取組名称
わくわくサイエンスin科学館
取組の概要
旭川市科学館を会場に旭川市の高等教育機関である3校が展示ブースを開設し、市内5高校からは6科学系クラブが参加しました。2023年度は、これまでになかった「数学(立体構造)」と「バイオミメティックス」の展示も行い合計18の展示ブース数となったため、科学館の特別展示室会場と学習研修室会場、およびエントランスホールの3会場を利用して実施しました。
取組の目的
大学の研究成果の社会への還元、および次世代を担う青少年に科学的興味を育んでもらうことを目的に、旭川市内の大学や専門学校、および高等学校科学系クラブが一堂に会した、自然科学を中心とした科学実験・実習を一般市民の目の前で提示するサイエンスイベントとして毎年開催しています。
実施成果
6月と2月の2回実施しましたが、冬季開催で天候が吹雪にもかかわらず、6月の開催に近い500名を超える来場者があり、アンケート結果をみても、多くの市民(小中学生が中心)が楽しみながら自然に、科学に興味を持っていくことが浸透していることが分かりました。また、市民と高等教育機関の学生・教員との交流の機会ともなり、学生のコミュニケーション力向上の場ともなっています。
今後の展望
展示に参加している、科学系部活動を行っている高校生へのアンケートでは、この「わくわくサイエンス」への参加を通じて「自分の勉強になり、知識が広がった」との意見が多く、さらに高校の参加拡大を図ることとしています。