2014年度

事業概要

都市が抱える課題を見つけ、それを解決するための研究をおこなう学生に発表機会を提供するとともに、教員を含めた研究交流の機会とし、それぞれの成果を発表するとともに自らの研究を深化することを目的としています。優秀な発表には、研究奨励賞(京都府知事賞/京都市長賞/大学コンソーシアム京都理事長賞/日本公共政策学会賞など)が贈られます。

開催概要

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第10回 京都から発信する政策研究交流大会

政策研究交流大会は都市が抱える問題・課題を見つけ、それを解決するための研究を行う学生が日ごろの研究成果を発表する場として、2005年度より始まり、今回で10回目を迎えました。
例年の「都市政策全般」というテーマに加え、今年度は特に、「芸術文化を活かした都市政策」「ワーク・ライフ・バランスを実現するための都市政策」をテーマにした発表を募集したところ、約70件に及ぶ応募があり、当日は多様な大学・大学院の学生・院生が様々な観点から政策提案・情報発信を行います。
発表を実際に見聞きし、新たな気づきの機会としませんか?
聴講は無料、参加申込も不要です。みなさんのご来場をお待ちしています!

日時 2014年12月7日(日)10時~17時30分(予定)
場所
キャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)
主催 公益財団法人 大学コンソーシアム京都
後援

京都府、京都市、京都商工会議所、一般社団法人京都経済同友会、日本公共政策学会、京都大学、京都府立大学、京都華頂大学、京都学園大学、京都光華女子大学、京都産業大学、京都女子大学、京都橘大学、京都文教大学、成美大学、同志社大学、佛教大学、立命館大学、龍谷大学、京都新聞、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、読売新聞京都総局、産経新聞社京都総局、日本経済新聞社京都支社、NHK京都放送局、KBS京都

研究
発表
発表テーマ:都市政策全般

特に「芸術文化を活かした都市政策」「ワークライフバランスを実現するための都市政策」
①口頭発表
15分の発表後に、10分の審査委員等によるコメントや質疑応答の時間と、5分の準備・撤収時間を設け、1発表あたりの合計時間は30分で、発表者が分科会ごとに研究発表を行います。
②パネル発表
発表者がパネルに研究成果を掲示して行う発表です。

学生
企画

「京野菜で三方よしを考えよう!~京野菜のこと、知っていますか~」

今年度新たな発表テーマとして設定した、『芸術文化を活かした都市政策』を考える一つのきっかけとして「京野菜」を活用し、敷居が高いとされる京都の伝統文化に比較的身近な食文化からアプローチ。参加者には消費者としてご参加いただき、ゲストスピーカーによる講演(生産者・販売者)とディスカッションにより、三方よしを考える機会とします。

第10回研究交流大会案内チラシ【詳細はこちらから】
第10回研究交流大会口頭発表者一覧(指定質問者一覧)【詳細はこちらから】
第10回研究交流大会パネル発表者一覧【詳細はこちらから】
※発表者の皆様へ※【詳細はこちらから】

主なスケジュール

登録受付:2014年7月9日(水)〜9月30日(火) ※お申込みいただいた皆様へ※ 【詳細はこちらから】
論文提出:2014年10月24日(金) ※発表論文は、A4で2ページ分
事前交流会&発表会事前説明会:2014年10月25日(土)14:00〜17:00 【詳細はこちらから】
研究交流大会:2014年12月7日(日)

発表者の登録

期 間
2014年7月9日(水)〜9月30日(火)
資 格
大学コンソーシアム京都の加盟大学・短期大学の学生・院生
※グループの場合、代表者が前記条件を満たしていれば可。
※非加盟大学の方については、事務局までご相談ください。
方 法
京都から発信する政策研究交流大会 発表者申込みフォームにて必要事項を記入し、お申込みください。

京都から発信する政策研究交流大会 発表者申込みフォーム【募集は終了しました】
京都から発信する政策研究交流大会 募集要項【詳細はこちらから】
京都から発信する政策研究交流大会 発表者募集チラシ【詳細はこちらから】
※お申込みいただいた皆様へ※ 【詳細はこちらから】

学生実行委員募集

「京都から発信する政策研究交流大会」の広報活動、本番までの準備・運営、独自プログラムの企画・運営など、いろいろな大学のメンバーと一緒に盛り上げてくれる方を募集しています!
都市政策に興味がある方、イベントに関わりたい方、意欲があれば回生問わずどなたでも大歓迎です!

募集期間
大会当日まで随時募集しています。
応募資格
大学コンソーシアム京都の加盟大学・短期大学の学生(大学院生を含む。)
大会当日および、大会までの活動に関われる方
活動頻度
木曜日又は土曜日の18:00~20:00に活動しています。
(活動初期は週1回 程度。時期によって活動時間が異なります。詳細はお問い合わせください。)
※大会終了後に交通費相当額を支給する予定です。
活動場所
キャンパスプラザ京都
応募方法
件名に「新規実行委員希望」、本文に「氏名、学校名、学年」を明記の上、seisaku-admin-ml■consortium.or.jpまでメールにてお申し込みください。(■を@に変えてお送りください)

京都から発信する政策研究交流大会 学生実行員募集チラシ【準備中】

実施報告

第10回政策研究交流大会 事前交流会

10月25日(土)、第10回京都から発信する政策研究交流大会(12月7日開催)に先立ち、発表者同士の交流の場を持とうと、学生実行委員による事前交流会を開催しました。
交流会では、自己紹介やゲームを通して徐々に打ち解けた59名の参加者が和気あいあいと自身の研究内容を紹介し、発表者同士が互いのテーマに興味を持つきっかけになるとともに、大学の垣根を越えた交流を深めました。

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第10回政策研究交流大会 当日

第10回を迎える今年度の大会は、「芸術文化を活かした都市政策」や「ワーク・ライフ・バランスを実現するための都市政策」といった新たな発表テーマを設定するなど、政策系の学部を有する大学・大学院のみならず、多様な大学の学生・院生の参加を促し、計64組(口頭発表55組、パネル発表9組)の発表がありました。
テーマ別に分かれた10種類の分科会とパネル発表会場では、都市政策に関する様々な分野の研究発表に続いて審査員による質疑が行われ、発表者は緊張した面持ちで応答していました。また、同じ分野を研究する異なる大学の学生による発表を聴くことで、発表者同士が刺激を受けるいい機会になったことがうかがえました。
さらに当日は、大会運営を行う学生実行委員会による企画「京野菜で三方よしを考えよう!」も開催され、二人のゲストスピーカー(生産者・販売者)による講演を受け、参加者(消費者)が京野菜の未来について語り合いました。
また大会の最後に開催された表彰式では、審査結果の講評が行われ、優秀な発表には研究奨励賞が授与されました。会場内は授賞者が発表されるたびに歓声がおこり、大いに盛り上がりました。
来年度も、学生の皆様にとって大きな学びとなる大会を目指してまいります。

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口頭発表(分科会)の様子
:発表者の皆様にとっては緊張のひとときでした。

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パネル発表の様子
:来場者に対して、熱のこもった説明が繰り広げられました。


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学生企画の様子
:京野菜の未来について議論が交わされました。

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表彰式・大会運営委員長講評の様子
:参加者の熱気の中、受賞された皆様、おめでとうございます。


受彰者一覧

賞名 対象 発表題目 団体名 所属大学名 代表者名
(発表者名)
京都府知事賞 口頭発表 こうのとりのゆりかごを考える
~緊急下の女性に対する妊娠葛藤相談所の導入~
団体 Sonic 京都文教大学 井口 愛
琵琶楽におけるアーツマネジメント的展開の可能性
~山科区四ノ宮のまちづくりを事例として~
個人 京都橘大学大学院 荻原 郁乃
京都市長賞 口頭発表 赤れんがまるごとエコミュージアム
―舞鶴魅力発信のセンタープレイスを目指して―
団体 京都府立大学杉岡ゼミ
舞鶴赤れんがまちづくり研究会
京都府立大学 梶 健太
地域特性を有したあかりイベントの意義について 個人 京都橘大学大学院 大田 雅之
大学コンソーシアム京都理事長賞 パネル
発表
中山間地域における若者の定住促進政策と今後の展望
―南信州地域を事例に―
個人 研究入門フォーラム・南信州プロジェクト
定住促進政策班
立命館大学 若林 佳織
日本公共政策学会賞 論文重視 よみがえれ、伏見のヨシ原 団体 ODEN 龍谷大学 婁 建芳
「憩いの場」付設の提案
〜京都スタジアムのにぎわいの創出に向けて〜
団体 京都府政策提言ゼミ 京都大学 佐藤 岳久
優秀賞 口頭発表
パネル発表
日本企業の中国インフラ・ビジネス参入の障壁
‐ごみ焼却処理事業を中心として‐
団体 立命館大学 政策科学部
中国プロジェクト班
立命館大学 櫻井 哲将
税制等の既婚女性優遇政策の検討 団体 京都産業大学 藤野ゼミ 京都産業大学 村田 康徳
同性愛の現状とこれから 団体 佛教大学 大束ゼミ 佛教大学 栄村 晴香
創作ミュージカルを活かしたまちづくり 個人 京都橘大学 林 真理奈
高知県庁おもてなし課への調査とそれによる考察 団体 (団体名なし) 佛教大学 山田 篤志
(福田 一起)
グリーンツーリズムを通じた農山村地域の活性化
~長野県飯田市を事例として~
団体 立命館大学政策科学部
南信州観光プロジェクト
立命館大学 渕脇 慶太
子どもの遊び場改善に伴う地域コミュニティ活性化
~京都市深草地域を事例として~
団体 龍谷大学 井上ゼミ 龍谷大学 磯田 一樹
サハリン昆布輸入をめぐるアクター動向に関する一研究
―1990年代初頭を事例として―
個人 立命館大学 本田 純一
市民の低炭素行動に関する日中比較研究
―京都市と杭州市の公共バスを事例に
個人 立命館大学大学院 周 霊怡
京都丹波観光スポットぜーんぶコネクトバスツアー 団体 杉岡ゼミ 京都丹波写ガール隊 京都府立大学 西村 優華
ベスト質問賞 口頭発表 京都文教大学 村上 佑甫
佛教大学 松原 悠介
京都文教大学 井口 愛
京都橘大学 林 真理奈
京都橘大学 温品 采裕梨
龍谷大学 原田 麻奈美
龍谷大学 磯田 一樹
立命館大学 中森 章太
立命館大学大学院 周 霊怡
京都大学大学院 佐藤 岳久

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 都市政策 担当
TEL 075-353-9130 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

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