取組名称

産学連携教育プログラム（旧インターンシップ・プログラム）

取組の概要

就職活動としての就業体験ではなく、大学における学びの一環として位置づけ、実体験と教育研究の融合による「学習意欲の喚起」「高い職業意識の育成」「自主性・独創性のある人材育成」を目的とした教育プログラム（コーオプ教育）として、1998年度より全国に先駆けて開始しています。 単なる就業体験にとどまらず、実践から「働く」を考え、社会人基礎力を育成するカリキュラムを持ったキャリア教育として、受講生の評価においても高い満足度を得ています。

取組の目的

本プログラムの目的は、参加学生が「社会人基礎力」を学生の間に身につけることです。社会人基礎力は意識し、鍛えることで徐々に身につけることができます。社会人として必要なマナーや言葉使いなど、今後社会で生きていく上で必要な能力（前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力）を身につけられるプログラムとしており、国際社会をリードする人材の育成を目指しています。

実施成果

1998年に事業開始以降、プログラムの修了生は約10,000人にのぼります。受講者からは、「社会人としてのマナーだけでなく、周りと協調していくことなど、より大切なことを学ぶことができた」、「 自主性をもって行動することや人前で話すことが苦手だったが、プログラムに参加することで自信につながった」など自身の成長につながる貴重な体験ができたといった声を得ています。

今後の展望

本プログラムは、事業開始当初から一貫して「教育プログラム」として実施しています。今後も単なる「会社見学」や「社会人体験」で終わってしまうことがないよう、事前学習時のゼミクラスにおいて一人ひとり指導してから実習先に送り出します。受講生がこのプログラムを終えて自分の大学に戻ったとき、残りの大学生活をどのように送るべきなのか、新たな「気づき」を得られるプログラムとしてより重要性は増していくと考えられます。