2017年度

事業概要

 大学コンソーシアム京都では、2015年度から、加盟校を中心とする各大学・短期大学における次世代の大学運営を担うプロフェッショナル職員の育成を目的として、SDゼミナールを開催しています。
 「知識基盤社会」の本格的な到来が指摘される今日、少子高齢化やグローバル化の進展など高等教育を取り巻く環境は劇的に変化し、より一層不透明さを増しています。中央教育審議会「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて(答申)」(2012年)では、予測困難な次代を切り拓く人材や学術研究への期待を掲げるなど、大学に対する社会からの期待はますます大きくなっています。また、中央教育審議会の大学分科会組織運営部会「大学のガバナンス改革の推進について(審議まとめ)」(2014年)では、学長のリーダーシップの下で戦略的に大学をマネジメントできるガバナンス体制の構築が不可欠であるとし、学長がリーダーシップを発揮していくための補佐体制強化の観点から、IRや入学者選抜、教務、学生支援、人事や財務、広報等各分野に精通した「高度専門職」の設置や、恒常的な大学職員のスキル向上のため、2017年4月1日に改正される大学設置基準において、SDが義務化されます。
 このような状況を踏まえ、大学職員には大学運営に携わるプロフェッショナルとして、次代を見据えた的確な舵取り能力と、環境の変化や社会のニーズを正確に分析し、それを組織における意思決定や社会的使命である教育・研究に反映させる能力が求められています。

開催概要

会場 キャンパスプラザ京都
※6月24日開催分は花園大学にて実施
主催 公益財団法人 大学コンソーシアム京都
定員 20名(財団のSD研修委員会による書類選考を行います)
対象 SDゼミナール開始日の時点で、職務経験5年以上の大学職員(その内、大学職員としての職務経験が3年以上。職位問わず)(定員超過の場合は選考を行う)
参加費 加盟校職員:30,000円
非加盟校職員:60,000円
※受講料納入後、研修開始後に受講を辞退された場合、返金はいたしかねます。

研修内容

開催日時 テーマ・講師
第1回 6月3日(土)
13:45~15:15
オリエンテーション-事務局ガイダンス-
15:25~16:55 SDゼミナールに臨む心構え-SDゼミナールの受講を愉しく意味のあるものにするために、予め考えておくこと-
山崎 その氏
(京都外国語大学・京都外国語短期大学 総合企画室 次長)
福岡 正蔵氏
(京都精華大学 キャリアデザインセンター センター長)
※ともに2004年度 財団アドミニストレータ研修第1期修了生
第2回 6月10日(土)
13:45~16:55
大学の歴史と制度-大学の歴史的展開と大学改革の動向-
江原 武一氏(京都大学 名誉教授)
第3回 6月17日(土)
13:45~16:55
大学の戦略とリーダーシップ-戦略を創出する組織づくり-
吉武 博通氏
(公立大学法人首都大学東京 理事)
第4回 6月24日(土)
13:00~16:00
大学職員と“こころ”-花園大学での実践研修-
小川 太龍氏、トーマス・カーシュナー氏
(花園大学 国際禅学研究所 研究員)
第5回 7月1日(土)
13:45~16:55
大学と組織-いきいきとプロの仕事をする!-
瓜生原 葉子氏
(同志社大学 商学部 准教授)
第6回 7月8日(土)
13:45~16:55
大学と高大連携・高大接続-キャリア教育の視点から、教育改革について考える-
荒瀬 克己氏
(大谷大学 文学部 教授)
第7回 7月15日(土)
13:45~14:45
アカデミック・プレゼンテーション-プレゼンテーションの「スキル・ツール・マインド」-
村山 孝道氏
(京都文教大学 教務部 教務課長)
※2009年度 財団アドミニストレータ研修第6期修了生
14:55~15:40 アカデミック・ライティング-レポート作成について学ぶ-
大学コンソーシアム京都事務局
第8回 7月22日(土)
13:45~16:55
大学と社会-地域連携の意味と大学の役割-
深尾 昌峰氏
(龍谷大学 政策学部 准教授)
報告会 9月9日(土)
9:30~17:30
受講生公開プレゼンテーション

※ 各講義終了後(6月24日除く)、30分間の受講生によるリフレクション会を行います(参加は任意)。
※ 実施時刻は予定です。変更になる場合があります。
※ 講師の所属・役職は2017年4月時点のものです。

   詳細はこちらから更新日(2017.4.15更新)

SDゼミナール修了生の声

教まちやNewsに掲載しております。​修​了​生​の​声​①

お申込み

受講申込み方法は下記の2通りあります。
【A】所属の大学・短期大学(以下「大学等」)を通じてのお申し込み(以下、機関申込)
【B】個人でのお申し込み(以下、個人申込)
但し、1大学等で、【A】【B】2つの方法を併用することはできません。
申し込みに先立っては、大学等の人事・研修担当部課にて、申込み方法をお選びのうえ職員への周知をお願いいたします。

【申込方法】

【A】機関申込 【B】個人申込
【STEP1】
お申込み
受講申込書に必要事項を記入の上、
所属の大学等を通じて
メール添付にてお申し込みください。
注意:各大学等での取りまとめにあたっては、下記の申込締切に間に合うよう、学内集約期日の設定をお願いいたします。
受講申込書に必要事項を記入の上、メール添付にてお申し込みください。
注意:申込に際しては、所属大学が『【A】機関申込』を採用していないか、事前に人事・研修担当部課宛てに確認をお願いします。
申 込 締 切: 2017年4月29日(土)(必着)
申込先:sd■consortium.or.jp (■を@に変えてお送りください)
メール送信時の件名:【SDゼミナール申込】(所属・氏名等)
【STEP2】
選考
受講申込書に基づき、書類選考を行います。
【STEP3】
選考結果
の通知
5月中旬以降に、所属大学等を通じて本人宛てに通知します。
その際、受講料の振込口座などをお知らせします。
5月中旬以降に、本人宛てに通知します。
その際、受講料の振込口座などをお知らせします。
【STEP4】
受講料の
お支払
所定の期日までに、当財団の指定口座にお振り込みいただきます。
【STEP5】
受講開始
受講開始(2017年6月3日)

【申込用紙】

受講申込書をダウンロードの上、sd■consortium.or.jp までメール添付にてお申し込みください(■を@に変えてお送りください)。
・【A】機関申込
 ①2017年度SDゼミナール 受講申込書 【詳細はこちらから】
 ②2017年度SDゼミナール 優先順位表 【詳細はこちらから】

※機関申込の場合、受講申込書とともに、所定用紙による名簿をご提出いただきます。同一大学より複数名の応募がある場合は、名簿の該当欄に必ず優先順位をつけてお申し込み下さい。

・【B】個人申込/2017年度SDゼミナール 受講申込書 【詳細はこちらから】
・【記入見本】2017年度SDゼミナール 受講申込書【機関・個人共通】 【詳細はこちらから】

受講申込書送付および、お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 教育開発事業部(SD事業担当)
e-mail:sd■consortium.or.jp (■を@に変えてお送りください)
〒600-8216
京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
TEL:075-353-9163  FAX:075-353-9101
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

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