2023年度

開催概要

第21回SDフォーラム

日程
2023年10月28日(土)10:00〜15:00
会場
オンライン(Zoom)
テーマ
「組織」と「個人」が共に成長する大学を目指して
主催
公益財団法人 大学コンソーシアム京都
内容
案内リーフレットはコチラからダウンロードできます。

時間 内容
基調講演
10:00~12:00
教職員の意欲・能力を引き出す組織づくり

講 師:
太田 肇 氏
(同志社大学 政策学部 教授)
分科会
13:30~15:00
【分科会1】
人材育成を科学する―職員間の実践知共有に向けたOff-JTを中心に―

講 師:
竹中 喜一 氏(近畿大学 IR・教育支援センター 准教授)
【分科会2】
パーパスモデル
―自分の想いと組織をつなぐ、チームを動かすコミュニケーション―

講 師:
吉備 友理恵 氏
(株式会社日建設計イノベーションデザインセンター     プロジェクトデザイナー)

実施報告

 SDフォーラムは、2003年度から大学職員の能力向上と情報交流を目的に、関心の高いSD分野のテーマの基、基調講演や分科会を通じて意見交換を行う場として毎年開催している。2023年度で21回目を迎えたフォーラムは、昨年度に続きオンラインで開催し、「「組織」と「個人」が共に成長する大学を目指して」を全体テーマに設定した。第1部の基調講演では、同志社大学 政策学部の太田肇教授を招聘し、「教職員の意欲・能力を引き出す組織づくり」をテーマに講演を行った。第2部では、「人材育成を科学する―職員間の実践知共有に向けたOff-JTを中心に―」と「パーパスモデル―自分の想いと組織をつなぐ、チームを動かすコミュニケーション―」という2つのテーマで分科会が実施された。
 参加者からは、組織文化や教員の特性を理解し、職員としてどのように振る舞うべきか学べたとの声や、「直接統合」と「間接統合」の考え方が整理に役立ったという評価があったが、一部の参加者には内容が難解だと感じたようである。また、分科会ではケースメソッドが行動変容につながる好例であり、ぜひ自組織でも検討したいという意見や、パーパスモデルが大学組織をポジティブな風土に動かす上で重要だと感じたという意見が寄せられた。オンライン開催については、移動時間や交通費がかからず参加しやすい点や、要点を効率的に学べる点が好評で、アンケート回答者の92%が肯定的な意見を示した。全体の85%が「満足/やや満足」と回答し、プログラムが参加者の資質向上に寄与したことがうかがえるが、参加者数は昨年度の163名から92名に減少した。SD義務化による自大学での研修内容の充実や、オンラインによる他団体のSD研修プログラムの増加も影響したと考えている。
 次年度に向けて、SD研修委員会で協議を重ね、関心の高いテーマ設定やFD・SD事業の見直しを含めた議論を進めていく予定である。

【参加者数】
第1部 基調講演 :86名
第2部 分科会 1 :47名
     分科会 2 :26名

お問合せ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 SDフォーラム事務局
TEL:075-353-9163 FAX:075-353-9101
E-mail:sd■consortium.or.jp(■を@に変えてください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:9:00~17:00(日、月を除く)

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