映します。そして、才覚溢れる学生映像作家と、全国的に有名な京都のミニシアター<京都シネマ・立誠シネマ・京都みなみ会館>の支配人たちとが、現在と未来を軸に京都の学生映像作家の歩む道をそれぞれの視点から見つめていく企画となっています。
作品名 | 監督 | 制作校 | 制作年 | 尺 | あらすじ |
『ロス:タイム:ライフ 天才発明家編』 | 柿原 朋哉 | 立命館大学 | 2014 | 34min | 新たな発明品の開発中、誤って死亡した自称天才発明家。そんな彼の前に現れたのは謎の審判団。これまで無駄にしてきた時間、ロスタイムが彼に突きつけられる。理想と現実の狭間で葛藤するあなたへ贈る、非現実的で悲劇的な妄想喜劇。 |
『COUNSELING』 | 林 霊 | 京都造形芸術大学大学院 | 2014 | 50min | 1年前、姉の自殺のショックを乗り越えられず、学校を休んでしまった主人公、“まこと”。彼には姉の姿がずっと見えている……。 彼は1年ぶりに会う幼馴染の“しんや”に相談し、彼を自分の「治療過程」に巻き込む。“まこと”の恋人“なつみ”も“まこと”から相談を受けている。2人は“まこと”を助けながら、自分の心の葛藤を解いていく……。 |
特別企画② Worldwide Collection ~世界を目撃せよ~
世界のさまざまな地域の映像制作環境が色濃く反映された4作品を厳選。ストーリーを楽しむだけでなく、作品の背景から、映像作りにおける各地域の特色も知ることのできる企画内容となっています。世界の学生映画それぞれ独自の魅力を見つけることで、新たな映画体験を楽しみませんか。
作品名 | 監督 | 制作校 | 制作年 | 尺 | あらすじ |
The Lobster Kid | Joseph Chen-Chieh Hsu | New York University Tisch School of the Arts Asia (アメリカ) | 2014 | 20min | シアンはギャングの為に露天商として働く13歳の女の子である。彼女の夢は、良い生活を送る為に、台東市に移り住むことだった。ある日、彼女は周りに内緒で電車に乗った。その時、上司に気付かれ、電車の切符を奪われてしまう。そして、路頭に迷った彼女は静かな街路で僧と出会う。シアンは、寡黙で親切な僧に興味を持った。露天商としての責務を果たす為に、シアンは僧の仲間になって一軒一軒旅をし、互いに協力することの良さを理解する。しかし、楽しい旅は始まったばかりだ…。 |
熱(FEVER) | 崔 正憲 (Choi-Junghun) | 日本映画大学(日本) | 2015 | 15min | ソウルの大学に語学留学して間もない日本人・タケシは、勉強をそっちのけで、酒・女・クラブと毎日堕落した生活を送っていた。その日も、女をナンパするためにクラブで遊んでいたタケシであったが、同じ大学に通う友人の韓国人・ジソンから電話がかかってくる。「タケシ、風邪でしんどいから風邪薬を買ってきてくれないか?」しぶりながらもジソンの家に薬を持っていってやるタケシだったが…。 |
The Salt Man | Seyed Sajad Moosavi | Soore University(イラン) | 2015 | 15min | 孤独で頭の良い芸術家サイド・アラム博士は6歳の娘と共に岩塩抗で働くことを強いられている。この話は、博士の作品が展示されている様々なイベントから小さなトロフィーが博士に送られてくるところから始まる。この映画は観ている人に新しい考えや深く考える場を与えるだろう。家族、息子、娘、素質、人権、自然、そして人生をテーマとするこの作品は、全ての人に開かれている。 |
Father | Hanna Vastinsalo | American Film Institute (アメリカ) | 2014 | 24min | 祖父を亡くした少女は、葬式で祖父に別れを告げようとする。そして、死後の世界を信じない父と折り合いをつけ、愛を選択する方法を見つけていく。 |
特別企画③ 大学院で映画をつくる!-芳泉文化財団助成作品集- (特別招待)
大学院で映画づくりを学び、次世代の日本映画の担い手を目指す学生たちの映画制作を助成してきた芳泉文化財団。ここでは2013年度に助成を受けた、東京藝術大学大学院映像研究科の2作品(ヤングポール監督『BRAKEMODE』、松井一生監督『ユラメク』)を上映。テーマもスタイルも対照的な2作品をお楽しみください。
作品名 | 監督 | 制作校 | 制作年 | 尺 | あらすじ |
BRAKEMODE | ヤングポール | 東京藝術大学大学院 | 2014 | 53min | 日本の自動車メーカーで働く黒澤は、仕事でプサンへ。 韓国の自動車会社と数年前に立ち上げた合弁事業の成果が実り、新モデル車が間もなく発売されるのだ。 黒澤の仕事は、「何もせず、ただ発売初日に立ち会えばいいだけ」のはずだった。怪しい老人がその新車を彼の目の前で盗み出すまでは… 車を探しながらプサンの変人達と出会い、ケンカし、歌い、戦う黒澤。果たして、車は無事に取り返せるのか?! |
ユラメク(Reveries) | 松井 一生(Issey Matsui) | 東京藝術大学大学院 | 2014 | 60min | 従順なプログラマーの成瀬カズヤは、ある夜チャットで知り合った女性ルミと結ばれる。だが、すぐ彼女は消える。混乱したカズヤは別人のようなルミと再会する。彼女には精神を患った夫がおり、カズヤは2人と<白い部屋>で暮らしはじめる。美しい恋は狂気となり、カズヤの精神は夢とも現実ともつかぬ世界をさまよう。 |
コンペティション応募作品数
国内 | 海外 | 計 | |
実写 | 92 | 67 | 159 |
アニメーション | 31 | 27 | 58 |
計 | 123 | 94 | 217 |
プレ企画
今年度は「京都に根差した映画祭」というコンセプトのもと、京都市内の大学などを中心に毎月上映会を行いました。当映画祭で入選した素晴らしい過去作品を、多くの来場者の方に観ていただく事ができました。
2015年6月25日 京都造形芸術大学定期上映会
6月に行われた上映会では、京都造形芸術大学映画学科の試写室をお借りして行いました。
今年度開催するプレ企画の第一回目ということもあり、何名の方々に足を運んでいただけるのか、大変不安に感じておりましたが、そんな不安を裏切り、たくさんの方々にお集まりいただきました。
2015年7月15日 京都大学定期上映会
京都大学文学部の一室をお借りして開催いたしました。
昨年度本祭企画の一つである、「特別企画・関西ある視点」にて上映させて頂いた京都大学にご在籍の平林監督の作品をアーカイブ上映させていただき、実際に監督ご自身も上映会にお越しいただきました。
2015年8月22日 京都国際学生映画祭 IN FUSHIMI
京都学生祭典、伏見七商店街の方々と連携して行い、過去類を見ないほど、大規模な上映会を行いました。
開場は伏見中書島地域にある京都の雰囲気たっぷりな伏見夢百衆とカフェ桃山78さんをお借りして行い、ドリンク提供やトークショーなど、いままでのプレイベントにない新しい試みをたくさんさせて頂きました。また、伏見地域で映画製作をされている「中書島映画プロジェクト」の方々の作品もコラボレーション上映し、地域の方々との交流を深めることが出来ました。
2015年9月29日 立命館大学定期上映会
立命館大学では総合大学には珍しく“映像学部”が設置されており、実際に映像制作を行っている学生の方々が沢山いらっしゃいます。本企画ではそういった学生の方々の刺激になる様な上映会を目指しました。
ゲストとして、立命館大学映像学部の学生さんと大阪芸術大学の学生さんをお呼びし 、当映画祭の過去作品だけではなく、各学生作家さんの作品上映とトークショーも行いました。
2015年10月2日 同志社大学定期上映会
10月に行われた同志社大学上映会では大学内にある寒梅館クローバーホールをお借りしての上映となりました。
本企画では同志社大学が主催しているワークショップClapの作品も流させていただきました。また、その制作スタッフの方々と当実行委員によるトークショーも行い、学生間の交流を深められるような上映会を行いました。
2015年10月15日京まちなか☆音楽映画祭
総本山誓願寺にて招待上映として参加させて頂きました。
平和と琳派と音楽と映画というテーマにぴったりな当映画祭の過去入選作品『Before Summer Rain』 をご紹介できて大変嬉しく思っております。
2015年10月16日 京都国際映画祭
当映画祭が、京都国際映画祭の一つの企画として招待上映をさせて頂きました。
大江能楽堂にて計4作品を上映いたしました。
また、作品上映のみならず初日のオープニングセレモニーにも実行委員が参加し、レッドカーペットを歩かせていただき、貴重な経験をさせて頂きました。
2015年10月28日ワンダー・フル!!な学生アニメーションの世界
T・ジョイ京都をお借りしての上映となりました。
今年は、アニメーション部門としてアニメーション作品を特に取り上げたこともあり、アニメーションに特化した企画を行いたいと思い実現いたしました。
ゲストとして、当映画祭の過去入選作家であり、世界的に活躍されている水江未来さんをお招きし、代表作を数作品上映させていただきました。トークショーでは、貴重なお話も伺うことができました。
2015年11月日本学生映画祭
毎年行っている、この日本学生映画祭では、日本国内で開催されている3つの学生映画祭「東京学生映画祭」「TOHOシネマズ学生映画祭」「京都国際学生映画祭」のグランプリ作品を一挙に上映し、学生映画の最先端を紹介しています。
日本学生映画祭Webサイト http://www.nitigakusai.info/
実施報告
総括
2015年11月21日(土)から27日(金)まで京都シネマにて開催した第18回京都国際学生映画祭では、全13プログラムを行い、延べ591名ものお客様をお迎えすることができました。
今年度も世界中のコンペティションの中から厳選された学生作家作品を上映し、才能ある未来の映像作家をご紹介することができました。
また、期間中は国内のみならず海外からも入選作家をお招きし、各プログラム終了後には実行委員とのトークショー、お客様とのコミュニケーションの場もあり、作家・実行委員・お客様で創り上げる日本最大の国際学生映画祭は盛況の内に閉幕することができました。
ご来場いただきました皆様、また作品を応募くださった作家の皆様、また日頃より多方面からご支援いただきましたすべての皆様に感謝申し上げ、開催のご報告とさせていただきます。
各部門賞
実写部門グランプリ
Live action Film Grand Prix
『The Bad Old US』 ドイツ/28min
監督:Lily Erlinger
学校:Filmakademie Baden-Wurttemberg
これは主人公エイドリアンが家族と住む村、そして、そこで毎年行われるラッフルというクジ引き大会の伝統に関する話だ。この村は、村長と守衛の人生哲学に導かれ、一見平和そうに見える。しかしエイドリアンは、森の奥深くで耐え難い真実を目撃してしまい・・・。
アニメーション部門グランプリ
Animation Film Grand Prix
『その家の名前』 日本/4min
監督:坂上 直
学校:東京藝術大学大学院
そこはかつて祖父母が、両親が、僕が住んでいた場所。遠い記憶と感情を忘れてしまっても、確かにそこに存在し、これからもあり続ける。
最終審査員賞
沖田 修一、李 鳳宇 賞(ダブル受賞)
Awards Of Shuichi Okita & LEE BONG-WOO
『ゴロン、バタン、キュー』 日本/54min
監督:山元 環
学校:大阪芸術大学
淀川河川敷でブルーテントに暮らす”あたる”と”佐々木さん”過酷な中だが2人笑って生きている・ある日、自転車が壊れて困っている女性”とのこ”と出会う。そこに”あたる”の父、”常弘”の手によってこわされる”あたる”達の家。住みどころを失くした2人はどう生きるのか・・・。
最終審査員賞
木下 小夜子賞
Awards Of Sayoko Kinoshita
『Fidelity』 ドイツ/24min
監督:Iiker Çatak
学校:Hamburg Media School
2014年、イスタンブール。反政府運動が勢いを増す中、病院に勤務する女性アスリは、警察に追われる若い男性活動家の逃亡の手助けをする。彼女を疑い、家を訪ねてきた警察。捜査に協力しようとしないアスリだが、事態は彼女の家族も巻き込んで悪化していく・・・。
観客賞
Awards Of Audience
『ゴロン、バタン、キュー』 日本/54min
監督:山元 環
学校:大阪芸術大学
淀川河川敷でブルーテントに暮らす”あたる”と”佐々木さん”過酷な中だが2人笑って生きている・ある日、自転車が壊れて困っている女性”とのこ”と出会う。そこに”あたる”の父、”常弘”の手によってこわされる”あたる”達の家。住みどころを失くした2人はどう生きるのか・・・。
来場者数
延べ 591名 全13プログラム合計 ※実行委員会調べ
たくさんのご来場、ありがとうございました。
コンペティション応募作品数
国内 | 海外 | 計 | |
実写 | 92 | 67 | 159 |
アニメーション | 31 | 27 | 58 |
計 | 123 | 94 | 217 |
参加スタッフ数
学生実行委員 | 27名 / 13大学1専修学校 |
翻訳ボランティア | 32名 |
合計 | 59名 |
お問い合わせ
第18回京都国際学生映画祭実行委員会
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下ル キャンパスプラザ京都6F
TEL:075-353-9430 FAX:075-353-9101
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