事業概要
都市が抱える課題を見つけ、それを解決するための研究をおこなう学生に発表機会を提供するとともに、教員を含めた研究交流の機会とし、それぞれの成果を発表するとともに自らの研究を深化することを目的としています。優秀な発表には、研究奨励賞(京都府知事賞/京都市長賞/大学コンソーシアム京都理事長賞/日本公共政策学会賞など)が贈られます。
開催概要
第11回 京都から発信する政策研究交流大会
政策研究交流大会は都市が抱える問題・課題を見つけ、それを解決するための研究を行う学生が日ごろの研究成果を発表する場として、2005年度より始まり、今回で11回目を迎えました。
例年の「都市政策全般」というテーマに加え、今年度は特に、「芸術文化と都市・社会」「高齢化と都市・社会」をテーマにした発表を募集します。学びの深化、あるいは仕上げに、力試しに、プレゼンテーション能力の向上に、大会に参加してより大きな学びを得る機会を手に入れませんか?
みなさんのお申込みをお待ちしています!
日時 | 2015年12月6日(日)10時~18時(予定) |
場所 |
キャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)
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主催 | 公益財団法人 大学コンソーシアム京都 |
企画・運営 | 第11回京都から発信する政策研究交流大会 学生実行委員会 |
発表 テーマ |
発表テーマ:「都市政策全般」 「環境」、「経済」、「文化」、「地域」、「福祉」など、都市政策の中でテーマとする分野は自由に考えていただけます。 また、今年度の特別テーマとして、「芸術文化と都市・社会」「高齢化と都市・社会」に関する発表を募集しています。芸術文化や福祉を専門とするみなさんもぜひご応募ください。 |
発表 形式 |
①口頭発表 15分の発表後に、10分の審査委員等によるコメントや質疑応答の時間と、5分の準備・撤収時間を設け、1発表あたりの合計時間は30分で、発表者が分科会ごとに研究発表を行います。 ②パネル発表 発表者がパネルに研究成果を掲示して行う発表です。 |
学生 企画 |
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第11回研究交流大会案内チラシ【詳細はこちらから】
第11回研究交流大会口頭発表者一覧(指定質問者一覧)【詳細はこちらから】
第11回研究交流大会パネル発表者一覧【詳細はこちらから】
主なスケジュール
登録受付 :2015年7月10日(金)~10月7日(水) ※登録を完了された皆様へ※
事前説明会:2015年10月24日(土)13:30〜15:00 【詳細はこちらから】
論文提出 :2015年10月31日(土) ※発表論文は、A4で2ページ分 【詳細はこちらから】
大会当日 :2015年12月6日(日)
発表者の登録
- 期 間
- 2015年7月10日(金)〜10月7日(水)
- 資 格
- 大学コンソーシアム京都の加盟大学・短期大学の学生・院生
※グループの場合、代表者が前記条件を満たしていれば可。
※非加盟大学の方については、事務局までご相談ください。 - 方 法
- 京都から発信する政策研究交流大会 発表者申込みフォームにて必要事項を記入し、お申込みください。
京都から発信する政策研究交流大会 発表者申込みフォーム【募集は終了しました】
京都から発信する政策研究交流大会 募集要項【詳細はこちらから】
京都から発信する政策研究交流大会 発表者募集チラシ【詳細はこちらから】
※登録を完了された皆様へ※
実施報告
第11回政策研究交流大会 事前説明会
10月24日(土)、第11回京都から発信する政策研究交流大会(12月6日開催)に先立ち、学生実行委員による事前説明会を開催しました。説明会では、スケジュールや審査基準など、大会の概要説明が行れたほか、グループに分かれて自身の研究内容を紹介する時間が設けられ、参加者80名が互いのテーマに興味を持つきっかけとなりました。
第11回政策研究交流大会 当日
第11回を迎える今年度は昨年度に引き続き、「芸術文化」や「社会福祉」に関する特別テーマを設定し、政策系の学部を有する大学・大学院のみならず、多様な大学の学生・院生の参加を促し、計79組(口頭発表65組、パネル発表14組)の発表がありました。
テーマ別に分かれた10種類の分科会とパネル発表会場では、都市政策に関する様々な分野の研究発表が行われ、発表後には審査員や聴講者による質疑応答が熱心に繰り広げられました。また今年度は、発表者が自身の発表をして終わるだけでなく、他の発表を聴き、意見や評価を出し合う“学生評価制度”を導入したことにより、意見を通して発表者が刺激と学びを得る機会を増やし、更なる研究の深化を促すことができました。
また、学生実行委員による独自企画で行った学生企画では、今年6月に選挙権年齢が18歳以上に引き下げる法案が可決されたことをうけ、「若者の政治参加」について考えるため、京都市会事務局との共催で現職の京都市会議員9名を招き、座談会を実施しました。座談会では、48名の学生参加者が議員とともに政治へのイメージや議員への質問から理想の政治像を話し合い、その結果、多くの参加者から政治や政治家へのイメージが変わり、政治や選挙が身近なものであると感じることができたとの声が寄せられるなど、今後政治や選挙への関心を高めるにはどうしたらよいかを考えるための機会となりました。
表彰式では、審査結果の講評や優秀な発表への研究奨励賞授与が行われ、会場は溢れるほどの参加者で賑わい、学生にとって大きな学びややりがいづくりの場となる大会であったことがうかがえました。
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口頭発表:分科会会場内の様子
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パネル発表:会場内の様子
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学生企画:座談会の様子
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学生企画:グループ発表の様子
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表彰式:会場内の様子
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表彰式:都市政策研究推進委員会石田委員長と
研究奨励賞「京都府知事賞」受賞者 龍谷大学経済学部3年辻田ゼミの皆さん
受彰者一覧
賞名 | 対象 | 発表題目 | 団体名 | 所属大学名 | 代表者名 (発表者名) |
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京都府知事賞 | 口頭発表 | 伝統産業におけるブランド構築 ~経験価値の側面に沿って~ |
団体 | 龍谷大学 経済学部3年辻田ゼミ |
龍谷大学 | 石田 貴之 |
京都市における高齢者の居場所の課題と展望について | 個人 | 京都橘大学 大学院 |
大田 雅之 | |||
京都市長賞 | 口頭発表 | 勝竜寺城公園「SHIROKOIプロジェクト」お玉ちゃんおみくじ | 団体 | 京都府立大学 下村ゼミA |
京都府立大学 | 古賀 徹真 |
京都府における農地関連政策への提言-耕作放棄地増加を阻止する- | 団体 | 京都府政策提言ゼミ | 京都大学 大学院 |
荒牧 修平 | ||
大学コンソーシアム京都理事長賞 | パネル 発表 |
農山村における地域資源活用とエリアマネジメント:長野県阿智村の温泉観光業を事例として | 団体 | 立命館大学 南信州プロジェクト 観光班 |
立命館大学 | 原 未咲 |
日本公共政策学会賞 | 論文 | ブラックバイトから若者を救う | 団体 | The black points | 京都産業大学 | 前西 俊一郎 |
優秀賞 | 口頭 発表 ・ パネル 発表 |
自主防災のあり方を再考する ~行政と市民の調査を基に~ |
団体 | 龍谷大学 束ノ間ゼミナール |
龍谷大学 | 矢野 凌祐 |
梅田地下街におけるわかりやすさの改善に関する研究 | 個人 | 立命館大学 | 富岡 真央 | |||
人口減少下における自治体の公共施設マネジメント~公共性とコミュニティ自治の視点から~ | 団体 | 立命館大学 平岡ゼミ 南信州班 |
立命館大学 | 渕脇 慶太 | ||
小学校におけるいじめの予防的な対策・対処方法 | 団体 | 佛教大学 大束ゼミ いじめグループ |
佛教大学 | 小南 亮介 | ||
被災地における地域包括ケアの実態と課題:宮城県内自治体を事例として | 団体 | 立命館大学 平岡ゼミ宮城震災班 |
立命館大学 | 丸岡 大就 | ||
イネ育種産業への参入障壁の解消に向けて―種苗産業を取り巻く諸問題の経済分析― | 団体 | 立命館大学石川ゼミ | 立命館大学 | 大久保 喬平 | ||
伝統技術を継承する新たな仕組みについて | 団体 | 同志社大学政策学部 風間ゼミ 京都府班 |
同志社大学 | 西村 拓 | ||
食品廃棄物からのバイオエタノール生成 | 団体 | 同志社大学政策学部 風間ゼミ |
同志社大学 | 清水 友唯 | ||
東日本大震災後の海岸法改正における政治過程-政策決定の動態とその要因- | 個人 | 立命館大学 | 三浦 なつき | |||
日本の再生可能エネルギー固定価格買取制度の実施状況と課題 | 個人 | 立命館大学 大学院 |
蒋 超迪 | |||
非行防止事業における協働の実態と問題点―京都府ユース・コミュニティづくり応援事業の事例から― | 団体 | 京都府立大学 窪田・松岡ゼミ ユース・コミュニティ班 |
京都府立大学 | 西村 芳奈子 | ||
地域における防災活動の現状と課題 | 個人 | 聖泉大学 | 横山 辰弥 |
お問い合わせ先
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 都市政策 担当
TEL 075-353-9130 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)