- 土井隆雄宇宙飛行士に聞く
有人宇宙活動 - 現代の教養講座
宇宙移住に向けた最先端研究と企業技術 - 働く人のためのデータサイエンス講座
-現場で使える分析法・処理法- - 現代の対人援助に必要なこと
新しい領域と課題の生成をめぐって - 京カレッジ会員について
- お問い合わせ先
特別講演「土井隆雄宇宙飛行士に聞く『有人宇宙活動』」
講演概要
1961年ガガーリンによる人類初の有人宇宙飛行以来、宇宙は人類にとっての進出可能な新世界となりました。日本の『第一期有人宇宙活動』は、1985年に国際宇宙ステーション計画への参加決定及び第一次材料実験に参加する日本人宇宙飛行士の選抜により開始され、『第二期有人宇宙活動』は、2008年「きぼう」日本実験棟を宇宙ステーションに取り付けるミッションを契機に始まりました。日本そして世界の有人宇宙活動は何をめざして、私たちはどこに行こうとしているのでしょうか。講演では、日本人初の宇宙船外活動を実施された土井氏のこれまでの「学び」の道のりを振り返りながら、人類に取って有人宇宙活動は何を意味しているのかを語っていただきます。
日 程 | 2023年4月22日(土)13:00~15:00 |
対 象 | どなたでもご参加いただけます |
定 員 | 200名(申込多数の場合は抽選) |
参 加 料 | 無料 |
申込締切 | 2023年4月14日(金)17:00まで |
申込から受講までの流れ
申込受付は終了しました
STEP①
以下の「お申し込み」ボタンをクリックして、必要事項にご記入のうえ、2023年4月14日(金)17:00までにお申し込みください。
STEP②
すべての項目をご入力の上、送信ボタンを押すと、お申し込み時のメールアドレス宛に「お申し込み手続き完了メール」が自動配信されます。必ずメールを受信していることをご確認ください。
※「@google.com」のドメインからメール受信できるよう設定変更をお願いします。
STEP③
2023年4月15日(土)に受講可否通知をメールにてお知らせいたします。
STEP④
受講を許可された方を対象に参加証メールをお送りします。講座当日に参加証を受付スタッフにご提示ください。
講師のご紹介
氏名 | 土井 隆雄 氏 宇宙飛行士・京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授 |
略歴 | 1954年、東京生まれ。1983年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。2004年、ライス大学大学院博士課程修了。工学・理学博士。1997年、スペースシャトル「コロンビア号」に搭乗し、日本人として初めての船外活動を行う。2008年、スペースシャトル「エンデバー号」に搭乗。ロボットアームを操作し、日本人初の有人宇宙施設「きぼう」日本実験棟船内保管室を国際宇宙ステーションに取り付ける。2009年から2016年にかけて、国連宇宙部で国連宇宙応用専門官として宇宙科学技術の啓蒙普及活動に取り組む。2016年4月より京都大学宇宙総合学研究ユニット特定教授に就任。2020年4月より京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授、2020年7月より特定教授。2002年と2007年に超新星を発見する。 |
現代の教養講座「宇宙移住に向けた最先端研究と企業技術」
講義概要
「大人だって学びたい!」というコンセプトで昨年開講し、受講者の方々から圧倒的な満足度を得た「現代の教養講座 宇宙移住の現在・未来について」。今年度は2030年代以降を見据えた有人宇宙科学技術の現在地点を、最先端の研究成果や企業アイデアなどとともに、さらにリニューアルしたコンテンツで学びます。宇宙移住を考えることは、地球環境、食と住空間、移動技術、人体と医療、ビジネスと社会を考えること。好奇心を未来へ。学びたいことを学びましょう。
開講期間
前半プログラム
2023年6月1日(木)〜2023年7月27日(木) 18時30分〜20時00分<全5コマ>
後半プログラム
2023年10月5日(木)〜2023年11月30日(木) 18時30分〜20時00分<全5コマ>
開講方法
オンライン(Zoom)
受講料
前半プログラム 5,000円(税込)/後半プログラム 5,000円(税込)
受講対象
オンラインからの受講が可能な方のみ
定員
前半プログラム100名/後半プログラム 100名 ※申込多数の場合は抽選
開催案内チラシ
現代の教養講座「宇宙移住に向けた最先端研究と企業技術」 【PDF】
申込から受講までの流れ
申込受付は終了しました
STEP①
以下の「お申し込み」ボタンをクリックして、必要事項にご記入のうえ、前半プログラムは2023年5月11日(木)23:59まで、後半プログラムは2023年9月18日(月)23:59までにお申し込みください。すべての項目をご入力の上、送信ボタンを押すと、お申し込み時のメールアドレス宛に「お申し込み手続き完了メール」が自動配信されます。
※「@google.com」のドメインからメール受信できるよう設定変更をお願いします。
STEP②
申込締切日以降(前半プログラムは5月中旬頃、後半プログラムは9月中旬頃)に受講可否通知をメールにてお知らせいたします。
STEP③
受講を許可された方を対象に受講料払込票(コンビニ払い)を郵送いたします。ご入金締切日までに受講料をお近くのコンビニエンスストアにてお支払いください。
STEP④
受講料の入金が確認できた方を対象に講座開始3日前(前半プログラムは5月30日、後半プログラムは10月3日)に、事務局から参加方法等(Zoomご入室用URLを含む)を記載したご案内メールをお送りいたします。
講座内容について
以下の内容で実施いたします。
【前半プログラム】
日 時:6月1日(木)18:30~20:00 テーマ:宇宙移住のための「コアバイオームコンセプト」 講 師:山敷 庸亮(京都大学 大学院総合生存学館教授 専攻長 (SIC有人宇宙学研究センター長)) |
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「コアバイオームコンセプト」とは、「コアバイオーム」すなわち地球型生態系の核心要素と、「コアテクノロジー」すなわち、宇宙における「生命維持」のための核心技術体系と、「コアソサエティ」すなわち、これらに支えられた宇宙における核心「循環型」社会としますが、本コンセプトにより月火星ネットワークの構築を検討することとします。 | |
日 時:6月15日(木)18:30~20:00 テーマ:恒久的な宇宙居住に向けた人工重力施設研究 講 師:大野 琢也(鹿島建設 関西支店建築設計部副部長 兼 技術研究所上席研究員) |
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近い将来、月面や火星に人類が暮らす時代が始まるでしょう。そこでの低重力は新しい環境として利用が期待されます。ただし、その快適さが落とし穴となりさまざまな課題があることが医学界等の研究によってわかってきました。それらの課題と解決方法「人工重力施設」についてお話させていただきます。 | |
日 時:6月29日(木)18:30~20:00 テーマ:ムーンビレッジ・月に社会を作ることを考える 講 師:稲谷 芳文(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 名誉教授) |
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人類の宇宙進出の第一歩として、月に持続的な人類の活動が行われ、地球外に社会とでもいうべき集団を作り運営することを考えます。有人活動を実現するための技術的な話題にとどまらず、経済活動としての持続性やビジネスの視点、社会運営の方法、宇宙滞在における人体影響という視点を超えて、宇宙を拠点とした有人活動や人類の将来などという大きな視点で考えます。 | |
日 時:7月13日(木)18:30~20:00 テーマ:宇宙移住に関する国際宇宙法 講 師:青木 節子(慶應義塾大学 大学院法務研究科 教授) |
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人間が月や火星など、宇宙に移住した場合にはどのような法規制のもとにおかれることになるのかについて、宇宙条約や救助返還協定などに代表される確立した国際法としての国連宇宙関係条約や、宇宙資源開発・採取等についての形成途上にある法規範などから考えます。 | |
日 時:7月27日(木)18:30~20:00 テーマ:宇宙環境での人への影響 -将来の宇宙移住を目指して - 講 師:寺田 昌弘(京都大学 宇宙総合学研究ユニット 特定准教授) |
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宇宙飛行士だけでなく民間人が宇宙に滞在する機会も増えています。宇宙滞在は地上とは異なり、微小重力・宇宙放射線・閉鎖環境といった特殊な環境下で生活することになります。本講演では宇宙環境における人への影響についてご紹介いたします。 |
【後半プログラム】
日 時:10月5日(木)18:30~20:00 テーマ:宇宙移住のための「コアテクノロジー」 講 師:山敷 庸亮(京都大学 大学院総合生存学館教授 専攻長 (SIC有人宇宙学研究センター長)) |
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宇宙移住のために乗り越えなければならない技術を「コアテクノロジー」と呼びますが、その核心は低重力環境への対応と宇宙放射線防護です。しかしながら宇宙空間はそもそも酸素も水も食料もないため、これらの再生技術を含む「生命維持装置」が働いた上ではじめて「宇宙居住」が実現します。これらの核心技術について総括することとします。 | |
日 時:10月19日(木)18:30~20:00 テーマ:宇宙で地球外生命体の存在を探る 講 師:佐々木 貴教(京都大学 大学院理学研究科宇宙物理学教室 助教) |
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宇宙には地球以外に生命を宿す天体はあるのでしょうか?火星や木星の衛星エウロパ、土星の衛星タイタン、エンケラドス… さらに太陽系外惑星に生命がいる可能性について考えます。これらの天体で地球外生命体が発見されたとき、人類の宇宙観・生命観がどのように変わりうるのかについて、一緒に考えていきましょう。 | |
日 時:11月2日(木)18:30~20:00 テーマ:宇宙木材工学 講 師:村田 功二(京都大学 大学院農学研究科森林科学専攻 准教授) |
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再生産可能な循環型資源である木材は、地球温暖化防止の有効なオプションであるだけでなく、将来の宇宙移住に際しても重要な役割を持つ可能性があります。人に対して親和性の高い木材を宇宙空間での利用することで期待される効果や問題点を説明します。 | |
日 時:11月16日(木)18:30~20:00 テーマ:将来の長期的月面探査に資する研究およびその地上における社会実装 講 師:稲富 裕光(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 教授) |
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近年、人類の宇宙空間における活動圏拡大に向けた将来構想が沸き起こっています。そこで本講義では、我が国における宇宙探査の最近の動向とともに、将来の長期的月面探査に資する革新的な研究、そしてそれらの研究で得られる成果を宇宙利用のみならず地上で社会実装することを目指した取り組みの例を紹介します。 | |
日 時:11月30日(木)18:30~20:00 テーマ:宇宙における水産養殖の研究と地上の先端技術 講 師:遠藤 雅人(東京海洋大学 学術研究院海洋生物資源学部門 准教授) |
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宇宙移住における食料生産の中で動物性蛋白質供給源として魚介類の養殖が注目されています。一方、水産養殖では環境制御による成長促進、物質循環による環境負荷低減やIoT・AI技術も導入が進められつつあります。そこでこれらの研究開発動向と先端技術について宇宙開発と地上産業の観点から解説します。 |
働く人のためのデータサイエンス講座-現場で使える分析法・処理法-
講義概要
本講座はExcelとフリーソフト「R Commander」を使用し、データの観察と分析方法を学ぶことで、感覚で感じていることの数値化を目指します。
まず、あるデータからその背後にある未知の全体の特性について推測する推定統計学を学習します。次に、複数の変数(変量)を同時に扱う多変量解析を学びます。また、分析を行う前に必要となる前処理についても学習します。最後に、総合的な課題に取り組み、学習を深めます。
これらの学びを通して、2つのデータ集合の差の有無の確認や、ある要因が事物に影響を与えたか否かの分析、また、変数間の因果関係の解明や情報の要約・分類などができることを目指します。
開講期間
2023年6月24日(土)〜2023年7月15日(土)10時30分〜16時15分<全3日間・全9コマ>
開講方法
オンライン(Zoom)
受講料
20,000円(全3日間・全9コマ)
受講対象
・データサイエンスの基本概念とデータ分析の手法について学びたい方
・Excelを使ってデータ分析をしたことのない方
・利用するフリーソフト「R Commandar」をご自身のパソコンにインストールできる方
※フリーソフトの詳細は、以下のURLからご確認ください。
https://personal.hs.hirosaki-u.ac.jp/pteiki/research/yodosha/second.html
<注意>
既にデータ分析について学習した方や、AI・機械学習について学習したいと考えている方には、本講座は適していませんので注意してください。
定員
50名(申込多数の場合は抽選)
開催案内チラシ
「働く人のためのデータサイエンス講座-現場で使える分析法・処理法-』」 【PDF】
申込から受講までの流れ
申込受付は終了しました
STEP①
以下の「お申し込み」ボタンをクリックして、必要事項にご記入のうえ、2023年6月1日(木)23:59までにお申し込みください。すべての項目をご入力の上、送信ボタンを押すと、お申し込み時のメールアドレス宛に「お申し込み手続き完了メール」が自動配信されます。
※「@google.com」のドメインからメール受信できるよう設定変更をお願いします。
STEP②
申込締切日以降(5月下旬頃)に受講可否通知をメールにてお知らせいたします。
STEP③
受講を許可された方を対象に受講料払込票(コンビニ払い)を郵送いたします。ご入金締切日までに受講料をお近くのコンビニエンスストアにてお支払いください。
STEP④
受講料の入金が確認できた方を対象に講座開始3日前(6月21日)に、事務局から参加方法等(Zoomご入室用URLを含む)を記載したご案内メールをお送りいたします。
講座内容について
以下の内容で実施いたします。
【1日目】2023年6月24日(土)
講師:土田 潤 氏(京都女子大学 データサイエンス学部 講師(予定))
<1コマ目>10時30分~12時00分 テーマ:「違いがあるといえるか調べよう(1)」 |
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<平均の差の検定> まず、昨年度学習した記述統計学について概要を説明します。その後、平均の差の検定について学習します。これは、例えば、改善策実施後に効果があったかを確認する際に利用します。ここでは、統計的仮説検定の考え方について学習します。その後、対応のあるt検定と対応のない(母分散は等しい)もとでのt検定について学習します。 |
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<2コマ目>13時00分~14時30分 テーマ:「違いがあるといえるか調べよう(2)」 |
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<独立性の検定> 名義尺度データが関連しているか否かを確かめる手法を学習します。まず,独立とはどういうことかを学習し、独立な場合での期待度数について学習します。そして、検定統計量とその解釈について学習します。 |
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<3コマ目>14時40分~16時10分 テーマ:「要因の効果があるか判定しよう」 |
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<分散分析> ある要因が実験結果に影響を与えたどうかを、実験から得られたデータの分散を分析することで判定する手法について学習します。要因が1つの場合の一元配置分散分析について詳しく学習し、要因が2つの場合の二元配置分散分析についても触れます。 |
【2日目】2023年7月1日(土)
講師:谷岡 健資 氏(同志社大学 生命医科学部 助教)
<4コマ目>10時30分~12時00分 テーマ:「ある変数の値をいくつかの変数の値から予測しよう」 |
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<重回帰分析> まず、多変量解析の概要について学びます。次に、1つの変数(目的変数)を複数の変数(説明変数)で説明する重回帰分析について学びます。回帰式が求まると、未知の説明変数の値に対する目的変数の値を予測することができます。重回帰分析をする際に注意しなければならない多重共線性の問題についても触れます。 |
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<5コマ目>13時00分~14時30分 テーマ:「多数の変数を少数の変数に要約しよう」 |
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<主成分分析> まず、高次元のデータに対しては、距離が意味を持たなくなるという次元の呪いという問題について述べます。この問題への対処法の一つが、次元数を削減する主成分分析です。主成分分析では、複数の観測変数から主成分となる変数を合成します。これにより、もとのデータを少ない変数で説明することができるようになります。 |
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<6コマ目>14時40分~16時10分 テーマ:「データの奥にある要因を求めよう」 |
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<因子分析> 因子分析では、複数の観測変数に対して潜在的に存在する因子を求めます。これにより、表層的な事象がどのような深層的な因子によって生じているかが分かるようになります。ここでは、主成分分析と因子分析の違いについても説明します。 |
【3日目】2023年7月15日(土)
講師:谷岡 健資 氏(同志社大学 生命医科学部 助教)
<7コマ目>10時30分~12時00分 テーマ:「データをグループに分けよう」 |
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<クラスター分析> 変数の値をもとにして似ているものをまとめ、グループ(クラスター)に分けるのがクラスター分析です。データを分類するときに用いられます。代表的な階層的クラスタリングと非階層的クラスタリングについて学びます。 |
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<8コマ目>13時00分~14時30分 テーマ:「実際の分析に向けて」 |
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<前処理> 分析の際に、すべての変数の値がすべて適正に存在しないことが多くあり、そのままでは分析できないことが多々あります。このような場合に施す前処理について学習します。ここでは、欠損値と外れ値が存在する場合の対処法について学習します。 |
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<9コマ目>14時40分~16時10分 テーマ:「現実的な課題にチャレンジしよう」 |
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<総合演習> 8コマ目までの手法を用いた総合的な演習を行います。生に近いデータを使用し、場合により、複数の手法を使用して課題を解決して頂きます。 |
現代の対人援助に必要なこと-新しい領域と課題の生成をめぐって-
講義概要
生きにくい社会になりつつあるように思います。これに応答するため、人間の安寧と幸福を実現する社会課題として、実践や臨床の多様な取り組みがすすみつつあります。医療、看護、教育、心理、福祉、司法など、伝統的な職域に分けられている諸分野では、多職種が連携・協働した取り組みがますます求められています。学問の次元でも、新しい領域への挑戦があります。「対人援助」として統合し、人間の可能性を探るフロントラインの知に学びます。実践・学問・臨床が交差する知の展開です。専門職者の視野を広げます。学び続ける専門職社会人の皆様、受講をお待ちしています。
開講期間
2023年7月7日(金)〜2023年10月6日(金)18時30分〜20時00分<全6日間・全6コマ>
開講方法
オンライン(Zoom)
受講料
6,000円(全6日間・全6コマ)
受講対象
■社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理士、保健師、保育士など、対人援助職にある方
■医師、弁護士、教師、などの専門職の方
■ヒューマンサービスに関係する企業人やNPOで活躍する方
■こうした分野の人材育成に関係する大学教職員の方
定員
100名(申込多数の場合は抽選)
開催案内チラシ
「現代の対人援助に必要なこと-新しい領域と課題の生成をめぐって-」 【PDF】
申込から受講までの流れ
申込受付は終了しました
STEP①
以下の「お申し込み」ボタンをクリックして、必要事項にご記入のうえ、2023年6月13日(火)23:59までにお申し込みください。すべての項目をご入力の上、送信ボタンを押すと、お申し込み時のメールアドレス宛に「お申し込み手続き完了メール」が自動配信されます。
※「@google.com」のドメインからメール受信できるよう設定変更をお願いします。
STEP②
申込締切日以降(6月中旬頃)に受講可否通知をメールにてお知らせいたします。
STEP③
受講を許可された方を対象に受講料払込票(コンビニ払い)を郵送いたします。ご入金締切日までに受講料をお近くのコンビニエンスストアにてお支払いください。
STEP④
受講料の入金が確認できた方を対象に講座開始3日前(7月5日)に、事務局から参加方法等(Zoomご入室用URLを含む)を記載したご案内メールをお送りいたします。
講座内容について
以下の内容で実施いたします。
日 時:7月7日(金)18:30~20:00 テーマ:社会的養育の子どもとライフストーリーワーク 講 師:徳永 祥子(立命館大学 衣笠総合研究機構 准教授) |
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本講座では、まず初めに、生まれた家族と離れて暮らす(社会的養育)子どものおかれている状況について解説した後に、特に「ライフストーリーワーク」について詳しく取り上げます。「ライフストーリーワーク」とは、離別の理由を含めた過去と現在の自分にまつわる情報を子どもが知り、等身大の自分と家族について理解した上で未来について考え、歩んでいくための支援です。 | |
日 時:7月28日(金)18:30~20:00 テーマ:治療的司法の現場から-万引き事案を中心に、障害事案も含めて- 講 師:西谷 裕子(大阪弁護士会所属 リバティ総合法律事務所) |
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刑事司法の現場から、「治療的司法」の取組みをご紹介いたします。 対人援助職の方々が最も身近に接するであろう窃盗事案について、万引きやひったくりなど軽微な類型を中心に、クレプトマニア(窃盗症)といわれる人々も含めて、どのような治療的対応をしているのかについて、ご報告したいと思います。 さらに、時間に余裕があれば、窃盗罪のみに限定せず、発達障害、知的障害の方、さらに境界知能域の方に関する事案についても、ご紹介できればと考えています。 |
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日 時:8月25日(金)18:30~20:00 テーマ:食と対人援助:精神疾患患者への食を通した精神栄養学的アプローチ 講 師:井戸 由美子(京都女子大学 家政学部 食物栄養学科 教授) |
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近年では食習慣と精神疾患との関連が徐々に指摘されるようになってきており、精神疾患のリスクとなる食習慣や逆に生活習慣病のリスクとなる精神疾患の病態も報告されています。栄養指導では、端的には「適量でバランスのよい食事」を目指すことになりますが、それを個別性・多様性に対応させる為には、その科学的根拠を理解してかかわれる素地が重要となります。本講では対人援助がテーマであることを鑑み、精神栄養学的機序等に触れながらも、それを生活習慣改善に活かす為の方法やその有用性についてお話ししたいと思います。 | |
日 時:9月8日(金)18:30~20:00 テーマ:対人援助に関わる人が“受援”するとき 講 師:黒瀧 安紀子(京都橘大学 看護学部 看護学科 准教授) |
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感染症が蔓延し、自然災害も多発し、社会情勢が安定しない中、不安を抱えている人が増えています。多様な背景を持つ人々がより健康に、よりその人らしい生活が送れるよう、多職種での支援が求められています。そして、対人援助に関わる専門職は、支援する力だけではなく、受援する力(支援を受け入れる力)も向上していくことが求められていると感じます。健康危機下での受援について、研究や経験を含めてお伝えします。 | |
日 時:9月22日(金)18:30~20:00 テーマ:子ども・若者ケアラーの現状と支援をめぐる課題 講 師:斎藤 真緒(立命館大学 産業社会学部 現代社会学科 教授) |
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「ヤングケアラー」は2021年流行語大賞にノミネートされました。ケアを担う子ども・若者はどのようなことを課題として感じているのでしょうか。どのような支援が必要なのでしょうか。「ブーム」となりつつ今だからこそ、あらためて、問題の「射程」と「次元」について、皆さんと一緒に考えたいと思います。 | |
日 時:10月6日(金)18:30~20:00 テーマ:多様な人々で構成する「共生社会」を生き抜く力について 講 師:ウスビ・サコ(京都精華大学 人間環境デザインプログラム 教授、全学研究機構長) |
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グローバル化する社会では、多様な人々が、お互いの違いを尊重しあい、深く理解しあい、個々が大切にする「軸」を認めあいながら共存していくことが求められます。また、共同体から集合体へと社会基盤が変化するなか、多様な人々で構成する『共生社会』をどのように形成するのか、人々はどのようなコミュニケーションの仕方をするのか?本講義では『共生社会』をどのように生き抜くのか、皆さんと考えていきたい。 |
京カレッジ会員について
お申し込み時に希望された方は、受講料のご入金確認後に京カレッジ(会員費:無料)を発行いたします。京カレッジの会員の特典として、京カレッジ募集ガイドに記載されている各大学・各短期大学の図書館が利用可能となります(利用については、各館の規程や指示に従いご利用ください)。
※会員証発行にはお時間を要する場合があります。
お問い合わせ先
公益財団法人大学コンソーシアム京都
京カレッジ(京都学講座)担当 9:00〜17:00(日・月曜を除く)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る キャンパスプラザ京都1階
TEL.075-353-9140 FAX.075-353-9121
MAIL:miyakare■consortium.or.jp(■を@に変更して送信してください)
※お問い合わせ受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)