事業概要
大学コンソーシアム京都に加盟する約50の各大学・団体はそれぞれが特徴ある生涯学習講座を実施しております。2016年度から開始したこの「大学リレー講座」は、これまで京カレッジに提供された講座以外の、各大学の特色を生かした様々な独自講座を市民に知ってもらうため、各大学がリレー形式でキャンパスプラザ京都にて実施するものです。
もっと大学の講座を体験しよう ~「大学のまち京都」が学びのキャンパス
本年度は10の大学から講座が提供されます。お好きな講座を受講してください。
参加申込:不要
受 講 料 :無料
会 場:キャンパスプラザ京都
講義日時、教室、定員等の詳細はこちらをご確認ください。
2018年度大学リレー講座
2018年5月26日(土)花園大学
「ブッダの生涯とその思想」
担当教員:佐々木 閑(文学部仏教学科教授)
日本の仏教を見ているだけでは知ることのできない、本来の仏教思想を、ブッダの生涯を辿りながら紹介していきます。そこには、現代社会でも役立つ斬新な生き方の知恵が溢れています。
2018年6月9日(土)京都精華大学
「現代の文学と〈物語〉の力 ~谷崎潤一郎・「源氏物語」・村上春樹~」
担当教員:西野 厚志(人文学部専任講師)
谷崎潤一郎は、芥川龍之介との論争で、最も〈ストーリーの面白さ〉が発揮された日本文学は「源氏物語」だと主張しました。「源氏物語」など古典文学から村上春樹『海辺のカフカ』や新海誠『君の名は。』を例に、現代における〈物語〉のあり方を考えます。
2018年7月28日(土)大谷大学
「本願との出遇い ~親鸞を通して~」
担当教員:藤嶽 明信(文学部真宗学科教授)
親鸞にとって出遇いは大変大きな意味を持っていました。法然に出遇い、念仏に出遇い、阿弥陀仏の本願に出遇いました。その出遇いによって親鸞の生き方は大きく変わりました。そのような親鸞における本願との出遇いの意味を尋ねたいと思います。
2018年8月25日(土)龍谷大学
「はじめて学ぶ日本仏教」
担当教員:野呂 靖(文学部仏教学科准教授)
今から約 2500 年前にインドに誕生した仏教は、現代にいたるまで多くの人々の心の依りどころとなってきました。この講座では、日本に伝わった仏教の特質について、平安時代を代表する思想家である最澄・空海の思想をとりあげ、両者の著作を紹介しながらわかりやすく講義します。
2018年9月15日(土)明治国際医療大学
「元気で楽しく生活するための東洋医学の知恵 ~季節に応じた養生生活とは?~」
担当教員:伊藤 和憲(鍼灸学部はりきゅう学講座教授・附属鍼灸センター長)
養生とは「命を正しく養う」という意味で、季節に応じた東洋医学的な健康観を指します。そこで、本講座では、元気で楽しく生活するために必要な東洋医学的な健康観を一緒に学習し、長生きのコツを皆さんとともに考えたいと思います。
2018年10月6日(土)京都文教大学
「たら、れば、まちづくり ~景観の中に京都の歴史を読む~」
担当教員:小林 大祐(総合社会学部専任講師)
歴史に「もし」は禁物といわれるが、18世紀中頃に二条城と淀城の天守閣が焼失していなかったら、明治天皇が京都に帰っていれば、琵琶湖疏水がなかったら、太平洋戦争がなかったら、市電が走っていればなど、タブーである「たら、れば」をもとに京都の景観を妄想してみます。
2018年10月20日(土)同志社女子大学
「みやこの歴史的災害 ~その地域的特質と課題~」
担当教員:天野 太郎(現代社会学部教授)
京都は地震が少ないと思われる方も多いのではないでしょうか?また、京都で起こった前の戦争は応仁の乱だというイメージもあるようです。実は京都は火災や地震被害を数多く受けてきました。歴史的な災害の記録を古地図や記録を辿り、本学学生による地域防災教育も紹介します。
2018年11月3日(土)京都府立医科大学
「聞く、話す、飲む ~健康のためにその仕組みを学ぶ~」
担当教員:竹中 洋(京都府立医科大学学長)
人間の一生を、聞く、話す、飲む(食べる)ことから考えてみましょう。皆さんは、耳や、鼻や、口腔、咽喉頭がどんな役割を果たしていると思いますか。或いはどのように関係しているか、わかりますか。加齢変化も踏まえて勉強しましょう。
2018年12月22日(土)京都橘大学
「熊野学講座2018」
担当教員:「熊野信仰と熊野那智大社」男成 洋三(熊野那智大社宮司)
「中世における熊野参詣」野田 泰三(文学部歴史学科教授)
本学は、和歌山県・那智勝浦町と三者協定を締結し、さまざまな形で文化交流・振興活動を推進しています。その一環として本講座では、2017年にご創建1700年を迎えた熊野那智大社宮司と本学歴史学科教員による、熊野についての歴史講座をお届けします。
2019年1月12日(土)京都ノートルダム女子大学
「転ばぬ先の杖は、転ぶこと!? ~これからの健康づくり~」
担当教員:住本 純(現代人間学部こども教育学科専任講師)
子どもや高齢者のこれから<未来>の健康づくりについて、多角的な視点から「成長」や「老いる」について考えていきましょう。子どもの発育発達と高齢者の健康づくりの共通点を意識しながら、座ったままで楽しめる「頭と体を使った運動」も紹介する予定です。
★講座は、都合により、内容が一部変更になることがあります。変更については、大学コンソーシアム京都ホームページの「NEWS」「重要なお知らせ」や、キャンパスプラザ京都内の掲示版に掲載いたしますので、ご確認ください。
お問い合わせ先
公益財団法人大学コンソーシアム京都 京カレッジ担当
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る キャンパスプラザ京都1階
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MAIL:miyakare■consortium.or.jp(■を@に変更して送信してください)
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