取組名称
関門における地域と社会の貢献に関する事業
取組の概要
①単位互換制度を活用した共同授業
加盟大学において単位互換協定を締結し、「関門学」および「現代の教養」の分野で各々の大学が授業を提供しています。各大学の在学生は無料で連携大学の提供授業が受講可能です。
②共同授業の一部を市民へ公開(公開講座)
共同授業の一部の科目を一般市民へ公開講座として開放しています。
取組の目的
関門地域にある大学が相互に連携・協力することにより、関門地域の高等教育の充実および発展を図るとともに、学生だけでなく両市民にも研究成果を還元することで、地域社会へ貢献することを目的としています。
共同授業については、2008年度に設立の準備(単位互換に関する包括協定の締結等)を行い、2009年度から運用が開始されました。
実施成果
2008年12月に設立してから、北九州市立大学・九州共立大学・九州国際大学・西日本工業大学・下関市立大学の5大学が継続して取り組みを実施してきました。
2022年度はコロナ禍のため公開講座は実施できませんでしたが、共同授業として6科目を開講し、5大学で計122名の学生が受講申請しました。
今後の展望
今後も本コンソーシアムの事業目的である、関門における地域と社会に貢献できるよう、共同授業と授業の市民開放の取り組みを進めていく予定です。