ブックタイトル学生のまち京都推進計画

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学生のまち京都推進計画

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学生のまち京都推進計画

1キャンパスプラザ京都第1編 計画策定の趣旨など(1)「大学のまち・京都21プラン」の策定と大学コンソーシアム京都の設立,キャンパスプラザ京都の設置昭和50年代後半,京都市は,相次ぐ市外への大学転出の動きの中で,大学振興を市政の重要な柱の一つと位置付け,昭和60(1985)年に大学問題対策委員会を設置。さらに,21世紀に向けた「大学のまち・京都」のビジョンを示し,大学と地域の総合的な発展を図るため,平成5(1993)年に,「大学のまち・京都21プラン」(以下「21プラン」という。)を策定しました。21プランに基づき,平成6(1994)年に全国で初めての大学間連携組織である「京都・大学センター」が設立され,平成10(1998)年には,産学公連携のもと,我が国で初めての大学コンソーシアムである「財団法人大学コンソーシアム京都」(平成22年に公益財団法人へ移行。以下「大学コンソーシアム京都」という。)が設立されました。また,平成12(2000)年には,大学相互間及び大学と産業界,地域社会などの間の連携及び交流を促進する活動拠点として,京都駅前に「京都市大学のまち交流センター(キャンパスプラザ京都)」を建設するなど,「大学のまち」として他都市に例を見ない先進的な取組を進めました。平成16(2004)年には,21プランの後継計画として,「大学のまち・わくわく京都推進計画」(計画期間 平成16[ 2004] 年度から平成25[ 2013] 年度まで)を策定。大学・学生,大学コンソーシアム京都,地域・市民,産業界・企業,行政がそれぞれの役割を果たしながら,連携して取り組むべき事業を示し,推進してきました。(2)「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画」の策定・推進平成21(2009)年,京都市と大学コンソーシアム京都は協働で,「大学のまち・わくわく京都推進計画」を一新し,「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画」(計画期間 平成21[2009]年度から平成25[2013]年度まで)を策定しました。この計画では「大学のまち」の推進から,学生がいきいきと輝き,京都の大きな力となることを目指し,学生に強く焦点を当て,魅力と個性あふれる「世界に誇る『大学のまち』『学生のまち』」の実現を目指した取組を推進してきました。計画の最重点ポイントとして,「学びの環境の充実」「大学の国際化」「学生のまち」「産学公地域連携」の4つの柱を立て,54施策(うち19施策が重点施策)を推進しました。「学びの環境の充実」では,京都の大学において学部などの新設やキャンパス・大学施設の整備拡充が進むほか,1 これまでの京都市・大学コンソーシアム京都の取組