取組名称
「愛知学長懇話会SDGsプロジェクト(SDGs企画委員会)」
取組の概要
愛知学長懇話会では、2019年度に「SDGs企画委員会」を設置し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた「SDGsプロジェクト」を実施しています。同委員会には、趣旨に賛同する愛知県内の複数大学から委員が参加しています。プロジェクトでは、諸大学が持ち回り開催する「SDGsリレーシンポジウム」の企画・実施や「サイエンス・トーク」への講師派遣、SDGs情報発信などを行っています。
取組の目的
本取組の目的は、愛知県の大学ネットワークとして、地域の各種ステークホルダーとの連携を図りながら、SDGsの達成に貢献できる大学生・大学院生の育成をおこなうことです。また、SDGs企画委員会の設置目的は、サステナビリティに関する各大学の専門家が有する知識を持ち寄り、共有することで、大学の垣根を超えたローカル・グローバルな社会貢献を行うことです。
実施成果
2023年度は、SDGsをテーマとする大学生の研究および活動発表会として、「SDGsリレーシンポジウム」を2回開催しました。12月16日には、第16回リレーシンポジウムを対面で開催し、SDGsの情報交換を行いました。また、あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワークのサイエンストークにも講師を4回(4名)派遣し、市民との対話を行いました。
今後の展望
昨今、SDGsへの関心はあらゆる分野で高まっています。愛知学長懇話会のSDGs企画委員会も、高等教育機関が担うべき役割として広く認知され始めています。また、愛知県内の「SDGs未来都市」には、県のほか7市が国から認定されており、地域と大学が一体となって、持続可能な社会づくりを実現していくために、SDGsをキーワードに、更なる取組の発展が期待されます。