取組名称

兵庫国際交流会館における国際交流拠点推進事業（G-Navi）

取組の概要

独立行政法人日本学生支援機構の委託を受け、留学生宿舎である「兵庫国際交流会館」を地域の国際交流拠点として活用する事業を推進。2016年度から現在まで、大学連携・産官学連携による人材育成をテーマに５つの取組課題の下、活動しています。2028年度まで継続事業。

１外国人留学生の活用と相互理解・共生推進
２高度外国人材としての留学生向けキャリアサポート
３防災教育
４地域連携
５留学生・国際交流情報の発信事業・支援者間ネットワークの体制整備

取組の目的

外国人留学生と日本人学生、社会人が国・地域や所属大学、機関の枠を越えて、兵庫国際交流会館及び周辺地域において交流活動と相互理解を促進する国際交流事業に取り組みます。
大学間連携組織としてのコンソーシアムの特長と産学官連携ネットワークを活かした人材育成・教育活動のコーディネートを通じて、留学生と日本人学生等の異文化理解、地域社会での留学交流と留学生に対する理解の促進を目指しています。

実施成果

学生・大学・企業・地域のニーズを結ぶ「オフキャンパス」の国際交流拠点として、大学コンソーシアムならではの産官学連携の仕組みを生かすことで、新しい価値の創出につながる取組みが、委託元にも評価されています。
コロナ禍という通常とは異なる状況でも、地元経済団体（関西経済連合会）等との協働によるアンケート調査や留学生向け就職支援セミナーの即時対応など、従前以上に留学生向け支援を展開。
また、高校生向けプログラムでは国際交流を担う次世代との関わりも育んでいます。

今後の展望

当コンソが社団法人化した2016年度より、新規事業として「多文化共生社会の実現」「大学連携・産官学連携による人材育成」を視野に入れ、大学教育（オンキャンパス）と地域での学び（オフキャンパス）の還流を企図し展開しています。
留学生に対する就職支援、留学経験者のネットワーク化の支援等も留意し、より一層、留学生支援に係るネットワークの整備と情報発信力の強化による留学生交流・国際交流を推進していきます。