取組名称
高大連携事業
取組の概要
県内の教育委員会(広島県、広島市、呉市、福山市)、広島県私立中学高等学校協会、広島大学の附属高等学校、山口県岩国地区及び岡山県井笠地区の高等学校と協定を結んで、実施しています。
また、毎年8月上旬を「大学へ行こうウィーク」として重点的に広報しているほか、高校と大学の教員が高大連携のあり方について意見交換を行う「高大連携研究交流会」の開催に取り組んでいます。
取組の目的
大学の授業科目の高校生への公開を通じて、高校生が大学の高度な教育・研究に触れ、高校教育と大学教育の円滑な接続に資することを目的に取り組んでいます。大学の正規の科目を受講できる「公開授業」と高校生のためにデザインされた「公開講座」、大学での学びを早期から関心を持ってもらうことを目的とした「中高大連携公開講座(大学で何を学ぶか)」などを開講しています。大学入学後に単位が認定される科目等履修生制度も実施しています。
実施成果
2024年度の「公開授業」は、提供大学8校から30科目の提供があり、受講申込は44人、そのうち6人は「科目等履修制度」を利用した申込がありました。また、「公開講座」については年々充実し、2024年度には提供大学19校、提供131講座、参加高校68校、受講申込4,711人と過去一番多い申込数となりました。
今後の展望
各大学の特色ある「高大連携公開講座」を充実させるとともに、早期から大学の学びに関心を持ってもらうことを目的とした「中高大連携公開講座(大学で何を学ぶか)」での教室単位のオンライン授業の開講校数の増加を目指します。また「公開研究授業」に大学教員や学生が参加するとともに、高校教育と大学教育の連携など、様々なテーマに沿った研修会を開催し、高校側と大学側の相互理解を促進して、高大連携の充実を図ります。