取組名称
共通授業
取組の概要
大学コンソーシアム学都ひろさきに加盟している3大学が共同で、青森県弘前市の課題について1日1テーマを設定し3日間の集中講義を開講しています。
講義は各大学教員やゲストスピーカーとして弘前市職員等から地域の様々な課題についてオムニバス形式で講義を実施し、その解決策についてグループワーク等を行います。
本講義は単位互換ではなく、各大学で講義を設定し、それぞれが実施主体として共同で開講している点に特徴があります。
取組の目的
「地域の課題を理解し、地域の発展を考える」をテーマに、地域の課題を具体的に理解し、その解決について自ら考えることができる人材を育成することを目的として開講しています。
令和6年度は①「性の多様性と学校教育」②「地域イノベーションをデザインする」③「社会的つながりとウェルビーイング」の3つのテーマで講義・グループワーク等を行います。
実施成果
大学コンソーシアム学都ひろさきに加盟している3大学の学生が一堂に会して受講し、他大学・他学部・他学年等の普段は接する機会の無い学生同士がグループを組むことで、多様な思考や課題の捉え方、議論の方法を学ぶ機会となり、自発性や自己啓発を促すことができています。
また、ゲストスピーカーに弘前市職員を加えることで、「問題・課題がよりリアルに感じることができた」等のアンケートが寄せられており、具体性をもったグループワーク実施の一助となっています。
今後の展望
本講義は単位互換ではなく、各大学で講義を設定し、それぞれが実施主体として共同で開講しているため、普段接する機会の無い他大学学生と活発的なグループワークを展開できているため、今後も学生が興味を持ちやすく、かつ、弘前市の現状や将来の懸案事項等を意識しながらテーマ設定をし、この形態を継続していきたいと思います。