京都学講座開講15年特別企画「京の四季とまつり」を開催
京都市と公益財団法人大学コンソーシアム京都が社会人を対象に提供する生涯学習事業「京(みやこ)カレッジ)」の出願受付開始を前に3月7日、特別イベントとして「京の四季とまつり」をキャンパスプラザ京都で開催しました。このイベントは、京都を多角的に深く学んでもらおうと京カレッジに設けている「京都力養成コース」を広く知ってもらうことを目的としています。同コースに講座を提供している大学コンソーシアム京都の「京都学講座」が開講15年目となることを記念して企画しました。
満員となった会場
当日は、民俗学が専門の八木透・佛教大学教授による講演のほか、京都市東山区出身で祇園東の芸妓として活躍する雛菊さんがトークゲストとして登場。定員280名の会場は開場と同時に満員となり、急遽、別会場で本会場の様子を映像で流すなど、約400名の参加者が八木教授や雛菊さんの話に聞き入りました。
京の四季とまつりをテーマに講演する八木教授
京都学講座の企画委員長を務める八木教授は、京の1年を通した祭りの風情について講演。春から夏にかけては水、秋から冬にかけては火のまつりが多くなることを紹介し、4月から始まる京都学講座「京のまつりと賑わい」に参加してぜひ京のまつりの変遷について知ってほしいと呼びかけました。
八木教授と雛菊さんによる対談
講演後は雛菊さんも壇上に加わり、八木教授からの質問に、舞妓時代のエピソードや後輩への思いを吐露。京のお祭りについて聞かれると、はんなりした京のまつりが大好きと京ことばで応じると、会場は和やかなムードに。踊りや笛も披露するなど、会場に彩りを添えました。来場者からは「とても面白い企画」「現役芸妓のお話を聞けたのは貴重な体験だった」「八木先生の話が分かりやすかった。ぜひ京都学講座を受けてみたい」と評判は上々のようでした。
踊りを披露する雛菊さん
2015年度京都学講座「京のまつりと賑わい」の全14回の出願は京カレッジの出願期間と同じ3月10日から21日まで。1回ごとの参加も可能です。詳細は京カレッジ「京都学講座」のホームページをご覧ください。
京カレッジ「京都学講座」への出願について
京都学講座についてはホームページをご覧ください。お問い合わせ先
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 京カレッジ 担当TEL 075-353-9140 FAX 075-353-9121
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内