事業概要
18歳人口のさらなる減少や人生100年時代の到来、第4次産業革命の高度化によるSociety5.0、グローバル化の進行など、大学を取り巻く環境は激しく変化しています。大学職員には、次代を見据えた的確な舵取り能力と、環境の変化や社会のニーズを正確に分析し、それを組織における意思決定や社会的使命である教育・研究の推進に反映させる能力が求められています。
「大学のガバナンス改革の推進について」(2014年
中央教育審議会大学分科会審議まとめ)では、「事務職員の高度化による教職協働の実現」が挙げられ、事務職員が教員と対等な立場での「教職協働」によって大学運営に参画し、そのためには企画力・コミュニケーション力・語学力の向上等をより組織的・計画的に実行していくことの重要性を指摘しています。
また、「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」(2018年
中央教育審議会)においては、「2040年を見据えた高等教育と社会の関係」として、地域全体の維持・発展や地方創生において大学が果たす役割は重要であり、教育研究成果を活用した産学連携等により、地域における国際交流の推進や国際化への対応の拠点となることにも期待されています。
本SDゼミナールは、2015年度から開講しており、5期生の受講生を募集します。全8回の講義受講と、公開プレゼンテーションでの発表、修了レポートの執筆を通じて、将来の大学運営を自律的・主体的に担う大学職員の育成を支援することを目指しています。
皆様のご応募をお待ちしております。
開催概要
定 員 | 20名(受講申込書に基づき、書類選考を行います。) |
対 象 | SDゼミナール開始日の時点で、職務経験5年以上の大学職員(内、大学職員としての職務経験が3年以上であること。職位問わず。) |
参加費 | 大学コンソーシアム京都加盟大学・短期大学の方:15,000円 上記以外の方:60,000円 ※ 一度納入された受講料は、返金等には応じられませんので、予めご了承ください。 |
申込締切日 | 2019年4月30日(火)必着 |
主 催:公益財団法人 大学コンソーシアム京都
研修内容
開催日時 | テーマ・講師 | |
---|---|---|
第1回 | 6月1日(土) 13:45-15:15 |
オリエンテーション ・SDゼミナールの受講について(事務連絡) ・SDゼミナールの受講の心構え(修了生からのメッセージ) |
15:30-17:30 | アカデミック・ライティングの基礎 -「問題意識」を具体的な「問い」に変換する方法とは?- 講師:坂本 尚志 氏(京都薬科大学 一般教育分野 准教授) |
|
第2回 | 6月8日(土) 13:45-16:55 |
大学の歴史と制度-大学の歴史的展開と大学改革の動向- 講師:江原 武一 氏(京都大学 名誉教授) |
第3回 | 6月15日(土) 13:45-16:55 |
大学と高等教育政策―高等教育政策の側から大学を見ると― 講師:松坂 浩史 氏(文化庁 地域文化創生本部 事務局長) |
第4回 | 6月22日(土) 13:45-16:55 |
アカデミック・リテラシーと修了レポート ―アカデミック・リテラシーを理解し、リサーチを開始する― 講師:村山 孝道 氏(京都文教大学 教務部 教務課 課長) |
第5回 | 6月29日(土) 13:45-16:55 |
大学と高大連携・高大接続―高大接続改革は何をめざすのか― 講師:荒瀬 克己 氏(大谷大学 文学部 教授) |
第6回 | 7月6日(土) 13:45-16:55 |
大学の戦略とリーダーシップ―戦略を創出する組織づくり― 講師:吉武 博通 氏 (公立大学法人首都大学東京 理事/筑波大学名誉教授) |
第7回 | 7月13日(土) 13:45-16:55 |
大学と社会―地域連携の意味と大学の役割― 講師:深尾 昌峰 氏(龍谷大学 政策学部 教授) |
第8回 | 7月20日(土) 13:45-16:55 |
大学教育の質保証に向けた教学マネジメント 教育の質保証の基盤となる教学マネジメントの到達点と将来展開−プロデューサーとしての大学職員の可能性を探る− 講師:加藤 毅 氏(筑波大学 大学研究センター 准教授) |
報告会 | 9月7日(土) 13:00-17:00 |
公開プレゼンテーション |
※ 講師の所属・役職は2019年3月時点のものです。
※ 上記、実施時刻およびプログラムについては予定であり、変更となる場合がございます。
※ 公開プレゼンテーションの終了時間について、受講生の人数によって異なります。
2019年度SDゼミナール募集要項【詳細はこちらから】
SDゼミナール修了生の声
教まちやNewsおよびSDガイドブック(2019年度版)に掲載しております。
教まちやNews:修了生の声①
SDガイドブック(2019年度版):修了生の声②③
お申込み
受講申込み方法は下記の2通りあります。申込方法の注意事項をご確認ください。
- 機関申込:所属の大学・短期大学を通じてのお申込み。
- 個人申込:個人でのお申込み。
【申込方法】
機関申込 | 個人申込 | |
---|---|---|
【STEP1】 お申込み |
「受講申込書」に必要事項を記入のうえ、所属の大学等を通じてメール添付にてお申し込み下さい。 ※ 同一大学より複数名の応募がある場合は、「優先順位表」に優先順位順に申込者名を記入のうえ、「受講申込書」と一緒にお申し込み下さい。 注意:各大学等での取りまとめにあたっては、下記の申込締切日に間に合うよう、学内集約期日の設定をお願いいたします。 |
「受講申込書」に必要事項を記入のうえ、メール添付にてお申し込み下さい。
注意:申込に際して、所属大学が機関申込を採用していないか、事前にご確認下さい。 |
下記の【申込用紙】より、「受講申込書」および「優先順位表」フォームをダウンロードのうえ、メール添付にてお申し込み下さい。 ※ 個人申込の方は「優先順位表」は不要です。 |
||
申込先:sd■consortium.or.jp(■を@に変えてお送り下さい。) メール送信時の件名:【SD ゼミナール申込】(所属・氏名等) |
||
申 込 締 切 日:2019年4月30日(火)(必着) | ||
【STEP2】 選考 |
受講申込書に基づき、書類選考を行います。 | |
【STEP3】 受講可否の お知らせ |
5月中旬頃に、所属大学等を通じて 本人宛にメール通知いたします。 |
5月中旬頃に、本人宛にメール通知いたします。 |
【STEP4】 関係書類 送付 |
受講の許可通知後、下記の関係書類をお送りいたします。 ・受講のご案内 ・受講料の請求書 ・シラバス |
|
【STEP5】 受講料の お支払い |
所定の期日までに、当財団の指定口座にお振込みいただきます。 |