取組名称
「ふくい地域創生士」認定
取組の概要
COC+事業において制度化され、平成29年度より認定者を輩出し、現在はFAAふくいアカデミックアライアンスが制度を継承しています。各機関等の地域志向科目等から12単位以上を修得すると共に、地域でのインターンシップまたはこれに類する活動(PBLやボランティア活動など)に取組み、課題解決能力を身に付け、地域の持続的発展に貢献できる高い資質を備えた人材であることを認められた者の証として認定されます。
取組の目的
福井県内全ての高等教育機関が連携し、福井というフィールドで学んだ知識や学習プロセスを通して、どのような地域や現場においても自ら課題を探索し、これを解決できるポテンシャルを有する人材を育成し、地域社会の持続的発展に貢献できる人材を定着させることを目的としています。
実施成果
平成29年度から認定を開始し、令和5年度までに453名を認定しました。令和2~3年度にはコロナ禍の影響による減少も見られるものの、各年度毎の認定者は初年度の50名を超える数で推移しています。
また、前年度に引き続き令和6年3月にふくい地域創生士認定証授与式、ふくい地域創生アワード表彰状授与式を開催し、併せて、ふくい地域創生士OBOGを交えたディスカッションを実施しました。
今後の展望
地域の企業等や学生に対しての認知度の低下が課題となっており、コロナ禍の影響も重なって、科目数や受講者数も減少傾向にあります。
「未来協働プラットフォームふくい」と連携し、地域における認知度向上の取組や、社会情勢の変革に伴う地域・産業界の求める資質等の変化に対応し、多様性を合わせ持った人材の育成を目指します。